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次元を越える高校生  作者: 白崎 仁
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第六話 シルヴェスタ王国と修行について

俺は王都へ向かうため、森の中を走っていた。


(そうだ、王国のことをもう一回確認しとくか。)


俺はエリムに王国についていくつか聞いていた。


まず、俺たちが今いるのはシルヴェスタ王国のレステリア大森林。この王国の敷地の中で最大の面積らしい。適度に魔物が出るので冒険者もたまに来ることごあった。


この王国には学園が5つある。東西南北に1つの学校があり、さらに王都に1つある。東西南北の学校はそれぞれの方角に合わせてノーザン学園、サウスト学園、イーステリア学園、ウェスタント学園という名前になっている。


そして俺が入学を予定している王都の学校は創設者の名前をとってグラデント学園という名前だ。ちなみに5つの学校でグラデント学園が一番強いらしい。毎年の入試の倍率も高いみたいだ。


この王国の国王はギール=シルヴェスタ。国王でありながら、王国騎士団の団長も務める、万能な人だ。


そして王には2人の子供がいる。ガウス=シルヴェスタ。

兄妹の兄で今はグラデント学園の高等部に通いながら、王国騎士団の一員も務めているそうだ。ちなみに成績は学園一位らしい。


そして、妹のシーナ=シルヴェスタ。俺と同じで今年グラデント学園の入試を受けるそうだ。実力は大分あるようで入試成績一位を取ると言われている。


そうこう考えているうちに王都が見えてきた。


(全然疲れてないな。)


エリムの地獄の特訓により、俺は大分鍛えられていたようだ。


三年間の修行は相当きついものだった。最初の1年は魔力制御と体力づくりと筋トレ。正直この一年が一番辛かった。2年目でようやく魔法について教えてもらえた。あと、剣の扱いもだ。3年目は魔物を狩りつつ、ひたすら魔法と剣技の質を高めていった。


今となってはエリムに感謝しているが、修行が始まった頃は怒りしかなかった。エリムは絶望的に教えるのが下手なのだ。そのくせ俺が出来なかったらキレてくる。この頃はストレスが溜まって大変だったな。


俺が物思いにふけっていると、いつのまにか王都に到着していた。朝出発して、昼に着いた。これは速いのだろうか。


王都なだけあって、人で溢れかえっていた。よくよく考えれば森の中にこもっていたから、人に会うのは3年ぶりだな。ひとまず受験票をもらいに行くか。


そうして俺はグラデント学園に向かった。







連載6回目!

更新頻度をもっと上げたい!けど、上がらない、、、。

でも、これからも頑張っていくので応援よろしくお願いします!!

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