合流
暑くなってきた
ラゴス:えーと、おはようございます
ガー:おお、話は聞いている、行こうか
昨日、アールに言われた通り潜入衛兵「ガー」と冠を見に行く、見るだけなら許可も簡単におりるのだ。
ガー:さあ、そこに見えるのが「風の冠」だ
ラゴス:あれが・・・
ガー:この冠は、諸説あるがおよそ2000年前程に置かれたとされている、暴風から我々を守っている重要なもの。そう説明書きがあるね、アールはこれがおかしいと言っていた、彼の言いたいことはわかったかい?
ラゴス:はい、なんとなく
ガー:すごいね、私は最初ちょっとよく分からなかった、「正す」とは本来の風の向きを取り戻すということだとね
ラゴス:そうなんですか?!・・・・・・てっきり、
微風ぐらいを流すのかと、
ガー:ふむ、ここの上空の風向きを知ってるか?
ラゴス:前上空いったときにもなんか地元と違うなと思いましたけど
ガー:本来発生しないはずの渦が発生しているんだやべぇ渦が
ラゴス:そうなんですね、それが「正す」かぁ
そう言いながら冠を眺めていると
ガー:どうだい実際に見てみて
ラゴス:いや、すごいです、まさに、冠です!
ガー:ははは!お前、、、面白いな!でも、正直俺も、大層なことは言えないな
ガー:どれ、1度帰るか
アール:お、おつかれ
ドアを開けるとこちらを見てそう近ずいて来る。
アール:どうだった?
ラゴス:はい、すごい綺麗で、神秘的でした
アール:うん!いいね、まだ明るいしもうひとつやって欲しいことがあるんだ
ラゴス:はい、なんでしょう
アール:実は、冠のある場所で異常があったらしい、既にガーがこのことを調査し始めている、それを手伝ってくれ
ガー:よろしく
ラゴス:わかりました
アール:じゃあ、早速行ってきてくれ、せっかく帰ってきてくれたのに悪いね
ラゴス:大丈夫ですよ
ガー:そんなに遠くないし
アール:あ、ちょっとラゴス、ちょっと話したいことがある
そう言われたので、ガーと待ち合わせ場所を決め、アールのもとへ行く。
アール:今回の事件の、調査長はガーだけど、相変わらずこの組織の代表は僕、基本的に僕の命令を遵守してくれ、あと今回の事件で武力は極力抑えること、つまり、下手に突っ込むなということ
ラゴス:了解しました、では行ってきます
アール:頼んだよ!
ガーと待ち合わせる場所は城門前、最初にあったところの近く。
台風の目の行き方
まず、台風の目という組織は変装が得意である、そのため昼間には見えないように加工がされている、そして夜はくらいから見えないという訳、下からではなく上からなら空に浮かぶ島と酒場が見える、そしてこの街には風の渦が上空にありその中心下が冠、そしてその周りには上昇気流がある、しかしこれは冠の力で無くなっているので、あの石畳の上で呪文を唱え、冠の力から一度その場所を逃すと上昇気流で飛んでいく、これにより簡単に上空に行ける後はすぐに見つかるだろう、息を止めて空を飛ぶのだ。