表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アルミナ物語(旧仮)  作者: 黒糖真美
登場人物・団体など
26/41

登場団体、艦艇

世界観を少しでも知ってもらう助けになればと思います。

------------------------

◆登場団体

------------------------

◇カーディナル宇宙軍

  NS358587カーディナル星系、惑星カーディナルに本部があるためこう

  呼ばれる。中央宇宙軍、中央、カーディナル軍、など様々な呼び名がある。

  正式名称は『星系間統合人類防衛軍カーディナル本部直属宇宙中央軍』と、

  やたら長く、略称もあるが余計に分からなくなるので誰も使わない。

  正式書類ですらカーディナル中央宇宙軍などと記されている。

  多少意味が被ろうが中央軍やカーディナル軍と書けばこれしかないので

  問題はないらしい。

  ------------------

  ◇系外基地

    系外というのは星系外縁部、つまり最外殻惑星の外側の軌道または

    星系主星・恒星位置を原点とした座標においての静止位置に設置された

    監視基地を言う。(恒星が複数ある場合には仮想原点とした座標)

    1章で名称の出てくる系外基地は第二のみ。

    カーディナル星系には系外基地が3つ存在する。

  ◇監視基地

    系外に対して系内に設置された基地は、外惑星帯か内惑星帯かで呼称が

    変わる場合や、それぞれの位置のみで呼称される場合などがあり、

    ややこしいので全て『監視基地』とだけ呼称される。

    たいていは惑星の衛星上であったり、衛星軌道上であったり、

    アステロイドベルトの比較的安定した岩石上に設置される。

    無人のものは『無人観測所・無人監視所』と言われ、避難所としての

    設備が付随していたりする。

  --------------------

  ◇第147辺境警備隊いちよんなな

    1章の舞台、アスパラギン星系という辺境星系を担当している部隊。

    第147辺境警備隊はほとんどが地上部隊であり、第一辺境防衛基地に所属

    しているのは60名ほどしか居ない。

    そのうち5名は衛星基地という名の観測所に出向している。

    護衛艦は2隻しかなく、旧式ではあるが海賊艦艇数隻ぐらいなら

    被害もかなりでるだろうが1隻で対処して生き残れる。

    護衛艦は1艦あたり15名ほどの人員が(交代もあるので)必要。

    残り25名で基地の防衛をしている状態である。


    地上部隊は第三惑星、第四惑星それぞれに200名ずつ。

    だが第三惑星側は、非正規軍人が300名以上いる。



◇D8608駆逐艦関係

  ◇戦闘技術情報室

    主人公らの所属する部署。

    この艦を始めとする新型艦は旧来の艦艇とは設計思想が根本的に

    異なる。そのため運用方法を模索試験する意味で、後方支援局の

    強力なバックアップによって新設された『戦闘技術情報部』の、

    D8608型駆逐艦における部署。

    D8608型駆逐艦が当初、建前上はコロニー艦として建造されていた

    ため、旧来の大型艦様式である艦長ら司令室とこの部署の2系統が

    存在することになってしまった。

    名称がこのようなのは、攻撃担当(砲兵部)なのか研究開発(技術部)

