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5月26日(水)
今日は校長先生の講話があった。
30分程話を聞いて、その感想を文章にして提出すると言うものだ。
正直聞いたような話を延々と聞かされたような感じだった。
別に僕は講話などを聞くのは嫌いじゃない。
しかし、今日は何か変な感じだった。
終わったあと、僕はさらさらと感想文を提出した。
感想文と言うのは案外簡単で、向こうが仰った言葉をそのまま書き、それをこれからを実行したいと思います的な事を書いておけば良い感じに仕上がる。
適当なんじゃないかと言われそうだが、一応ちゃんと聞いているのでご容赦を。
しかし、何故変な感じだったのだろうか。
考えてみると簡単に答えは出た。校長先生の事をほとんど知らなかったからだ。
容姿などもさることながら、話し方も、どんな性格なのかも、全然知らなかった。
だからか。いつもは平気な静寂が、今日はピリついていたのだ。
やはり、担任の先生の話は安心して聞ける。
……あ、オチが無いけど終わりです。