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半竜  作者: りけい
風の星
3/40

情報

試験やっと終わった!!

もう遊べる!!!!!!


街の人1:焼きたてのパンが、美味しいよ!

街の人2:りんごにさるなしに花梨(かりん)!なんでもあるよ!

ラゴス:やっぱり賑やかなのにはまだ、慣れないな。ま、賑やかな方がいいよね!

ラゴスは街を歩きながらなにか、特別なことが、あるかと考えていた。

ラゴス:目的は俺と同じ竜人を探すこと、今の所いないし、街を歩いてたら見つかるわけでも無さそうだ… なにか情報屋みたいなのがあればいいんだけど

こんなにたくさんの亜人種がいるのに、いるのは獣人ばかりであった。

ラゴス:こーゆーのは、城に行くもんだ、それが定石、うんうん

城へ向かうが…

城門の衛兵1:だから、ここから先へは通せん!

ラゴス:いや~そこをなんとか~

城門の衛兵2:そもそも、城にはそんな大層なものはないぞ?何を、求めているんだ?

ラゴス:この角が見えます?同じ竜人を探してて

城門の衛兵1:ほう、お前竜人か、………ふむ、同じ同族を探して……ふむ

城門の衛兵2:竜人なんて、初めて見たよ!握手をさせて!

城門の衛兵1:おい

城門の衛兵2:いやいや、冗談だよ

城門の衛兵1:とりあえず、この城にはお前の求める情報は無い!

ラゴス:はい、、、分かりました、では失礼します

城門の衛兵2:いや、待ちな。───「台風の目」ここからそう遠くないところに酒場がある、そうだな、、今行くとまだ「見えない」だろうから、少なくとも夜だな。そこに行けば何か分かるかもしれない

ラゴス:本当ですか!ありがとうございます、では夜に、行かせていただきます。

城門の衛兵2:お前1人では見つけられないだろう、しかし、私も職務に忙しいのでね、ちょうどあそこの、人を訪ねるんだ。「ガー」からの依頼だと行ってくれ

そう衛兵はラゴスの左肩の方を指さし言った。

ラゴス:分かりました、親切にありがとうございます

城門の衛兵2:珍しいことに出会えたんだそれ相応のことをしなきゃね



夕方が終わりかけて炎星が沈みその赤い光を覗かせている。

ラゴスは、煙たつ古めかしい屋敷の前に立っている。

ラゴス:衛兵さんが言ってたのはここだよな、テスさんには言っておいたし、そして、「ガー」からの依頼、と言えばいいんだな

こんこん こん

重そうな黒塗りの木材が、以外に普通の音を発したので、一瞬、手が止まった思っていたよりも軽いのかもしれない。

???:誰かね、こんな宵の口に、私を訪ねるのは

ラゴス:あ…えーと…「ガー」からの依頼できました

???:ほう、あの兵か、それで、なんのことだい、

ラゴス:えっと、「台風の目」という酒場に行きたくて

???:その若さで「ガー」と会いそして「台風の目」を望むか、ほう、面白い、入りなさい。

ラゴス:失礼します。

その彼は、見るからに老人であった、屋敷の中へ入ると、外からも見えた煙の匂いがして、なんだか眠たくなった。



エザキルビの構造

冠の地を中心にそれを取り囲むように城があり、またそれを取り囲むように城壁があり、またそれを街が囲い、それを水堀兼用水路が囲んでいる。

サルナシ

獣人の好む果物、都周辺には自生していないため、魔法による栽培品や、北方や高原などから運んだものが売られている。

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