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6話 異世界事情

更新が遅くなってすいません。

リアルが忙しく、なかなか時間が取れなかったので余り執筆が進んでいませんでした。

これからはもっと早く更新出来るように努力するので評価や、ブクマよろしくお願いします。

 いきなりこの世界の金銭について聞いたら変に思われるだろう……

 ここは何か別の質問をしながら、さりげなく聞いてみるのが最適ではなかろうか


「あー、俺ここら辺に来るのが初めてで、どこにどんな街があるのかとか知らないんだ。だから教えて貰えたら有難いんだが……」


「あっ、旅人って言ってましたもんね!ここら辺のことを知らないってなるとどこから来たんですか?」


 んー……

 その質問は予想してなかったな。

 なんて答えよう、ラノベのテンプレ的には東の方ってよく言ってるけど……


「えっと、ここから東の方の国」


「へぇ〜、東って言うと、共和国の方から来たんですか」


「まぁ、そんな感じだ」


 東の方には共和国があるのか……

 静奈達を助けたら行ってみるのもアリだな

 つか、もう一々別の質問すんのとかめんどくさいな。

 堂々と聞くべきではなかろうか?


「ここらで使われる金銭とかを教えてもらえるか?」


「お金ですか?……あっ、そっか、共和国の方では確か使ってるお金が“イェン”って言うんですよね、こっちと使ってるお金が違うから分からないんですね!」


 イェンって……

 日本ぽいな、過去に日本人の転生者か転移者がいたのか?

 さすがにもう生きては居ないだろうが、生きてるようなら会ってみたいな……


「あぁ、だから教えて欲しいんだ」


「分かりました!任せてください。ここ、『バルバトス帝国』で買い物をする時などは基本的に銅貨〇枚、銀貨〇枚などというように言われることがほとんどです。そして——」



 説明が長かったから取り敢えずまとめると

ここは『バルバトス帝国』で、使われてる貨幣を日本円にすると

鉄貨、10円

銅貨、100円

銀貨、1000円

金貨、10000円

白金貨、1000000円

ミスリル貨、100000000円

と、このようになるらしい。

鉄貨10枚で銅貨へ

銅貨10枚で銀貨へ

銀貨10枚で金貨へ

金貨100枚で白金貨へ

白金貨100枚でミスリル貨へとなる

 一般の買い物に使用されるのは大きくて金貨までらしい。


 国の情勢に関しては、今俺らがいる帝国は神国と戦争中であり、神国には聖女なる存在がいるらしい

 多分その聖女への対策として勇者を召喚したんだろう

 その他の国はさっき話に出てきた共和国だったり獣国や、魔国なんかもあったりするらしい


「ありがとう、分かりやすい説明だった」


「お役に立てたのなら良かったです!」


 こうして俺は色々なことを聞きながら商業都市へと向かって馬車を走らせた。



△▽△▽△▽△▽△▽△



 2時間ほど経って——


「見えてきましたよ!あれが商業都市トルーニです!」


「おぉ!」


 外壁は遠目から見た感じだと高さが10メートルくらいで、横幅は見えない

 門は大きく開けられており、身分証の確認などはしていなさそうだ


「ここは身分証の確認とか犯罪歴が無いかとか調べたりしないのか?」


「トルーニは人が多く来ますから、一人一人調べてたら日が暮れちゃいますよ。その代わり街の中での犯罪行為は厳しく処罰されますし、問題が起こってないか、衛兵さん達が見回ってますからね」


 警備が弱い気がしなくもないが、まぁ、大丈夫なんだろう


「じゃあ取り敢えずどこに行く?」


「えっと、父が商会長をしていた商会があるのでそこへ向かおうと思います。ここまでの護衛のお礼も払いたいと思いますし」


 お礼か……

 やはりここは「お礼なんていいさ」と言うのがかっこいいんだろう。だが正直一文無しの今の俺にはありがたい話だ

 ここは有難く受け取っておこう


「そっか、じゃあ商会に向かおうか」


「はい!ここから大体10分位で着くと思います」


 10分か、今のうちに盗賊達のステータスを奪っておくべきだろうか……

 気絶させてるだけだからそろそろ目を覚ますだろうし。


「俺は後ろの盗賊達が目を覚ましてないか見てくる」


「あ、分かりました。じゃあ着いたら呼びますね!」


「あぁ、よろしく頼む」


 そうして俺は荷台に乗り込み、盗賊達を見る

 まだ誰も目を覚ましてはいないが俺の能力の関係上目を合わせないといけないので1人ずつ起こしていこう


 先ずはリーダーらしき盗賊から


「おい、おいコラ起きろ。お前はいつまで寝てんだ、いい加減に目を覚まさないと首をはねるぞ。」


「んぁ?——ッ!ここは!?」


「ようやく目を覚ましたか」


「テメェ!ここはどこだ!早く俺達を離せ!」


「あぁ?何お前が命令してんだよ、状況をよく見ろお前らを殺すことなんてすぐにでも出来るんだ。今はい()()()()()()()()んだぞ?感謝こそすれなんで命令なんぞされなければならない」