    なのか情報部なのか、幕僚本部で意見が分かれたため、

    全部つけたらしい。


    D8608駆逐艦戦闘技術情報室所属は、室長1・補佐官2・主任5・

    部員15の合計23名である。


  --------------------

  ◇司令室

    艦長派と勝手に主人公らが呼んでいる、D8608駆逐艦を操艦運用する

    ためのいわば軍艦面を担う、司令部所属の人たち。

    航法・参謀・通信を担当する者らがいる。

  --------------------

  ◇駐留軍

    D8608駆逐艦の、コロニーとしての側面を担う駐留軍のこと。

    訓練・演習はちゃんとある。普段どうしているのかよくわからない。

    軍にもいろいろあるのだろう。


    駐留軍としての体裁上の部署はだいたい揃っている。

    おおまかには総務部・警備部・司令部(上記の司令室はこちら)・

    車両部、教導部(訓練や寮の管理等)が居る。


◇コロニーとして

  ◇アイトーカ市役所

    市長や議員、一般公務員が居る。地上世界のものと変わりはない。

  ◇アイトーカ市警備隊

    警察のようなもの。これも公務員。軍から委託されて居住区や

    商業区などを警邏けいらする団体。軍とは協力関係にある。


-----------------------

◇中央軍兵器開発局

-----------------------

・01局:ロボット技術

  なぜか43局を一方的にライバル視するロボット技術を研究開発する部門。

  1章では登場しない。2章から登場する。


・02局:重力波動機関

  つまり艦のコアとなるエネルギー炉の研究開発部門。

  43局のワープ機関研究とは切っても切れない太いつながり。


・40局:センサーやシールド制御

  重力子亜空間伝達理論や波動解析理論に基づく技術を43局から提供され、

  センサー精度が飛躍的に向上、シールド力場や磁場技術の応用によって、

  さらに精度が向上し位置や質量、形状の特定が容易となった。


・41局:30~39局と共同で各種素材

  41局は特に艦外壁や艦骨格に使用する軽量強化素材を扱っていた。

  重力子波動圧縮理論に基づく技術を43局から提供され、飛躍的に他の

  素材研究局を圧倒した。


・42局:思考結晶とその連動に関する技術

  43局とアルミナ父の代から技術提携し、新型ワープ機関の制御に耐えうる

  思考結晶をテーマにして、長年、研究開発を進めていた。

  なので43局とは切っても切れない太いつながり。


・43局:ワープ機関とその応用

  アルミナ父娘おやこが所属していた。


------------------------

海賊スネア

------------------------

  アスパラギン星系のいくつもの企業と癒着している組織で、

  第147辺境警備隊第一辺境防衛基地所属の3割もの人員が

  この組織の人だった。

  地上部隊だと第三惑星ラスタラ側はなんと6割強で120名ほど。

  第四惑星リスーマ側は1割ほどが何らかの形でこの組織に関与していた。


  地上と宙域の人数を合計すると10万人以上いる。

  地上に6万人以上、宙域になんと3万人以上居る。


  こことの癒着で代表的な会社が、ラスタラを中心に展開している

  ネスパラダック社だ。


  アステロイドベルトに大規模な基地がある。彼等の艦艇が係留されている。

  第三惑星ラスタラの衛星マヨースにだだっぴろい基地を持つ。

  --------------------

  ◇仮称スネア宙域開発事業団

    宙域の海賊スネアが真っ当な団体として再出発するために起こした

    事業団体。

    1章では正式名称が決まっていない。

    2章中盤で登場時には『アスパラギン宙域開発事業団』となる。

    「海賊だったくせに堂々と星系名をつけるずうずうしさがいいわね」

    とはアルミナ博士流の賞賛だが、彼らとてアスパラギン星系を長く

    敵性種《HS》から守ってきたという自負があるのだ。

    巣を殲滅できずに時々飛んでくるのを対処していただけで、

    あと数年もつかどうかという所だったにせよ、守ってきたのは

    事実なのだ。名前ぐらい大目にみてやって欲しいものである。

  --------------------

  ◇ネスパラダック社

    海賊スネアとほぼ同体と見なしてもよいぐらいの癒着度がある、

    第三惑星ラスタラに本拠地(本社)を構える企業。

    企業スネア、スネア企業、とも呼称される。

    だが地上世界に生きる者らはスネア派に目を付けられては生きて

    行けない程、社会に根を張った組織であり企業であるのだ。

