情報
試験やっと終わった!!
もう遊べる!!!!!!
街の人1:焼きたてのパンが、美味しいよ!
街の人2:りんごにさるなしに花梨!なんでもあるよ!
ラゴス:やっぱり賑やかなのにはまだ、慣れないな。ま、賑やかな方がいいよね!
ラゴスは街を歩きながらなにか、特別なことが、あるかと考えていた。
ラゴス:目的は俺と同じ竜人を探すこと、今の所いないし、街を歩いてたら見つかるわけでも無さそうだ… なにか情報屋みたいなのがあればいいんだけど
こんなにたくさんの亜人種がいるのに、いるのは獣人ばかりであった。
ラゴス:こーゆーのは、城に行くもんだ、それが定石、うんうん
城へ向かうが…
城門の衛兵1:だから、ここから先へは通せん!
ラゴス:いや~そこをなんとか~
城門の衛兵2:そもそも、城にはそんな大層なものはないぞ?何を、求めているんだ?
ラゴス:この角が見えます?同じ竜人を探してて
城門の衛兵1:ほう、お前竜人か、………ふむ、同じ同族を探して……ふむ
城門の衛兵2:竜人なんて、初めて見たよ!握手をさせて!
城門の衛兵1:おい
城門の衛兵2:いやいや、冗談だよ
城門の衛兵1:とりあえず、この城にはお前の求める情報は無い!
ラゴス:はい、、、分かりました、では失礼します
城門の衛兵2:いや、待ちな。───「台風の目」ここからそう遠くないところに酒場がある、そうだな、、今行くとまだ「見えない」だろうから、少なくとも夜だな。そこに行けば何か分かるかもしれない
ラゴス:本当ですか!ありがとうございます、では夜に、行かせていただきます。
城門の衛兵2:お前1人では見つけられないだろう、しかし、私も職務に忙しいのでね、ちょうどあそこの、人を訪ねるんだ。「ガー」からの依頼だと行ってくれ
そう衛兵はラゴスの左肩の方を指さし言った。
ラゴス:分かりました、親切にありがとうございます
城門の衛兵2:珍しいことに出会えたんだそれ相応のことをしなきゃね
夕方が終わりかけて炎星が沈みその赤い光を覗かせている。
ラゴスは、煙たつ古めかしい屋敷の前に立っている。
ラゴス:衛兵さんが言ってたのはここだよな、テスさんには言っておいたし、そして、「ガー」からの依頼、と言えばいいんだな
こんこん こん
重そうな黒塗りの木材が、以外に普通の音を発したので、一瞬、手が止まった思っていたよりも軽いのかもしれない。
???:誰かね、こんな宵の口に、私を訪ねるのは
ラゴス:あ…えーと…「ガー」からの依頼できました
???:ほう、あの兵か、それで、なんのことだい、
ラゴス:えっと、「台風の目」という酒場に行きたくて
???:その若さで「ガー」と会いそして「台風の目」を望むか、ほう、面白い、入りなさい。
ラゴス:失礼します。
その彼は、見るからに老人であった、屋敷の中へ入ると、外からも見えた煙の匂いがして、なんだか眠たくなった。
エザキルビの構造
冠の地を中心にそれを取り囲むように城があり、またそれを取り囲むように城壁があり、またそれを街が囲い、それを水堀兼用水路が囲んでいる。
サルナシ
獣人の好む果物、都周辺には自生していないため、魔法による栽培品や、北方や高原などから運んだものが売られている。