死線を……
オリーブ:はぁ!
毒の効かない敵にオリーブは苦戦を予想した、
オリーブ:あいつ、いい"モノ"研究してんじゃねぇか
以外にも毒が強力だったようだ。
マービ:よっと、んーどうやって戦おうか?
魔力には自信があるマービも流石に意識しないといけないくらいになってきた。
マービ:わっ!
死苦の攻撃が当たりかける。
マービ:戦うどころじゃないわね……隙を見つけるまで避けに専念するしか……
オリーブ:ほいっ!
死苦にひと瓶命中する、動きが緩まる、隙ができる。
マービ:あっ!───"集え震えよ"「闇夜」
死苦の動きが完全に停止する
スオウがすかさず死苦の体中に無数の傷をつける、そこに毒が命中する。
死苦「イトス」:ぐっおぉぉうぅう
オリーブ:へっ!効いてるなぁ?
死苦「イトス」:ふっ、まだこれからよ!────────「沸沸湧毒」
オリーブ:!?跳べっ!
地面から毒が湧きでているらしい、跳んだだところで宙に浮ける訳では無い。
オリーブ:消毒!間に合うか!
あの毒は無色透明、匂いは少ない、死苦が使う毒の中にはあれだけだ、ウォビーヒ酸だ。
オリーブ:よしっ持ってる!
オリーブが瓶を投げる液体が飛ぶ。
オリーブ:分かりやすいよう色を付けておいた!青いとこだけ踏んでくれ!
総員:了解!
ラゴス:あっ!なんか青くなってる!なるほど、あそこが毒なのか……
再び戦場に戻ったラゴスは勘違いしていた、走るその足が毒を踏む、靴が煙を出して溶け始める。
ラゴス:あれ?え!みんな青いとこ踏んでる!こっちが毒?!
すぐ出ようとするも、根が靴を掴んだ。
ラゴス:あ!地面に足が!……あれ痛くないな
ラゴスはこれでも竜人で、流石は幻獣人と言ったところだった。毒は効かないのかも知れない。
ラゴス:ふー良かった良かった
マービ:あれっ!ラゴス!なにしてんの安静にしてなって
ラゴス:怪我はもう大丈夫、それよりこの毒は?
マービ:死苦が出した毒、オリーブが消毒したところが青くなってる!
ラゴスが大声を出しているのに比べ、マービはしっかり魔法拡声でしゃべっている。
オリーブ:おい!かなりまずいぞ!
飛び交う鋭い爪とゾンビ達、オリーブ達にできることはこの小さな安全地帯を守ることだけだった。
マービ:へっ、オリーブ!私が倒れたら魔力薬奢ってね!
マービはそう言うと背中につけていた杖を取る、ラゴスは今まで杖で魔法を使うところは見たことがなかった。
マービ:みんな!耳塞いでおいてね!
"集え響け"「鯨声」
波動が伝わる、音ではなく衝撃波に近い気がした、耳ではなく腹が震えた。それどころか体が言うことをきかず、縛られたようになった。
オリーブ:!!!すげぇ魔法だ……
魔法は死苦に集中して放たれたのだろう、その
衝撃はラゴスやオリーブのいる所よりもさらに強い。
だが、死苦はその身を奮い立たせた。
死苦「イトス」:とん…でもない…魔法だ…が…この程度ならば
マービ:はぁ、はぁ、オーブは壊せなかったか…
死苦「イトス」:よくも我をここまで追い詰めた、正直、「生苦」無しでここまでやれるとは思わなかった。だが「生苦」は今この星に居ない!我を倒せる者は居ないのだ!
マービ:ちっ、ゾンビ達と同じ力か……
オリーブ:どうする?俺の獣化も解けそうだ……
スオウ:私はまだ戦える、博士と魔女、ここは
境界警備隊を信じて基地に戻っていて
マービ:そうするしかない、か
ドン!と何かが地面にぶつかる、ラゴスの眼前に何かが落ちてきた、土煙の中に人影が見える。
足元が凍り始めた、寒気がする、まるで、血が凍るかのようだ。
ラゴス:だれ、ですか!
震える声で言った。
???:お前がもう一人の竜人か?
ラゴス:ああ、竜人だ
???:"もう一人"と違ってただの獣人と変わらねぇ柔いやつだな、
ラゴスはその言葉に反論する余地もないほどに
眼前に立つ白髪の女子を恐れていた、辺りに血の匂いがする。彼女は瞬きの内に死苦の前へ立った。
死苦「イトス」:ウリーク、なぜ……ここに
ウリーク:あーそんな名前だったねここ
生苦派の信者:生苦様!生苦様
ウリーク:そんな感じね今回は、、、、、遥々やって来たんだ、お前から"嫌いな"匂いがするからな
死苦「イトス」:ふん!冷たいだけの雑魚がっ!
死苦が動く前に死苦の両手は既に無かった。
ウリーク:お前、蘇生に手出したんだ
ウリークの手は死苦が大事そうにしていたオーブの所にあった。
ウリーク:これで蘇生とかしてるんだ、遊べそうだね色々
死苦「イトス」:待て、何を……す…るつもり…だ
死苦の背中に剣の先端が光る、刺されたのだと理解するのに、見ていた者も、死苦でさえも時間がかかった。
ウリーク:ほら、生き返った、何?憧れたの?
そう冗談のように言う彼女の顔は相変わらず無表情で、雪のように白い肌と合わさり、人形を感じさせる。
死苦「イトス」:嬉しそうにして、お前がこんなに喋るのは何時ぶりだ?
ウリーク:しらね、昨日とかじゃない?
死苦「イトス」:ふざけおって
今度は死苦が氷漬けである、死苦派の信者達も黙っておらず、凍りついたゾンビ共を置いてそっちへ向かう。
近づく信者達を1歩も動かず氷漬けにすると、今度は巨大なドームを作ろうとしているのか、陰ができる。
マービ:わっ!
これにより死苦と生苦がこのドーム内に隔離された。
オリーブ:はっ!どうだ、死苦は倒せたか!
マービ:それが…………
オリーブ:それはまずい……生苦様は最強だ、死苦程度相手にならないだろう、さらにその様子、これまでの記録にはなかった、このままだと死苦が殺される……
マービ:だめなの?
オリーブ:この星は死と生があるからこそなんだ、死が欠けないようにしないと、生苦を止めるぞ!
鯨声
マービの創作魔法今までの創作魔法とは違い、単純に爆音出すだけ、威力がかなり強いが、連発出来ない、発生遅い、魔力消費ヤバい、味方もくらう、
ダメージの期待できる範囲が狭いと問題だらけ。
ここから改良を、重ねるらしい




