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次元を越える高校生  作者: 白崎 仁
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第十五話 異能力

俺はシーナに付き従っているアランとか言うやつに決闘を申し込まれた。


「別にいいけど...。」


「なら、今から10分後演習場に来い。」


何で上からなんだよ。何かイラッとするんだよな。

よし、ボコボコにしよう。


俺はひとまず帰る準備をしつつ、演習場へ向かう。


中に入ると、すでにアランはいた。


「ふん、逃げずに来たことだけは褒めてやる。だが、来たということは負けを覚悟してきたんだよな。」


いや、成績を見ろよ。俺のが上だろ。


「まあいいじゃん。さっさと始めようよ。」


「行くぞ、平民。」


俺はさっそく時間魔法を使って距離を詰める。


(はあ、これで終わりか。)


だが、


ガキンッッッ!!!


「なっ!?」


「どうした?」


「くっ、、、。」


どういうことだ?時間魔法で止めてるはずなんだが。

なぜ止められる。


「どうして動けるんだ?って顔だな。まあ特別に教えてやろう。これは異能力だ。お前みたいな平民が到底使えないような代物だ!」


異能力?何だそれ?


『エリム。異能力って何だ?』


『うーん、なかなかまずいね。異能力っていうのはその人が生まれた時から持ってる力だよ。でも、これを使えるようになるには大分時間がかかるんだ。それをこの歳で使えるとは。』


『それ俺にも使えんのか?』


『使えるけど、今すぐは無理だよ。』


『まじか、じゃあ別の対抗手段を考えないとな。』


「何ボケっとしてんだよ!」


キンッッッ!!


状況は芳しくないな。時間魔法が使えないとなると、あっちを使うしかないか。


「どうした、もう終わりか!」


「まだだよ。」


俺は一度距離を取る。


そして俺はその場で剣を前に突き出す。すると、


「がっ!何っ!?」


アランの背中に剣先が突き刺さっている。そして、俺の剣の剣先が消えている。


「何だよ!それ!」


「俺の力だよ。」


その後も俺は普通の剣技と次元魔法を使った別の場所からの攻撃でアランを翻弄した。


「もう終わりにしないか?」


「くっ、まだだー!!!」


やむを得ないな。


ゴツンッ


俺はアランの後頭部に剣の柄をぶつけた。

アランは意識を失って倒れる。


てか、何でこいつは俺に決闘を申し込んだんだろう。

起きたら聞いてみるか。


とりあえず勝てて安心するのだった。













連載15回目!

別の連載と同時進行ですが、更新頻度を上げて頑張っていきたいので、応援よろしくお願いします!

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