    生産・加工・流通・販売など、ラスタラ地上500万人の生活を文字通り

    支える、一見万民のための優良な総合企業なのだが、そこはやはり

    スネア派企業の代表である。裏ではろくなことをしていない。


------------------------

海賊ラゴニア

------------------------

  こちらは近年になって結成された健全(?)な海賊で、

  スネアと企業や軍との癒着を嫌って結成された、

  民間人由来の企業や地上の有志が主。


  細々と粗食に耐え、善良なる市民のために立ち上がった勇気の人々。

  海賊スネアに尻尾を振らず、弱きを助けようと日々頑張っている。

  が、資金もなく装備も貧弱で、スネアになんとか対抗したりするが

  うまくいっていない。


  なのでスネア系から略奪したりはするが、いわゆる悪い

  イメージの『海賊』とは程遠く、体制に反発しているにしても

  政府や宇宙軍に敵対するわけでもないので『レジスタンス』という

  わけでもない、中途半端な自称正義の組織。

  見かけはボロいが心は錦。


  こちらは全部で千人足らずしかいない。


  宙域基地の数は2つしかない。

    第三惑星ラスタラの衛星マヨース基地。ここが活動本拠地。

    第四惑星リスーマの衛星ベール基地。 リスーマ周辺での拠点。

      基地というには観測所といってもいいぐらいの規模。

  アステロイドベルトのスネア基地を監視するために艦艇を1隻、

  ベルトに忍び込ませている。観測基地代わり。


  --------------------

  ◇パラギニア宙域警備社

  ◇パラギニア・リスーマ警備社

     元海賊ラゴニアらが、ベンデルマンの元、結成した、

     監視基地運営会社が「宙域」のつくほう。

     第四惑星上の残党のほうがリスーマのつくほう。


     別会社にしたのはそのほうが収支会計が楽なため。



--------------------------------

カーディナルに本社を置く企業

--------------------------------

◇ラップライフサプライ(株)

  本社や直営店のマークは、目みたいにしたLLをぐるっと「S」を斜めにして

  下部湾曲部で囲んだもの。頭はちいさくちょこんと。

  傘下のマークは目みたいにした LLをぐるっと「S」横倒しにして頭の部分で

  囲んだもの。下部は小さくちょこんと。

  傘下の企業も合わせてグループ企業になりつつある巨大食堂サプライヤー。

  そのうち輸送流通関係の企業も合併しそうな勢い。

  アルミナ財団がかなり資金援助している。大株主だったりする。

  同族会社のように見えるが実はそうではなく、息子が継いだのは能力があるから。



◆ムツミネグループ

  マークはぎざぎざで山3つが2段 が基本。

  いくつもの星系をまたにかける超巨大企業グループ。

  またにかかっていない星系の、とくに地上のひとは知らないかもしれない。

  安心と信頼のムツミネ印。

  でもカーディナル星系以外のところではその星系で1番というわけじゃない。

  ブランドネームは強力で、宙域に居る人ならそのマークを見ただけで分かる程。


  ◇ムツミネホールディングス

    マークはぎざぎざで山3つが2段、上が緑で下がオレンジ。


  ◇ムツミネ宙域建設

    マークはぎざぎざで山3つが2段 を青い□で囲むマーク。

    傘下に、ムツミネ造船、ムツミネ船舶などがある。


  ◇ムツミネ重工

    マークはぎざぎざで山3つが2段 の下に1本線

  ◇ムツミネ金属

    マークはぎざぎざで山3つが2段 の左右にキラリマーク

  ◇ムツミネ住建

    マークはぎざぎざで山3つが2段 の下に箱囲い。



◇セイントアキュラステクトロニクス社

  ムツミネ宙域建設代表、マルハス・テンマの義手を作った会社。

  従業員総12名の小さな企業だが技術力は高い。


  義肢などの研究開発を細々とやりつつ健康器具などでなんとか

  利益を出していたが、義肢の出来はいいが値段などいくつかの

  課題がクリアできずに、作っても売れず、経営も苦しくなり、

  融資してくれる所を探していた。

  相談されたカーディナルのとある銀行で担当者がたまたまアルミナ財団を

  知っており、話を通した。興味を持った当時第43兵器開発局にいた

  アルミナ・アユ少尉が、ハヤトと共に出資と技術提供を第41兵器開発局と

  共に、素材面での相談や協力をし始めたのだ。

  そして、軽量新素材を使った軽くて繊細で丈夫な義肢を開発することに

  成功した。もう充分商品として売り出せるレベルにあるのだが、

  まだいくつかの問題点があるとして、現在は多くの協力者

  (マルハス・テンマもそのひとり)

