コント 「告白」
場所…校舎の屋上
役…先輩(男、以後「先」と記述) ゆーちゃん(以後「ゆ」と記述)
ゆ「先輩、わざわざ屋上まで来てくれてありがとうございます。その、今日は私の本当の、正直な気持ちを伝えたくて。先輩、あなたのことが大好きです。どうか私と付き合ってください!お願いします!」
先「ゆーちゃん。正直な気持ちを伝えてくれてありがとう。でもごめんなさい。僕にはもう他に好きな人がいるんだ。」
ゆ「そ、そんな。先輩に他に好きな人がいたなんて。」
先「本当にごめんね。気持ちだけは受け取っておくよ。」
ゆ「あの先輩!その、先輩が好きな人って一体誰なんですか?名前を教えてもらうことはできませんか?」
先「…えいちゃん。名前は「えいちゃん」っていうんだ。」
ゆ「えいちゃん、ですか。その人のどういうところが好きなんですか?」
先「え?そんな急に聞かれるとどう答えればいいか迷っちゃうなー。そうだなー。特に無いんだけど強いて言うなら、そばにいるとホッと安心できるところかな。」
ゆ「そ、それなら私だって一緒です!私だってそばにいれば先輩を安心させることができます!」
先「そんな急に食いついてどうしたの?」
ゆ「私と、そのえいちゃんと同じくらい価値があると思うんです!私だってあの人と同様に先輩を幸せにできます!」
先「でも…。」
ゆ「先輩、考え直してください!私と付き合うのを!」
先「でも…。これからは、えいちゃんの時代なんだ。君とは付き合えない。」
ゆ「先輩!」
先「えいちゃんの時代だから…。」
ゆ「えいちゃん、えいちゃん。そんなにえいちゃん、渋沢栄一のことが好きなの!?」
先「落ち着いて福沢さん!」
ゆ「落ち着いていられるかぁぁぁ!!!!ペシィ!!!!」
(ゆーちゃん、先輩をビンタする。)
ゆ「な、なんで…。なんで、嬉しそうな顔をしてるんですか!」
先「憧れでもあったから。えへへ。」
ゆ「気持ち悪いですぅ!」
先「でもこれからはえいちゃんにしてもらう方がいいかなって…。」
ゆ「そんな。先輩知らないんですか?」
先「な、何を?」
ゆ「えいちゃんの時代になっても、私を使えるのに!」
先「え?」
ゆ「時代が変わるからって、私が急にいなくなるわけないじゃない!私だって使おうと思えばちゃんとレジ通るから!」
先「そうなの?知らなかった。」
ゆ「せ、先輩のおバカ!もう知らない!大嫌いだー!」
先「ちょっと待ってゆーちゃん、逃げないで…。戻ってきて…。キャッシュバァァァァァァック!!!」
終




