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黄金(きん)と壮麗の華  作者: リナ
現在編
39/48

Wonder 現在編-32 転校生は・・・

ザワザワ ザワザワ


隣のクラスがやけに騒がしい。


碧)[何かあったのかな。]


私のこの疑問に答えてくれたのは意外にも先生だった。


「隣のクラスが騒がしいが気にしないでくれ。転校生が来ただけだから。」


碧)[へぇー。転校生が………。最近多いな。]


キーンコーンカーンコーン


私がそう思っているとチャイムが鳴る。


碧)「麗花、転校生のこと、見に行かない?」


私は気になる気持ちが抑えられず、麗花にそう言った。


麗花)「うん。いいよー。」


麗花は頷く。



私達が隣のクラスへ向かうと、丁度転校生が廊下に出てくる所だった。


碧)「あっ、あれじゃない?転校生!」


私は麗花に言った。


麗花)[あれって……………もしかして!]


麗花)「ごめん、碧。ちょっと行ってくる!」


碧)「えっ、う、うん。」


私は驚きながらも素直に頷いた。



麗花)「レオンッ。レオン、だよね?」


碧)[レオンって、確か、麗花の………。]


転校生が麗花の声に反応して振り返る。


レオン)「麗、花…………?」


麗花)「うん!会いたかったよ、レオン!」


麗花はそう言って、レオンに抱きつく。


気付いた時には、麗花は泣いていた。


レオンは目を丸くする。


麗花)「本当に良かった……。あの時、死んじゃったかと思った。」


レオン)「死なないよ、麗花を置いて死なない。」


レオンは麗花のことを優しく抱きしめる。


その二人の姿は、完璧に似合っていた。




数日後


数日経つと、麗花とレオンは8年間離れていたのが嘘のように、息がぴったりだった。


ここ数日の麗花の姿は誰が見ても、とても幸せそうだった。


私は琥珀のことを少し残念に思いながらも、微笑ましく見守っていた。




そのまた数日後


麗花)「レオン、この前紹介した琥珀達が一緒に遊ぼうって言ってくれてるの!どうする?」


麗花が廊下で楽しそうにレオンに話しかけていた。


レオン)「うん、いいね…………。でもその前に・・・。」


レオンは急に麗花のことを抱きしめる。


麗花)「えっ、ちょ、レオン?」


麗花が不思議そうにしていると、私の視界に目を疑うような光景が映った。





そう。


急に麗花が血を吐き、その場に倒れ込んだのだった。



・・・幸せは長くは続かない。

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