  に使ってもらって緻密な試験をしているところだ。


  D8608型駆逐艦(コロニー艦)には出張所を開設しており3名の

  従業員が駐在している。市民や駐留軍にもそれぞれ数名の義肢装着者が

  いる。



◇ナツメグ税務会計事務所

  アルミナ家が懇意にしている税務会計の会社。ハヤトの知り合いが

  10年ほど前に独立したもので、最初は小さかったがいつの間にか成長した。

  D8608型駆逐艦コロニーの商業区に支店事務所がある。

  アルミナ家は最重要顧客なのか、呼び出すと何を置いてでもすっ飛んで

  くる。


◇アルミナ財団

  とくに宣伝はしていない。

  アルミナ家に方々から毎月のように支払われる莫大な金額を管理するための

  財団法人。全部で数名しかいない。とくに投機などしなくても毎月勝手に

  ずんずん増えて行くので管理業務といえば企業や団体などへの出資や、

  不動産や税金などの管理をするぐらいである。

  もちろん不動産管理は下請けに出すので彼らは数字しか管理しない。

  ときどきアユが勝手にポンと莫大な金額を使うので彼らは気が気ではない

  らしい。ハヤトはもうあまり関わりたくないようだ。



===============================================================



------------------------

第三惑星 ラスタラ

------------------------

  豊富な海洋資源と森林資源があり、

  自給自足のできる自然環境に恵まれた、人間の住みやすい惑星。

  温暖な気候の、大陸の一部を開拓し、人々が住みついている。


  惑星全体で人が住んでいるのは1つの大陸のみである。

  記録には新天地を求めて他の土地に渡ったものがいるらしいが不明。


  大きく分けて山の民、森の民、海の民、と自称する人種が存在する。

  見かけは変わらないが、思想や文化が異なる。

  一番あとで移民してきた海の民が一番多い。


  衛星数は1で、マヨースという衛星がある。

    マヨースには第147辺境警備隊いちよんななの観測所があり、

    ここには第一辺境防衛基地所属の5名が駐在している。


    海賊スネアのマヨース基地というものもある。大きい。広い。

    海賊ラゴニアのマヨース基地というものもある。

    普通。ボロい。でも宙域側の本拠地。


◆第三惑星ラスタラ地上軍

  半数以上が海賊スネアの構成員という、なんとも末期的な地上軍。

  一体どうしてこうなってしまったのか。

  --------------------------------------------------------

  ※ 地上軍・地上部隊

    第一辺境防衛基地から言う場合は『地上部隊』。

    宇宙軍からみても同様。

    地上世界の人々から言う場合は、『地上軍』と呼ばれる。

  --------------------------------------------------------

◆第三惑星ラスタラ 山の民

◆第三惑星ラスタラ 森の民

◆第三惑星ラスタラ 海の民


------------------------

第四惑星 リスーマ

------------------------

  居住化措置が終わってから地上で反乱がおきてしまい、

  緑化や農業が中途半端なままで終わった歴史がある。

  そのため、この惑星には植物資源が少ないので、合成食料品が一般的。

   (草ばかりで樹木がほとんどない)

  それ以外の資源は豊富にある。


  であるため、合成プラントが停止してしまうと、遊牧民以外の人々は

  自給自足ができなくなる。

  週に一度、第三惑星ラスタラから第一辺境防衛基地隣接宇宙港を経由して、

  主に食料品であるが物資が輸入され、鉱物資源を輸出している。


  衛星数は2、ベール、アレラという2つの衛星がある。

    ベールに海賊それぞれの施設がある。

    アレラには海賊スネアの基地がある。


◆第四惑星リスーマ地上軍

  合成プラントを警護、管理するための組織であり、誰かから何かを守る

  という目的の組織ではないが、軍の管理下にあるため、

  技術者や作業員も含まれるが地上軍と呼ばれている。


◆第四惑星リスーマ 荒野の街

  第四惑星リスーマの地上軍駐留所がある。

  そして食糧の合成プラントもここにある。


◆第四惑星リスーマ 鉱山街

  豊富な地下資源を採掘して街へと送る。そのための鉱山街。


◆第四惑星リスーマ 遊牧民

  独自の価値観をもつ、この惑星最初の移民たちの生き残り。

  都会の生活を厭い、家畜とともに生きる。

  大地と草と家畜が居ればいい。


-------------------------------

星系について

-------------------------------

 星系IDは中央宇宙軍が割り振った宇宙軍固有のもので、天文省が管理する天体IDとは異なる。

 うしろの番号は恒星に割り当てられた番号で、人類の版図として届く範囲のみでの番号である。どうせ通称名が存在するので、正式文書には星系IDが使われるがそれぐらいで、普段はそんなもの誰も気にしない。間違えてしまったところで確認されて修正されるだけのことであるし、頭の記号しか意味をなしていないのが現状である。


