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詩: わたしたちの時代

作者: 水谷れい
掲載日:2026/05/19

社会学者

長いあいだ歴史の欄外に押しやられてきた私たち

声を上げれば「生意気」と書かれ

沈黙すれば「従順」と誤読された

しかし もうページの端で震えてなんかいない

私の言葉はこれからは本文に刻まれる


ギャル

えーでもさー ゆな的にはー

男とか女とか どっちでもよくね?って感じなんよ

好きなときに 好きって言うし

やりたいことは やりたいからやるだけ

それが“ゆなの時代”ってことでしょ?


ばあば

あんたたち どっちも正しいよ

世の中はね 押したり引いたりで進むもんだ

強く言う日もあれば 黙って見守る日もある

ばあばはね 女の時代ってのは

誰かを倒すんじゃなくて 誰かを抱き上げる時代だと思うよ


おねえ

あらまあ みんな好き勝手言ってるわね

でもさ あたしは女じゃないけど

女の時代が来るって聞いたとき

鏡の前でつい口紅を濃くしちゃったのよ

だってさ——その光、あたしにも当たるでしょ?






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