3節目 魔物の森にご用心
私は仲間と共に冒険を始めた。
冒険を始める前に、なぜかアリサがナイフを持っていたのでなんとか戦える。少し不安だけど…。
まあ、耐久性はアレだけど結構強いからね。
なんか手に馴染むし。
異世界だから魔物とか、敵が出てくるかもしれないし。
まあ頑張るか。何とかなるでしょ。
というか、この面子じゃあ不安だ…なんか子供だらけだもん。せめて成人済みの大人がいれば安心だけどなぁ。
でも弱音を吐いてても仕方ない。とにかくこの世界を知る必要があるんだ!!
そんなことがあって、私たちは森の中に入った。
まあ、この森、マッシュルームフォレストは魔物や敵が出やすいっていうから、警戒して進まないといけないな。
『シャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!』
いってるそばから何か出てきた!なんだこいつう!!
「な、なんだこれ…く、蜘蛛!?」
そう、なんとあの強い蜘蛛、アイアンスパイダーだった。
…なんでわかったんだ私。
慌てた様子のレオンが叫んだ。
『き、キツネのお姉ちゃん、頑張って!ぼ、僕怖い!!』
人任せかよ!こんな状態でどう戦えばいいの!?
そう思ってると、何か発動した。
《エキストラスキル【戦闘者】を使用します。》
う、こいつ…直接脳内に…!?
という感じで脳内に謎の言葉が響いた。何この現象こわ。
てかなんだそれ、たたかう、ひと?
すると身体のそこから力がみなぎった。
「うおおおおおお!!なんじゃこりゃあああああああああ!!!!」
なんか叫んでみた。それっぽいでしょ?
そして思いっきりナイフを振った。
その切っ先がアイアンスパイダーの頭に直撃して、そのまま倒れてしまった。
「しゃあ!勝った!計画通り!!」
適当に叫んでると、ソラが震える声で喋りかけてきた。
『ゆ、ユキさん…く、蜘蛛、たおしました…?』
どうやらソラとレオンは蜘蛛が嫌いなようだ。冷静なソラが震えるんだ、相当なんだろうね。
私は思いっきり力強く頷いた。倒したぜ隊長!
しかし、いきなりアリサが叫ぶ。
『あ、ユキ!危ないのだ!!』
なんだ?何でそんなに焦って…うわぁ!!!
『ぐるるるるるるるるる!!!』
ライオンが襲ってきた!!ライオン!?
慌てて身を潜めた。怖い!怖いよ!石にでも変身したい!!今すぐに!!
《ワールドスキル【変身者】を発動します。》
また…直接脳内に…!?
まあ、冗談はさておき何が起きたかというと、なんと私はライオンの進化系であるスターライオンになってた。
どゆことなん?
『ぎにゃあああああああ!!!』
ライオンはすぐにみっともない声を上げて逃げていった。あっけな。
『やった!ユキさん!やったあ!』
とソラが嬉しそうに喜んでくれた。敬語やめてるのかわいい。
『あーあ、僕がキツネのお姉ちゃんを助けようと思ったのに、な。あ、はは。』
と悔しそうだけどレオンが喜んでいる…?なんか私を化け物を見るかのような目で見てるけど…なんで?
『やったぞユキ!ライオンを追い払ったのだ!』
と満面の笑みをアリサが浮かべている。
やっぱり個性的だな、このメンバー。
でもそれが面白い!と思いつつ、
私は足を運んだ。
『…でもそのままはこわいのだ、ユキ。』
ア、ヤバ、そのままだった。
私は元に戻って、冒険を続けることにした。
…ごめんなさい。スキル完全なパク…げふんげふん、リスペクトですよ、リスペクト。
……ああ怒らないでくださいおねがいします!!何でもはしないけどがんばっていいもの書きますので!!
ほんとにすみませんでした。でもこの調子で続くんです。ごめんなさいアンチコメントはやめてくださいおねがいします。
いい表現が見つからなかったんですぅゆるしてくださいぃ。
…読んでくれてありがとう、また次回会いましょう
ああやめて殴らないでぇ………