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コント 「告白」

作者: カイトーチ
掲載日:2022/03/10

場所…校舎の屋上


役…先輩(男、以後「先」と記述) ゆーちゃん(以後「ゆ」と記述)


ゆ「先輩、わざわざ屋上まで来てくれてありがとうございます。その、今日は私の本当の、正直な気持ちを伝えたくて。先輩、あなたのことが大好きです。どうか私と付き合ってください!お願いします!」


先「ゆーちゃん。正直な気持ちを伝えてくれてありがとう。でもごめんなさい。僕にはもう他に好きな人がいるんだ。」


ゆ「そ、そんな。先輩に他に好きな人がいたなんて。」


先「本当にごめんね。気持ちだけは受け取っておくよ。」


ゆ「あの先輩!その、先輩が好きな人って一体誰なんですか?名前を教えてもらうことはできませんか?」


先「…えいちゃん。名前は「えいちゃん」っていうんだ。」


ゆ「えいちゃん、ですか。その人のどういうところが好きなんですか?」


先「え?そんな急に聞かれるとどう答えればいいか迷っちゃうなー。そうだなー。特に無いんだけど強いて言うなら、そばにいるとホッと安心できるところかな。」


ゆ「そ、それなら私だって一緒です!私だってそばにいれば先輩を安心させることができます!」


先「そんな急に食いついてどうしたの?」


ゆ「私と、そのえいちゃんと同じくらい価値があると思うんです!私だってあの人と同様に先輩を幸せにできます!」


先「でも…。」


ゆ「先輩、考え直してください!私と付き合うのを!」


先「でも…。これからは、えいちゃんの時代なんだ。君とは付き合えない。」


ゆ「先輩!」


先「えいちゃんの時代だから…。」


ゆ「えいちゃん、えいちゃん。そんなにえいちゃん、渋沢栄一のことが好きなの!?」


先「落ち着いて福沢さん!」


ゆ「落ち着いていられるかぁぁぁ!!!!ペシィ!!!!」


(ゆーちゃん、先輩をビンタする。)


ゆ「な、なんで…。なんで、嬉しそうな顔をしてるんですか!」


先「憧れでもあったから。えへへ。」


ゆ「気持ち悪いですぅ!」


先「でもこれからはえいちゃんにしてもらう方がいいかなって…。」


ゆ「そんな。先輩知らないんですか?」


先「な、何を?」


ゆ「えいちゃんの時代になっても、私を使えるのに!」


先「え?」


ゆ「時代が変わるからって、私が急にいなくなるわけないじゃない!私だって使おうと思えばちゃんとレジ通るから!」


先「そうなの?知らなかった。」


ゆ「せ、先輩のおバカ!もう知らない!大嫌いだー!」


先「ちょっと待ってゆーちゃん、逃げないで…。戻ってきて…。キャッシュバァァァァァァック!!!」


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