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漆黒の一流剣士の冒険記  作者: 仲下 颯真
WGO《謎の少女》編
5/30

第5話 【風扉攻略に向け】

皆さん初めまして、ここまで読んでくださりありがとうございます!作者です!会話に出てくる【kanata】は、カタカナで書くことにします。

今後とも是非応援してください!

ー2番目の街【二グルス】ー


「今日で3日目か...」


俺は未だに慣れない宿のベットの上で目を覚ました。現在レベルは32、所持金は129000Gである。装備は全く変えておらず、Gゴールドを使ったのは、MP回復ポーションと宿代と食料のみである。


「さて、今日もレベリングをやりますか!」





宿を出ると少し街の雰囲気が変わっていた。この街にいるプレイヤーは約70人、1日目を終えた時に【始まりの街】では、プレイヤー達は恐怖、悲しみ、怒りの感情を抱いていた。そして、約10000人のプレイヤーは、恐怖に怯えたのか、宿に閉じこもったままだった。他のプレイヤーもこのWGOウィンドゲート・オンラインに、閉じ込められたと気づき、このゲームはクリア不可能と信じ込んでしまい、まともにプレイするプレイヤーは少なくなっていった。


だからこそ、ここにいるプレイヤー達は、このゲームをクリアするという一心で、この街に来たのだ。


プレイヤーA「おい、これって...」


プレイヤーB「あぁ、間違いない...」


プレイヤーC「ダンジョンだ...」


何人かのプレイヤー達が街の中心に集まっていた。俺も気になり、集まっていた。


「おい、これは...」


「あ、カナタさん!これを見てください」


俺は最初に買ったプレイヤーとして、少し有名になっていた。何故なら、GMと対面していて、おまけに終盤に手に入れるであろう超絶レアスキル【Gブースト(超)】を持っているからだ。


「こいつは、風扉ウィンドゲートだ!」


俺達の前には明らかに風扉ウィンドゲートがあった。そして中央にレベル30と記載されている。現在ここにいるのは俺を含めて17人、みんなレベルは20程度だろう。


「よし、今からこの風扉ウィンドゲートを攻略する。ここでは一時的に全員同じギルドとして攻略しよう。」


「あの、僕はまだレベル23なんですけど大丈夫でしょうか。」


「あぁそのことなら心配ない、お互いに気をつけていれば多分大丈夫だ。それにこんなにプレイヤーがいるのだから余裕だ!」


「そうだ!カナタさんの言う通り、俺達ならできる!」


「あぁ、始まりの街にいるプレイヤー達にこのゲームはクリア出来るんだということを証明してやろうぜぇ~」


とはいえ、俺達はまだスライムくらいしか戦ったことがない。だからもし、知らない敵が現れたら動きが読めず、やられることだってあるだろう。


「みんな、とりあえず一時間後にまたここに集合だ。HP回復ポーションや食料、装備を揃えてここにまた集合!」


「おぉー!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


「転移!【始まりの街】!」


俺は防具を揃えるために1度始まりの街に戻ってきた。ちなみに転移結晶は1000Gだった。


「しかし、みんな落ち込んでるな」


地面に座り込み下を向いている人、頭を抱えてうずくまっている人、大体プレイヤー達はそんな感じだ。それはNPCとプレイヤーがひと目でわかるくらいのものだった。俺はNPCの人達を頼りに結構高級感が溢れている武器屋に来ていた。


「お邪魔しまーす。」


やはり、他のものと比べ物にならないくらいの高価な武器が揃えられていた。多分この店の武器の6割はレア鉱石を使っているのだろう。しかし、今日の目的は悪魔で防具である。


「すいません、おじさん。この店でオススメの防具ってありますか?」


「あぁ、あるにはあるが、お前さんGゴールドは持っているのか?」


「はい、一応所持金は12万Gあります。」


「ほうほぅ、なら、この防具なんかどうだ?アイアンゴーレムの鉄と、防具素材に適したレア鉱石の【フィームストーン】を使った防具だ。しかし、結構重いからお前さんには向かないかもな。」


「おいっ、じゃあ軽めのやつで防御力の高いやつってあるか?」


「あぁ、それならこれかなぁ?トレランスバードの羽根を加工して布状にしたものと痛みを和らげる効果が期待できる【レリーブストーン】を使っている防具だ。これならどんなに威力が強くても70%はカットできる優れものだ。」


「おぉ、ではそれを買おう。いくらだ?」


「ざっと10万Gくらいだ」


「それなら買えるな」


俺は高級武器屋で、この【ブルーユニフィー】という防具を買った。


「そろそろ50分か、では初の風扉ウィンドゲート攻略と行きますかな。」


「転移!【二グルス】!」

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