Wonder現在編-20 似た者同士?
無事家に帰った麗花はげっそりとしていた。
ハイト)「麗花様、いえアリス様。大丈夫ですか?」
アリス(麗花)「ええ。ちょっと疲れちゃって。てか、呼び方、変えなくてもいいよ。」
ハイト)「いえ、アリス様はアリス様なので。私が呼び方を麗花様にしていたのは碧様方に、麗花様の正体を知られないためで、もうその必要はなくなったので。」
アリス)「お前は少しかたっくるしいわね……。」
ハイト)「ところで、何かあったのですか?」
アリス)「ああ。私のクラスに転校生が来たの。碧の幼なじみらしいわ。」
アリス)「だけど、何か妙なの。まるで私と同じようなオーラが漂っていたから。」
アリス)「しかも、異常に私にとっかかってくるの。」
ハイト)「アリス様と同じとなると人間ではない、ということですか?」
アリス)「ええ。たぶんね。」
アリス)「まぁ、私の思い過ごしかもしれないけど、注意しないとね。」
アリスは不適な笑みを浮かべた。
学園
麗花が登校して来た。
麗花は何故か楓と一緒にいた。
碧)「二人とも!もうそんなに仲良くなったの?」
麗花)「違うわ。」 楓)「そうなんですよ!」
碧)「えっと、どっち?」
麗花)「だから、違うって。」 楓)「そうなんですよ!!」
碧)「……まぁ、気は合ってるみたいだね。私も嬉しいよ!」
楓)「はい!僕も嬉しいです!」
楓はパァと眩しい笑顔を見せた。
6時限目の授業が終わり、放課後になった。
楓)「碧ちゃん、麗花さん。一緒に帰りましょう!」
麗花)「えっ、帰るわけn……」 碧)「いいよー。帰ろー!」
私は麗花とかぶって言ってしまった。
麗花は少しむくれていた。
碧)「えっと、ごめんね?」
麗花)「………ううん。大丈夫。」
麗花はしぶしぶ許してくれた。
本当に麗花はいい子だ。
三人で家に帰っていると、途中で蘇芳に会った。
蘇芳)「……誰?」
蘇芳は楓を見て聞いてくる。
碧)「えっと、私達のクラスに転校して来た、私の幼なじみの楓くんだよ。」
蘇芳)「ふーん。そうなんだ。」
蘇芳は面白くなさそうな顔で楓を見る。
蘇芳)「あっ、もしかして麗花、昨日そいつと一緒に帰った?」
麗花)「えっ、うん。帰ったというか、つきまとわれた。」
楓)「違いますよ!一緒に帰ったんです!」
楓がすかさず抗議する。
蘇芳)[だから、昨日琥珀が泣きそうな感じで相談してきたのか……。]
蘇芳)「麗花、今日、琥珀の家に行ってあげて。昨日元気なさそうだったから。ほい、これ住所。」
麗花)「えっ、あっ、うん。わかった。」
麗花は頭の上に?を浮かべていたが、素直に頷いた。
そして、琥珀の家に向かって行った。
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