 頭2文字はただの記号で何かの略というわけではないが以下の意味をもつ。

  NE:居住可能惑星が複数ある星系

  NS:居住可能惑星がひとつの星系

  NC:居住可能惑星がない星系

 中にはいちいち厳格に言うひともいないわけではない。


-------------------------------

NS358587 カーディナル星系

-------------------------------

 0章の舞台。

 宇宙軍本部がある。

 NSの記号通り居住可能惑星は1つだけ。人口およそ50億人。

 軌道エレベーターを有し、星系内にちらほら基地隣接施設建設の計画がある。

 コッペパン艦は最初の移民約4500人を乗せて出発した。


 通常、恒星名星系となるのだが、カーディナルだけは惑星名で呼ばれる。

 慣用的なものなので、いまさら仕方がない。

 なので、カーディナル星系の恒星はサザーンと言うがカーディナル星系

 なのだ。


 惑星カーディナルには衛星が3つあり、1つはカーディナルの6分の1のサイズがある。通称『月』などと呼ばれ、月面都市マーニルなどと言われたりするが、どこの星系でも惑星から見た衛星はどれも『月』と呼ばれるのと同様で、至って普通のことである。

 衛星と衛星上の都市は以下の通り。

  ・第一衛星ローム

     マーニル:カーディナル最大の月面都市。

     イレンタ:資源採掘跡を利用して作られた半地下都市。

     ダランズ:ローム最古の衛星上コロニー。治安が少し悪い。

  ・第二衛星テーム

     軍の兵器開発工廠がいくつもある。

  ・第三衛星ガーム

     衛星自体がそれほど大きくないので観測所がいくつかある。


 カーディナル星系にはいくつかの惑星、アステロイドベルトが存在するが、本編には登場しないので説明は割愛する。



-------------------------------

NE314159アスパラギン星系

-------------------------------

 1章の舞台。ここでは企業関連の移民を募集し、一般移民は募集していなかった。


 アルミナ博士は、新型輸送艦であるバラクーダのテストランで(名目上)それに便乗してこの星系まで来ている。

 輸送艦にはテストだと称して基地建設素材や部材などをたっぷり積みこんでいる。

 思考結晶コッペパンの影響範囲でステルス状態にて停泊。

 そこからは旧型の連絡艇で第一防衛基地隣接宇宙港に到着した。


 ◇アスパラギン星系の構成

   ●恒星アスパラギン

     すこし黄色っぽい。地上世界からみるとだいぶ黄色っぽい。

   ●第一惑星 名称でてこない。ヘンな形の岩らしい。

   ●第二惑星 名称でてこない。住めない。改造不能らしい。酸らしい。

   ●第三惑星 ラスタラ 居住可能植民惑星、大陸2つ、水たっぷり

   ●第四惑星 リスーマ 居住可能植民惑星、無機物資源たっぷり

   ●アステロイドベルト1

     資源たっぷり、海賊スネアの巣がある。

     海賊ラゴニアの観測用艦艇が潜んでる。

   ●第五惑星 ホレイン ガス惑星、ガス衛星、環あり。

   ●アステロイドベルト2

     資源たっぷり、氷たっぷり、メタン氷もあるよ

   ●第六惑星 パロラン

     衛星たくさん、環あり。

     衛星にひっかかった敵性種の巣がいくつかあった。

     巣は4つあった。

     衛星1ジオス:なし

        歪な形。岩石、環に近い。小さい。40km

     衛星2ジアラ:なし

        氷の球、中心に岩石、7番目のサイズ。80km

        年々小さくなっているようだ。

     衛星3ティラ:あり

        岩石、6番目のサイズ。80km

     衛星4テポラ:なし

        氷の塊中心に岩石、小さい。40kmほど。

        ただの氷の塊だと思われていたが中心に10kmほどの

        サイズの岩石が存在することがわかり、衛星として

        認められた。

        年々小さくなっているようだ。

     衛星5ヘパル:あり - ここに基地を建設する予定。

        岩石と内部も氷、3番目に大きい衛星400kmほど。

     衛星6ヘムル:あり

        岩石と表面に氷、斑。1番大きい衛星。

        大気もある。長径10000km

     衛星7プィラ:なし

        岩石、2番目に大きい衛星。1000kmほど。

     衛星8プキタ:なし

        岩石、5番目に大きい衛星、100km

     衛星9ナプラ:あり

