近づく里
移動に二話も使っちゃったガラスの説明のせいだこれ
ラゴス:ここは穀倉地帯みたいですね
ガー:そうだ、学校で習ったか?
ラゴス:えっと、なんだっけ
ガー:お前、やっぱり授業受けてないな、農業に必要な風が冠の近くだと無いから、作物が育たない、だから遠くで作って運河で運ぶ
ラゴス:ああ、そうでしたね
ラゴス:かなり歩いてきましたね、もうエザキルビが見えませんよ
ガー:その代わりに山が見えてくるだろう?あれが風衝輪山だ、まぁ
グランディオの方がよく使うか……今からあれを越える
ラゴス:楽しみです!
ガー:一合目の山小屋だ、まだ山だとは思わないぐらいだけど、一旦ここで休憩しよう、山に来るまででも相当歩いてきたからな、飯を食おう
ラゴス:わーい!とは言っても味気ない小麦焼なんですけどね……
ガー:腐らないような食品でいいじゃないか、そんなに不味いわけじゃないだろう
ラゴス:それもそうですね、まだ全然世の中の食品と比べて食べれる方です
ガー:今は八合目程だ、大丈夫か?
ラゴス:平気ですよ
ガー:んー、やっぱりお前凄いな
ラゴス:こんくらい余裕ですよ
ガー:俺は訓練してやっとこのくらいの速度で登れるのに、お前は特に何もしていないのだろう?
ラゴス:まぁ、種族が違いますから
ガー:そういえばそうだな、お前は別に飛んで行けるんだもんな、ごめんな、、こんな地上を歩かせてしまって
ラゴス:いいんですよ、歩くってのもいいですしね、ほら、綺麗な黒い花
そうラゴスは立ち止まってしゃがみ、その花を見つめる
ガー:ふむ、百合に似てるし黒百合とかなのか?
ラゴス:黒なんて珍しいですね、こっちには白い花!
ガー:これは、竜胆みたいな感じだな、専門じゃないし分からん
ラゴス:名前がわからなくても、花は綺麗ですよ
ガー:そうだな
ガー:よーしやっと着いたぞ!
ラゴス:いやー、素晴らしい景色ですね
ラゴスは高いところは慣れているつもりであったが、空から見る空と山から見る空では景色が変わって見えた、眼下に広がる景色もさながら絵のような完成されたものであった。
ガー:実はここトンネルがあるんだよ
ラゴス:え
ガー:お前の訓練のために登ったんだけど、なかなかやるなお前、要らなかったかもなこれ
ラゴス:楽しかったからいいですよ、ささ、山登りが目的じゃないんですから
ガー:そうだな、ほらこっち側はもうカンタービレだ、里の方も目で捉えられる
ラゴス:おお、なんか、地元に似てるな
ガー:エザキルビ以外の村とか里は基本同じ感じよ
ラゴス:へー
ラゴス:「ようこそ!音楽の里カンタービレへ!」だって、なんか、音も聞こえてくるし賑やかで良い所ですね!
ガー:ああ、でも観光しに来たわけじゃない、
この音叉、これの手がかりを見つけに来たんだ
ラゴス:よし、作戦開始、ですね!
風衝輪山
カンタービレを覆う連峰、平均標高は2200m今回ラゴスたちの登ったルートは風衝輪山の中でも比較的簡単な縦山ルートで最大標高は2008m




