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4話 初戦闘と強化

戦闘シーンを書いてみました。

ここが分からないなど質問があればコメントなどで教えていただけるとありがたいです。

 取り敢えず、敵を倒してステータスの強化とレベル上げをしながら人のいる所を目指そう。

 っと、最初の方に見つけた牛のような生物が結構近いところにいるな。


 向こうはまだ俺に気づいてないから、今のうちに相手のステータスを確認して、倒せそうならステータスを奪って倒してしまおう。


 俺はあの牛にバレないように小さな声で「【鑑定】」と呟いた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


name ビッグカウ

Lv 5

種族【魔物】


HP:80

MP:40


STR:15

DEX:10

AGl:10

INT:10

LUK:5

ATK:20

DEF:10


スキル

【身体強化】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 名前がそのまんまってのは置いといて、全体的に向こうの方が上か……

 唯一勝ててるのが運だけって……俺弱すぎだろ。

 まぁ、こいつのステータス奪えば俺の方が強いわけだし?まだ負けてないって言うか?


 さて、強欲眼を使う上での条件で5秒以上目を合わせないと行けない訳だが、俺の力で戦闘しながら目を合わせるなんてことが出来るだろうか……

 相手の能力で注意すべきは【身体強化】からのあのSTRで繰り出される攻撃だろう。


 俺みたいな紙防御じゃ即死する可能性も捨てきれない。

 遠距離攻撃がないから、先に足を奪ってしまえば相手に攻撃する手段はないだろう。

 そうだな……戦いにおいては先に移動を封じるなんて定石だよな。


 そうと決まれば、俺は意識を切り替える。

 体勢を低くしてビッグカウに接近する

 ビッグカウも俺に気づいてこちらを向こうとするがもう遅い。


「———ハァッ!」


 俺は水平に刀を振ってビッグカウの前足を二本切断する。

 体勢を崩しているうちに後ろに回り込み、後ろ足も切り落とす。


「モォォォオオ!!!」


 ビッグカウは痛みからか大声をあげるが俺はそれを無視して目を見つめる。

 ビッグカウは足を切られ、動けないため俺のことを睨みつけることしか出来ない。

 5秒くらい見つめた時に急に……


《条件を達成。強欲眼の発動を確認……ステータスを強奪します。》


 と、システムアナウンスのようなものが脳内に響き、少し体が軽くなったような気がした。

 ステータスを奪い終わったようなので、俺はビッグカウの首を刎ねた。

 最後までこの牛は俺のことを睨みつけていた。


 ……ステータスやレベルなんてものがあるから魔物も倒したらアイテムだけドロップして死体は消えたり、なんてことを期待してたがそんなに現実は甘くないらしい。

 そこには頭なのない牛の死体が残っていた。

 初めて生き物を殺したが、特に感情の変化はなかった。

 まぁ、それは人としてどうなのかと思わなくもないが気にしても変わらないのでそのまま置いておくことにする。


 ステータスを奪えたと思うが確認できていないので、確認してみることにした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


name「ハルト ニイザキ」

Lv 2

種族【ヒューマン】


HP:169

MP:91


STR:29

DEX:23

AGl:23

INT:23

LUK:105

ATK:39

DEF:26


異能

【神眼】【思想世界】


スキル

【刀剣術 Lv2】【計算 Lv7】【異言語マスター】

【鑑定】【偽装】【身体強化】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おぉ!

 牛を一体倒しただけでもう最初のステータスの2倍以上になった。

 このまま行けば美咲や静奈達を助けるのにそんなに時間はかからないかもしれないな……

 間に合わなくなる前に急がないと……


 取り敢えず周りにいる牛たちをステータス奪いながら倒していくか……



▷▶︎▷▶︎▷▶︎▷



 3時間くらい経っただろうか……

 全部で20体のビッグカウを倒した

 途中から足を切り落とさなくても戦いながら目を合わせられるようになった。

 そんな今のステータスはこんな感じだ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


name「ハルト ニイザキ」

Lv 4

種族【ヒューマン】


HP:2000

MP:1011


STR:370

DEX:252

AGl:252

INT:252

LUK:284

ATK:494

DEF:257


異能

【神眼】【思想世界】


スキル

【刀剣術 Lv5】【計算 Lv7】【異言語マスター】

【鑑定】【偽装】【身体強化】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 一般的なステータスが分からないからなんとも言えないが、最初と比べれば雲泥の差だと思う。

 いつから変わっていたか知らないが【剣術】が【刀剣術】に変化していた。

 これは刀を使っていることが関係してるんだろうか……


 一先ずステータス強化はこれくらいにして人のいる所を探そう。

 この世界の平均ステータスや、地理などを調べないと、今の俺には分からないことが多すぎる。


「きゃぁぁぁぁ!!」


 そう考えて歩き始めた直後、そんなに遠くない距離から誰かの悲鳴が聞こえてきた……

ステータスの数字については、

自分の数字+相手の数字で、レベルアップした時にステータスを1.3倍します。

計算が面倒くさくなったりしたら適当な数字を書くようになるかもしれないですが、それまでは頑張って計算して行こうと思います。


修正を行いました。


面白いと思って頂ければ評価やブックマーク、感想の方よろしくお願いします。

誤字などありましたら教えていただけると幸いです。

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