「くっ!……何が目的だ」


 まぁ、こんな話してる間にこいつのステータスは奪い終わったんだがな

 俺が無駄話してるだけなんてそんなこと有り得ないし


「いや、もう目的は達成したからまた眠ってろ」


 そう言って俺は盗賊リーダーの首に手刀を落とす

 実際手刀で気絶ってするもんなんだな

 1回やってみたかったからやってみたけど意外と楽かもしれない


 さてさて、お次は——



△▽△▽△▽△▽△



 約10分後、盗賊全員のステータスを奪い終わった俺はほくほく顔で自分のステータスを見ていた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


name「ハルト ニイザキ」

Lv 4

種族【ヒューマン】


HP:5500

MP:1811


STR:870

DEX:752

AGl:752

INT:752

LUK:384

ATK:1094

DEF:857


異能

【神眼】【思想世界】


スキル

【刀剣術 Lv5】【計算 Lv7】【異言語マスター】

【鑑定】【偽装】【身体強化】【全属性魔法】【盗む】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 大分上がったな

 数値的には元の3倍位か

 スキルに【盗む】が追加されてしまったこと以外はいいことしか無かった

 これからも盗賊は見つけ次第殲滅していこう。


「着きましたよ!ここがウィルダスマン商会です!」


「着いたのか。レナちゃんのお父さんの商会ってウィルダスマンって言うんだな……と、話がズレたな、この盗賊達はどうすればいい?」


「その人たちはギルドの方に引き渡す形になるので私では預かれないんですけど……」


 ギルドか。冒険者とか憧れるよな……

 ここはたまたま審査もも無く入れる街だったけど、帝都がそうとは限らないからな……ここで身分証を作っておくのもアリじゃないか?

 そうだな、これは身分証を作るためだ。断じて俺が冒険者になってみたいからとかそんなことは無い。ないったら無い


「じゃあこいつらは俺が連れてくよ。」


「すいません、お願いします。あと、これ……ここまでの護衛の報酬と私を助けてくださったお礼です。余り額は大きくないですけど……」


「いや、ありがとう。また何か困ったことがあったら言ってくれ。俺が助けられることなら助けるよ」


 いくら命は助けたからと言って、救ってはい!さよならという訳にもいかないからな

 俺としても助けられることがあれば助けたい

レナちゃん可愛いし……

 ちなみに貰ったお礼は金貨10枚でした


「じゃあギルドにこいつらを引渡しに行くよ。場所はどの辺にあるのか教えて貰ってもいいだろうか?」


「あ、はい!えっと、この大通をまっすぐ言ったところに薬屋さん、看板が出てるので分かりやすいと思うんですけど、そこを右に曲がってすぐに剣が交差した看板のある建物がギルドです」


「ありがとう、それじゃ」


「はい!こちらこそ色々とありがとうございました」


 レナちゃんにお礼を言って盗賊達を引きずりながらギルドへと向かった。

 こいつらを起こして自分等に歩かせるってことも考えたが、下手に起こして騒がれてもめんどくさいからな


「まぁ行くか……」



△▽△▽△▽△▽△



 歩き始めて5分くらいで薬屋と思わしき建物が見えてきた。歩いてる途中、すれ違う人達がみんな俺の事を見てギョッとするんだが、黒髪は珍しいのか?

 パッと見あんまし黒髪いないからな。


 まぁいいやここを右か……

 そうして右に曲がるとすぐに剣が交差した看板の建物が見えた。


 もうすぐ俺も冒険者になれるかもしれないんだな……

 そんなことを思いながら建物の扉を開いた——

主人公の性格が安定しないんですけど、どうしたらいいんですかね?

私の中では一応主人公の想像図?的なやつは出来てるんですけど、いまいち書いてみると上手くいかなくて……

安定させるために自分でセリフを言ってみたりとかするんですけどね……

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