大問題!
いつもご愛読ありがとうございます。
次回から新章になります。
上手く描けるようがんばります!
『満月メロンパン』と『三日月クロワッサン』の登場以来、ショーニ商会は評判になっていた。
元々、やり手の商会と噂されていたが、大衆向けにパンが認知されたことにより、顧客が順調に増えていた。
オレたちもフル稼働で働いていて充実感に溢れていた。
ウル、リッチもすっかり慣れてきて今では店頭販売は2人に任せておけば問題ないくらいにまで成長した。
そして休憩がてらいつもの応接室。
「いやあ、本っ当にコムギ様には足を向けて眠れませんよ!」
「オレの方こそショーニさんがいなければこんなに上手くいかなかったですよ。」
「しかし、ここに来て問題が浮上しておりまして、、」
「聞くのが恐いですが、、どうかしたんですか?」
「小麦がなくなりそうです」
「大問題じゃないですかあああああっ!!??」
「パンのために使いすぎて供給量を大幅に越えているようなんですよ、なんとか集めてはいるんですがこのままでは、、」
「なんとかならないんですか?!」
「方々尽くしましたが、、、 」
「そんな、、」
小麦がない、そんな事は予想外だった。
市場から安定供給されるものだとばかり、、。
このままではパンが作れなくなってしまう。
緊急事態だ、なんとかしなければ。
しかし、動物とは違って小麦は植物。
捕獲すればなんとかなるとかそうゆうわけではない。
「本当になんとかなりませんかね??」
「こればかりは、、」
「「うーん、、、」」
二人で深刻な問題を打破できないか考える。
まずいぞ、これは本当にまずい、一番大事な原料がないなんて。
小麦に変わるものなんて中々ないよな、、。
変わるもの?
、、待てよ。
「ショーニさん、○○ってありますかね?」
「そ、それは!
あるにはありますが、、その、、、」
「また危険な場所ですね?もう馴れましたよ」
「いえ、今度の相手は魔物よりはるかに手強いです」
「え?」
なんだ、不安すぎる
「国です」
はあああああ!!?!!!?
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