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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僕が人生で間違えた話(実話)

作者: まにまに

失恋したばかりの20代男性の愚痴ともいえるような自分語りです。勝手に嫉妬しているので文章に偏りがあるかも。



僕は世間でいう特別の部類に当たっていたと思っている。


生まれた頃から港区のタワマンの最上階に住んでいた。両親はそれぞれの会社を経営していて上場しているくらいには大規模な会社だ。


そして、幼稚園からの幼馴染もまた同じくらいの家に生まれた。そして、彼は王道的なイケメン。そんな彼は物腰も柔らかく誰にでも平等に接するタイプだ。でも、僕にはかなり時間を割いて一緒にいてくれた。


そういうところに惹かれてしまったのだろう。中学生の頃から彼に恋をした。でも、おそらく彼はノンケだし、もし告白して傍に居られなくなったら嫌だからこの事は得意のポーカーフェイスで悟られないように黙っておいた。


でもそれは大学2年生の時に後悔することになった。

なんと彼に彼氏ができたのだ。それもとても平凡な。


失礼なのは分かっているが、僕からすればなぜ彼を選んだの?と言いたいくらい。お世辞を言われているだけなのだろうけど、周りからよく美人といわれる。


僕は勝手に嫉妬しては、引き離そうかとか考えてみたりしたものの結局彼に嫌われることだけは嫌だからやめた。


今はまだ法的に同性同士の結婚は認められていないのがせめての救い。もし、彼らの結婚式に呼ばれたりしたら自分はどうなるんだろうか。


嫉妬に狂ってそれこそ彼に嫌われてしまうかもしれない。もう、僕はどうすればいいのか分からない。性格を治そうにもどうやって治せばいいのか分からない。



僕は思った。世間で特別でも、好きな人の前では特別になれないということ。贅沢と言われてもおかしくはないけど、、、

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