        岩石、小さい。直径30kmほど

     衛星10ディクラ:なし

        岩石、小さい。直径15kmほど

     衛星11ディンカ:なし

        岩石、軌道がすこし斜め。4番目に大きい衛星、100km

        公転遅い

   ●それ以外 省略。

 

-------------------------------

NE159112マルキュロス星系

-------------------------------

 コッペパン艦が目的地アスパラギン星系に行く途中最後に立ち寄った星系。

 ここで約1000人の移民が乗艦した。

 この星系で新型艦を製造する参考にと、戦艦ミズイリが多数の設計書などを積んで親征した。数日間滞在するらしい。


 この星系の天体の正式名称には、全て頭に『マル』がついている。『唯一の』という意味らしいが慣用的なもののようだ。同様に、主星・惑星は語尾が『ロス』、衛星は語尾が『ラス』、その他固有名称には特に規定があるわけではないが語尾に 『ス』がつくことが多いようである。

 なので『マル』を省略して言うこともある。星系名だけは『マルキュロス星系』と略さずに言う。

 この星系の古い書物には、『マル=キュロス』のような表記になっているものもある。


 ●恒星マルキュロス

   主星。黄白色。

 ●第四惑星マルカロス

   こちらに政府主体がある。衛星数2。

   惑星カーディナルと同じぐらい発展している。

   軌道エレベーターが2つ存在し、宇宙港がそれぞれに設置されている。

   軌道上にも宇宙港設備がある。


   ○衛星は何れも長径数十kmの歪な岩石で、無人観測設備しか存在

    していない。


 ●第五惑星マルケロス

   第四惑星マルカロスに比べると少し小さいこの惑星は、重力が

   マルカロスの80%程で、衛星数は1である。

   こちらは後から居住化されたのだが、当時の利権を巡ってのごたごたが

   現在にも尾を引いており、治安の良くない地域が多く残ってしまった。

   マルキュロスの頭痛・マルキュロスの病巣とも言われる。


   ○衛星マルベラス

     長径3000km程ある比較的大きな衛星で、古くから宇宙軍の拠点として

     開発された経緯があり、大規模な宇宙軍設備が存在する。

     地下もかなり開発が進んでおり、いわば天体要塞のようなものだ。

     戦艦ミズイリは、第四惑星マルカロスで式典を終えてから、

     しばらくこちらに滞在した。


 ●第六惑星マルドロス

   ガス惑星。衛星数6。

   ○第3衛星マルダムラス

     長径10000km超という惑星と見まごうサイズの居住化済衛星。



-------------------------------

NE174004ヨーギラン星系

-------------------------------

 コッペパン艦が目的地アスパラギン星系に行く途中に立ち寄った星系。

 ここで約1000人の移民が乗艦した。


-------------------------------

NS218896ムルギラディル星系

-------------------------------

 コッペパン艦が目的地アスパラギン星系に行く途中最初に立ち寄った星系。

 ここで約1000人の移民が乗艦した。


-------------------------------

NS291045バルティソーラ星系

-------------------------------

 ステラ中尉が元居た星系。惑星ミリクスで地上軍に所属していた。

 政情が不安定で、内乱が多く、軍はそのたびに政府の命令で鎮圧に向かうため、その時点で敵対する勢力にその矛先を向ける軍だった。


-------------------------------

NE300187パルメニオン星系

-------------------------------

 地上車で洗練されたデザインのトーランド社がある。


-------------------------------

NS052781ワイガル星系

-------------------------------

 アルミナ・アユの母親、フィナの任地だった星系。

 現在は人類の版図ではなくなっている。



-------------------------------

◇思考結晶について

-------------------------------

 新型艦艇や基地に搭載している思考結晶全てに共通することだが、最初の1つから知識や経験などのデータを複写したのが影響したのか、どれもアルミナ博士を造物主か神のように考え、素直に従う。

