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半竜  作者: りけい
風の星
12/40

道中

エピソード11の後書きに誤りがありました、正しくは主星の炎とその他六つの惑星です。炎の星がふたつになってました、修正してあります。

ガー:はい、カンタービレへ用事があって、はい、ありがとうございます


ガーは城下町の外への通行許可を貰って、ラゴスと共に第一城門の外へと出る、一日程の旅の始まりだ。

ラゴス:そういえばあんなふうに検問みたいなものやってるんですね

ガー:お前はこの街の外から来たんだろ?知らなかったのか

ラゴス:飛んできたので

ガー:エザキルビの未来が心配だよ…

ラゴス:実際飛んでくるやつってあまりいないですよね

ガー:いるとしたら、鳥人とかかな


ラゴスは周りの植物に目をやる

ラゴス:いい草原ですね

ガー:そうか?ここは冠であんまり風が来なくなっててなんか湿っぽくないか?

ラゴス:言われてみれば、、

ガー:だんだんカラッとしてくるさ、冠から遠ざかるうちに

ラゴス:ここで湿めっぽかったら、街はもっと湿っぽいはずですよね

ガー:最近は「正す」ことが進行して感じないけど昔は本当に大変だった、、、すぐ腐ったり(かび)が生えたり

ラゴス:なんでこんなとこ住んでるんですか

ガー:うーむ、たしかに、今向かうところもそうだけど、暴風の吹きやまぬ星と言っても、地形とかの関係で吹かないところもあるしな。まぁ、得意の風魔法でなんとかしてたんじゃない?昔から

ラゴス:魔法使えないので分かりませんね、そんなに便利なんですか?

ガー:換気できるからね

ラゴス:俺も習えばよかったなぁ、魔法

ガー:一般学校はなにを習うんだい?

ラゴス:たしか、治癒と炎ぐらいですかね、風も習ったんですけど、なんか扇子ぐらいの風ですね

ガー:一般ならそんなもんだよな、魔法分校行かないと無理だから、普通

ラゴス:ガーさん、魔法分校通ってたんですか?

ガー:そうだよ、ちゃんと卒業したよ七年もかかるんだよ全部で

ラゴス:ああ大変

ガー:でも、沢山のことを学べたし、何より魔法が使えるのはやっぱり面白いね

ラゴス:専門はなんですか?

ガー:鉱物だよ、まあ四年は総合魔法で全部やるし、魔法以外にも言語、数学、歴史、地理、理科をやんなきゃいけない

ラゴス:絶対無理ですね、俺には

ガー:いやいや!無理なんてことないさ、

魔法風星分校程度一年勉強すれば入れるよ

ラゴス:それが無理なんですよ、あ、そういえば魔法と言えば、あの厚い硝子に穴を開けたあれなんなんですか?

ガー:おお、いいね、そんな好奇心があるな、魔法分校に推薦できるよ

ガーはラゴスを見て笑いながら言い、ラゴスは少し照れながら拒否を示した 、ラゴスからしたら絶対行きたくないようだ。ガーは視線を前に戻し、いつもの横顔で言い始めた

ガー:あれは、俺の専門の鉱物の魔法、鉱物には劈開(へきかい)があるものがある、劈開は鉱物の割れ目みたいなもので、あの硬いことで有名な金剛石にも劈開があってそれを叩くと割れてしまう、しかし、金とかには劈開がない、だから割れにくい、そんなふうに劈開は利用できる時とできない時がある。

ラゴスはやっぱりわかんなくなってきたが、熱心に説明を聞いた

ガー:だから、どんなものにも適用される劈開があったら便利でしょ、そのために研究が進められて、俺が七年生の時に教授が完成させたものを教えてくれた、それがどんなの物質にも適用される、魔法劈開、物質に宿る魔力の流れを劈開に見立てるんだ、その物質に魔力があまり流れていないなら、適当に流せばいいだけ、あとは、頑張って魔法を放つ、そうすると、簡単に開けられる、でも、魔法劈開は無理やりのものだから、砕いたり、穴を開けたりした跡に歪みがすぐ出来てしまう、だから素早く作業を終え、元に戻す必要があったんだ

ラゴスは何となく理解した

ラゴス:要は魔力の流れに沿って割るってことですね?

ガー:まぁそうなるな

ラゴスは何となく、この人頭いいなと思った。





魔法分校

世界魔法連合の作った魔法学校「世界魔法大学」の分校で、各惑星に一個以上設置されている、分校の入学難易度は、どれもトップクラスであるが、

世界魔法大学だけは飛び抜けて難しい、その原因は入試の難しさだけでなく、それのある場所にもある

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