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黄金(きん)と壮麗の華  作者: リナ
現在編
28/48

Wonder現在編-21 強烈な人物

琥珀の家の前に着いた麗花はピンポンを押した。


琥珀)「はい?今、出ます。」


琥珀)[今日、宅配とか頼んでたっけ?]


琥珀が出てくる。


琥珀)「って、麗花!?」


麗花)「えっと、琥珀。大丈夫?」


琥珀)「えっ、何が?」


琥珀は訳の分からない様子で麗花に訊く。


麗花)「えっ、昨日元気なさそうだったって、蘇芳が言ってて。」


琥珀)「あっ、そうなんだ。心配してくれてありがとう。」



琥珀)「………えっと、中、入ってく?」


麗花)「ううん。今日は琥珀が心配で来ただけだから、じゃあね!」


そう言って麗花は去って行った。




ハイト)「お帰りなさいませ、アリス様。」


アリス(麗花))「ええ、ただいま。」


アリス)「ねぇ、ハイト。やっぱり転校生の楓について調べて欲しいの。くれぐれも極秘に。」


ハイト)「かしこまりました。」


アリス)[うーん…………。何だろう?あの感じを知ってるような気がするのに思い出せない。何の一族なの?]


アリスは一人静かに悩んでいた。


アリス)[まぁ、とりあえず私は公務をやらなきゃな…。]



ドンッ


バタバタッ



アリス)[ん、何の音?まさかアイツが帰って来た!?]


ハイト)「アリス様。叔父様が帰ってらっしゃいました。」


アリス)[やっぱりね…………。ああ、面倒くさい。]



叔父)「アリス、愛するこの儂が帰って来てやったぞ。」


アリス)「……………お帰りなさいませ、叔父様。」


叔父)「なんだ!その返事は、態度は!!お前はいつもなんでそんなに偉そうなんだ!!」


叔父)「儂が帰って来たら、頭を地面にこすりつけて出迎えるのが礼儀じゃろうが!!」


頭に血が上った叔父はアリスのお腹を思いっきり蹴った。


何回も何回も蹴り続ける。


アリス)「ガハッ、ガハッ………。」


アリス)「……申し訳ございません。叔父様。」


叔父は気の済んだようにほくそ笑んだ。


そして、アリスの部屋から出て行った。


アリス)[いつも以上に強烈だったな………。]


ハイト)「……大丈夫ですか?」


アリス)「ええ、なんとか。ハイト、よく我慢できたね……。でも、叔父様を睨み付けるのはやめなさい。バレたらハイトまで蹴られるわよ。」


ハイト)「むしろ、私を蹴ればいいのです。アリス様があんな辱めを受ける必要なんて………。」


アリスは微笑んだ。


アリス)「ハイトは優しいわね。もう少し、自分の心配をしなさい。」




学園


楓)「麗花さん~!一緒にお昼食べましょうよ。」


麗花)「いやよ。絶対嫌。」


楓)「まあまあ、そう言わずに~。」



碧)「麗花っ、先生が呼んでる!」


麗花は碧の方へ向かう。


麗花)「……先生は?」


碧)「ああ、ごめん。嘘なの。麗花、困ってたでしょ?」


麗花)「ありがとう。助かった。」


麗花は私に感謝した。




私達はついて来る楓を巻いて、いつものように事務所に寄った。



ピンポーン


蘇芳)「ああ、どうぞ入って。」



琥珀)「で、最近、依頼がばったり途絶えてるから、どうしようって話しだったよな?」



チリンッ



麗花のスマホに着信が入る。


スマホの画面を見た麗花の顔は蒼白になっていった。


麗花)「ごめん。来たばっかりでなんだけど、帰らなきゃ。」


麗花は珍しく焦った様子で帰ろうとした。


蘇芳)「あっ、ちょっと待って。」


蘇芳はとっさに麗花の腕を掴んだ。


麗花)「いたっ!!」


麗花が悲鳴を上げる。


蘇芳)「えっ、ごめん。」


蘇芳)[あれっ、俺、そんな強く掴んでないよな………。まさか……。]


蘇芳)「麗花っ、ごめんっ!!」


蘇芳は先に謝ると麗花の腕の袖をまくった。



麗花以外)「「「「「これはっ!!」」」」」


そう。


麗花の腕は、、、


あざだらけだった。


ところどころに内部出血も見られた。

読んで下さり、ありがとうございました。

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