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篠塚楓、中曽根晶

 ここは都内の、とある高校。

 ここにはバスケットボール部マネージャーで三年生の篠塚楓という生徒が通っていた。

 彼女はスタイルも良く、誰とでも仲良くなれる気さくな性格で、周りの生徒からもあこがれの的となっていた。

 そして彼女は・・・


 「美男子の流れる汗。抱き合って健闘を称え合う友情。たまりませんなぁ、ぐふふ。」


 腐女子だった。


 そんな妄想を繰り広げている楓に向かってバスケットボールが飛んできた。

 「危ない!篠塚さん!」

 「えっ!?えええ!?」

 余りにも突然の出来事に反射的に目をつぶってしまう楓。

 だが、ボールは楓には命中しなかった。

 「大丈夫か、楓?」

 楓を守るように、間に割って入ってきた男子生徒がいた。

 「ありがとう、晶くん・・・。」

 彼の名前は中曽根晶。同校三年生でバスケットボール部のエースで楓の彼氏、そして


 (さ、早く練習終わらせて同人紙の新刊買いに行こう。あ、あの声優さんのCDも今日リリースだったよな・・・)


 オタクだった。


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