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挙止進進に異世界旅譚  作者: すみつぼ
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3-9 SS テラスのこころ

テラス視点です。

この世界はとっても楽しい。


色がいっぱいある。白色しか知らなかった私には、この世界のいっぱいの色はとても綺麗。


いろんなにおいがする。おいしい匂い、甘い匂い、臭い匂い。色々ある。


たくさんの味がある。おいしい味、甘い、辛い、酸っぱい、苦い、しょっぱい。その中で、おいしいと甘いが好き。たくさんの味。


様々の音が聞こえる。高い音、低い音、笑い声、楽しい声は好き。痛い声、苦しい声は苦手。世界の様々が聞こえる。


感触は楽しい。風、土、石、水、木、布、全部楽しい。


でもね、その中で一番好きなのは、ソーイチ!


ソーイチの感触も、匂いも、味も、声も、全部好き。大好き!


ビビも好きだよ。かっこよくて、美人で、強くて、やさしい。おっぱいも大きい。うらやましい。ビビに言ったら、

「私はテラス様の優しさや、寛容の心、お肌の美しさに憧れます。」

て言ってた。そうかな?でも、嬉しい。

そのビビも最近元気がない。お肉を食べてないからかな?大丈夫だよ。すぐにソーイチがおいしいお肉をいっぱい食べさせてくれるよ。


村の女の人達も綺麗だった。ソーイチの櫛を使ったからかな?みんな笑顔だ。なんか嬉しい。


こども達がはしゃいでいる。かわいい!テラスおねえちゃんと言って抱きついてくる。本当にかわいい!


赤ちゃんも抱っこさせてもらった。かわいい!天使!笑顔が素敵!なんかしあわせな気持ちになる。胸の奥が暖かくなる。

赤ちゃんのお母さんが、

「素敵な旦那様から子供を授かれるのは、女の特権よね。」

うん、そう思う。私もソーイチとのこどもが欲しい。まだできないけど、こどもは欲しい。

その後、お互いの旦那様や彼氏様を褒めあってた。いつもは悪口を言ってるのに、今日は褒めたいんだって。その方が良いよね。笑顔になるし。あと、頑張る旦那様にはご奉仕すると喜ぶって聞いた。


・・・・・・、


とっても恥ずかしいよ?ビビも顔が真っ赤になってる。でも、ソーイチが喜ぶなら頑張ろうかな・・・。


「ビビもソーイチのこどもが早く欲しい?」

「あ、あの、テラス様?!」

「私は欲しいよ、ソーイチのこども。ビビは?」

「わ、私には、その、あの・・・。前にも、あの・・・。」

ビビはうつむいちゃった。でもね、手をギュって握ると元気になるの。知ってるよ。

「あの、よろしいのですか?」

「うん、もちろんだよ。」

「はい、お子が、欲しい、です。」

「だよね♪欲しいよね!いっぱい愛してもらおうね♪」

「・・・・・・はい。」

「そのためにも、ソーイチをいっぱい支えようね!」

「はい!」


ビビもソーイチが大好き!私も大好き!こどももいっぱい欲しい。いっぱい愛したい!ビビもまだできないけど、一緒にいればできるようになるよ。だから、ずっと一緒にいようね。


この世界はとっても楽しい!とっても綺麗!ソーイチとビビと一緒だからかな?ソーイチは素敵だから、女の人が増えそうだけど、ソーイチが選んだ人なら素敵な人よね。そして、ソーイチの家族をいっぱいの幸せにするの。だって、もっと楽しくなるんだから!



ソーイチ!!大好き!!



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