 全部同じじゃ面白くない、ということで性格設定の味付けをしたりもしているが、彼女への反応には例外もあるがそれほどの差が出ない。

 そのため、彼女が多少味付けを濃くしてしまい、彼女への態度とその他の人への態度が大きく異なるものが出る原因となった。

 コッペパンは全然大人しいほう。

 カンイチくんは試験的に制限を緩くしたため、妙なことになっている。

 彼女の予想を超えておかしくなってしまっているが、データを取るためと割り切って我慢している。彼女には珍しく。なのでいつリセットされるかと言うところかもしれない。



  ◇D8608型駆逐艦コッペパン

    5万人ぐらい生活できる空間があるとアルミナ博士が言うのも

    わかるほど、あちこちスペースに余裕があるコロニー艦。


    旧来、コロニーは遠心型・盆型があり、形態は密閉型やドーム型

    などが主流であったが、これはコロニー艦という呼称通り、

    密閉型で艦艇のように外壁がしっかりしており、重力制御機関の

    恩恵を多大に受けた積層構造となっている。

    コロニー艦なのに戦闘艦の分類なのは、やってみたかった、という

    非常識な設計思想によるもの。


    だがこの艦を基準に、新型艦艇の規格ができつつあるというか

    できてしまっているため、そのうち同型艦やそれら新型艦艇が

    増えて行けば、コロニー部分の大小はあるだろうが、それでも、

    乗組員だけではなくその家族や企業商店などが、まるで移動型

    要塞天体のようにあちこちを移動するようになるのだろう。


    多くの艦載機格納庫があり、当初は艦長派には一般用艦載機しか

    知らされていなかった。それでも小型輸送艦含め30機ほど搭載

    されていた。


    思考結晶コッペパンが鳴らすお報せ音『ピロレポンピポン』は、

    アルミナ博士へのお報せ専用音。

    外出時は腕か個人端末へ音ではなく振動のみの設定も可能。

    他の人への場合は、その人が携帯している個人端末へ報せている。

    コッペパンは軍への体裁のようなものもあって、機械的な性格設定

    になっている。


    D8608型は、設計時からアルミナ博士が「コッペパン型」という

    フシギな呼称をしていたのがそのまま通称名となった。



  ◇カンイチくん

    アルミナ博士の呼ぶこれは、コッペパンの艦外作業、宙域作業用にと、

    彼女が試作品として計画して造らせた『最初の1つ』である艦載機。

    他の艦載機はここから分派したようなもので、改良を加えたり削減

    するなどをして小型化したものだ。

    なのでカンイチくんは他よりも大きい。

    どこでそうなったのか、いつからか方言のような喋り方をするように

    なってしまった。

    ちなみに、『カンイチくん』が名称であり、『カンイチ』は略称

    である。



  ◇艦載機たち

    カンイチくんの設計をベースにしてつくられた汎用艦載機。

    名づけられていないが、戦技情報室用のはA1号~のようにAがつく。

    カンイチくんはそれで言うとA0号。

    性格設定の範囲はちゃんと狭くしたが名付けがトリガーのひとつなので

    名付けすればそれぞれ個性が出るかもしれない。

    どの艦載機も、思考結晶の補助があるので1人でも動かせる。

    操縦室に席が11もあるのは手動操縦の場合のため。

    最低6人居れば普通に手動操縦ができるが、11人いると楽。

    もちろん部屋は操縦室だけではないので、乗るだけならもっと乗れる。

    無人でも動かせるが、制限解除が必要。

    コッペパンと連動可能。


    計画ではさらに小型の、数人しか乗れないようなサイズのものも

    挙がっていたが、「脱出ポッドのようだ」、「シミュレーターの

    ようだ」など、あまり好印象でなかったことと、最初から何種類も

    用意してもメンテナンス等の手間もかかるし、個人用ではないの

    だからということで、計画から外された。



  ◇艦載輸送艦

    こちらもカンイチくんがベース。

    名づけられていないが、B~Fの記号がつく。

    記号で分かるようにグループ分けされ、たくさん用意されている。

