オリーブ博士
お久しぶりです。先週は祭りあって疲れてしまってェ
今日からは頑張ります。
マービ:おお!雰囲気ありますねー!研究室ぽくて大学もこんな感じでした~
オリーブ:迂闊に物に触らないこと、もちろん、植物達にも
マービ:はい!
オリーブ:うん、こちらは昨日やってた研究で強力な蔦をもつ魔法植物だ。新種なんだが、この感じだと危険植物に分類されそうだ
マービ:他にも危険植物ありますか?
オリーブ:002"鳳閃花"は有名で、派手な危険植物だ、そもそも、危険植物は魔法植物の内資格を持たない一般人が所持できない植物だ、001~054まで現在指定されている、なかでも、二級危険植物の資格では所持できない
001~015と049~054は特に危険だ、まぁもっと
秘匿された危険植物もあるけど……
マービ:ああ!これが鳳閃花ですね!もう見た目で分かりますよ!
オリーブ:試しに爆発させてみよう、着いてきて
ラゴス:危なそうだな……
マービ:楽しみだなぁ!
オリーブ:さぁ、これが鳳閃花の種子だ、これを投げて
オリーブは頑丈そうな石の部屋の奥の方にそれを投げて────
オリーブ:「グロウ」
鳳閃花の種子が、光る、光の中から植物が生える、そして、実をつける。
オリーブ:そろそろだ
ボンッと音を立てて、なにかが弾ける
ラゴス:イテッ
なにかが腕にあたる、ヒリヒリと痛む、恐らくあの爆発の産物だろう。
オリーブ:魔力を貯めて実を爆発させる、そうすることで、種子遠くに飛ばすんだ、それが危険だから、危険植物分類、今のは最小威力だったけど、込める魔力や、魔法の種類で威力は跳ね上がる
マービ:すごーい!
マービが目を輝かせる。ラゴスは腫れた所をなでながら話す
ラゴス:確かに危険植物ですね……これは
オリーブ:当たった?ごめんなさい……「ウクヒ」
ラゴスの腕の小さな腫れが収まる。
ラゴス:ありがとう、まぁ大したことないよ
治った後に言うので、少々格好わるい。
オリーブ:ほかの植物が危険な毒や、蔦だったりするのに対し、これは爆発というわかりやすく危険なやつだから、危険植物で一番有名なんだ
オリーブ:あと紹介出来そうなものは…………
オリーブはその後も危険な魔法植物を見せてくれた、生える場所から、茎を伝う水をも汚染する植物、武器を取り込み消化する植物など、分かりやすく危険なものは全て教えてくれた。
マービ:親切にありがとうございました!またお会いしましょう!
ラゴス:さようなら~
オリーブが色々教えてくれたのは、この星での危険についてでもあった、危険植物はこの星に当たり前ながら存在している、もちろんこの街の付近にはないが、君達が旅人なら、ここに留まることもないだろうし、ということなのだろう、他にも
これからどこへ行くといいか、この星の生と死とは何なのかそんなことを教わった。
マービ:よーし次はこの街を出て、妖精の森とやらに行こう!オリーブ博士もそんなこと言ってたよね?
ラゴス:うんうん、行こう行こう!
妖精の森とは、オリーブ曰く、耳の長い、小さな羽をもつ、魔力を帯びた生物の住む場所らしい。その生物はエルフとも妖精とも呼ばれ、森で静かに生きているとか。
ラゴス:そんな遠くなくて良かったー
マービ:そうね、あんまり歩くと疲れちゃう
ラゴス:その妖精とやら、珍しい種族なんだっけ?
マービ:私も見たことないわ~、結構珍しいと思う
妖精:はーい旅人さん、ようこそ妖精の森へ
ラゴス:こんにちは!
マービ:こんにちは!
妖精:どうぞ、あっちに集落があります、道なりに進めば着きますが、案内しましょうか?
マービ:お願いします!
妖精:承知しました、隣の方も御一緒ですね?
ラゴス:はい
妖精:では、参りましょう
妖精の姿は思っていたより大きくマービより少し大きいぐらいの背丈で、透明で小さな羽をもち、飛べると言った感じではなかった、竜人の翼は、普段は小さく折りたたんでいるとはいえ、その大きな体を飛ばす翼は、しっかりとしていた、飾りの羽なのだろうか。
そういえば、オリーブからはこんな話を聞いた、「生と死を称え崇め敬う我々草星の民に平等な死と生あれ」これは、あの街の広場に刻まれている言葉で、昔からのこの星の民の考えが示されている。街があるのは生の領域だが、生だけを特別扱いしているのではなく、死あっての生である、という考えなのだ、この星の人は。では妖精は?もちろん草星の民だが、死と生自体を崇めているのではなく、尾を飲む蛇「ウロボロス」をその象徴とし、崇めているらしい。
妖精:着きました、ここが集落です
マービ:わぁ、なんだか幻想的な場所ですね!
妖精:ここの明かりはは全部、燐光の花を吊るしているので、柔らかで自然を感じるんです、私もここに生まれて良かったですよ、もちろん、ここで死ねることも
獣人
獣人は通常時魔力を帯びていない、魔法を使う時は帯びるが、魔女にならない限りは魔力を帯びることは無い、逆に、魔女になると、自分の魔力に応じて、魔力を帯びてくるので、一部では魔女や妖精など、魔力を帯びた生物は、魔物に近づいていると言われている。