    ロックらが乗って行ったのは艦長ら一般用なのでBがついていない。

    性格設定はコッペパン同様機械的。

    これは一般艦載機同様、よそに貸与する予定があるため。



------------------------

その他艦艇

------------------------

◇戦艦ミズイリ

  見かけは旧型だが中身は最新装備の戦闘艦。旧型式艦艇中で最強。

  旧型なので乗組員の家族や民間人商店などはないが、

  中身はかなり改装されており、快適に過ごせるようになった。

  食堂はもちろんラップライフサプライ系列。

  旧型(何度も言うが)なので、新型のサイズ規格ではない、

  ゆえに駆逐艦コッペパンよりもかなり小さいが、

  それでも全長1km近くある。

  砲塔などの武装はそのまま残っているが、祝砲や空砲用になってしまった。

  性格設定はコッペパン同様機械的。

  思考結晶は固有名称『ディーナ』とアルミナ博士によって付けられた。



◇輸送艦バラクーダ

  宇宙軍軍人は艦長と副艦長のたった2人だけで、

  それ以外は従業員28名、食堂員10名で、

  長さ8km直径4kmというカプセル状円筒形の輸送艦。

  ホテル・バラクーダというリゾートホテルが、経営者たちの

  資金繰りに失敗して倒産ということになって、そこを拾われた。

  従業員たちはまさか輸送艦で働くとは思わなかったようだが、

  もともとちゃんとしたホテルで働いていた者たちばかりなので、

  「輸送艦に来るお客さんたちを誠心誠意もてなしてあげてね。」

  というアルミナオーナーに言われ、「そうかここは宿泊施設なんだ」、

  と、決意を新たにして輸送客をホテル式でもてなすプロのホテルマン。

  食堂員はもちろんラップライフサプライ社の系列のひとたち。


  倒産した(寸前だったがしていない)ホテルの名前を引き継ぐのは

  どうかという意見もあったが、「あなたたちの怠慢で潰れたの?」

  と言われた従業員たちは、オーナーの心遣いをありがたい思い、

  ホテルマンの経験を存分に生かそうと思うきっかけになった。


  ときどき本家ホテル・バラクーダに合わせた妙なキャンペーンを

  実施している。カーディナルからの宿泊客が居たりする。

  作家などホテル住まいの客もいる。


  艦載機を搭載しているのだが、パラギニア宙域警備社から10名ほど

  派遣されてくるまでは、動かせる者が居なかったため死蔵状態だった。

  動かせるようになってからは客たちの送迎などで活用された。


  思考結晶の固有名は、フィッシャーと言う。

  アルミナ博士がいたずら心で性格設定をしたため、彼女以外は、

  『フィッシャーさん』と呼ばないと返事をしてもらえない。

  ロックやカルドン艦長などが「めんどくさい設定しやがって」

  と、文句を言っている。


  ---------------------------

  ◇ホテル・バラクーダ

    元リゾートホテル。現在改装中。惑星カーディナルにある。

    予定では改装してほとんどを分譲にすることになった。

    元々場所はいいので、分譲部分にはすぐ買い手がついたようだ。

    ホテル部分は縮小され、分譲部分とは完全に分割された。

    コテージや水上コテージは、一部を遺して飲食店や土産物店になる。

    パンフレットには、「ホテル・バラクーダ 輸送艦内にもオープン!」

    と書かれている。


    どうやら周囲の景観を損ねない程度で地下や一部の海底などを利用した

    娯楽施設を開発中らしい。コッペパン艦内のテーマパークが軌道に

    乗れば、こちらにも小規模だがいくつかの同じ施設が造られる、と、

    ひそかに計画が進んでいる、らしい。


-------------------------------------------------------------


201412291310 マルキュロス星系についての記述を追加しました。

201501141705 カンイチくんの名称について追記しました。

201501171835 スネアをステラと書き間違えていたのを修正。orz

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