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転生するなら人間がいいな~  作者: 獣野狐夜
第壱章 大きな都会、友情の森
1/4

1節目 「私、転生するなら人間がいいな〜」

本文を読んでいただく前に、こちらを読んでいただけると嬉しいです。

より作品を楽しんで貰えるように、注意事項を記します。


♢この物語はフィクションです。物語中に出てくる人物、団体、店名などは全て架空のものです。


♧この物語は《花言葉》と《誕生花》が関わってくるものもあります。知らなくても問題ありませんが、知っていると少しだけ面白くなります。(多分)


♡ちょくちょく内容を変更することがありますので、ご了承ください。初心者なのでミスがあればご報告していただけると嬉しいです。


♤ファンタジー要素や一部暴力的表現、流血表現、回想シーン多数、素人発言などが多く含まれます。苦手な方はご注意ください。


…それでもいいなら、読んでくださいね

きっかけは、いつも些細なことから始まる。


それは、時に大きな話になることもある。


例え、それが誰の記憶に残らないとしても、


……それでも、私はここに記そうと思う。




仕来りとして、こう始めるとしよう。


むかしむかし、あるところに…………いや、違う。


これは、とてもとても、最近の話。



あるところに、一人の少女がいました…と。




それじゃあ、また。


この話が、終わる頃に会おう。


誰も知らない物語の、


はじまり、はじまり~。


_____________


んん~……!!

朝日が差し込むベッド。

それが眩しくて眠気が覚める。

スリッパを履いて、歯磨きをする。

「………ギリ金欠だぁ」

思わずため息をつく。

今月分の貯金はもう尽きたし、

来月の分出すしかないかな……。

とりあえずコンビニへ向かおう。

……ひとりで。

私は今日も一人で外に出る。

まぁそれは当たり前だよね、私コミュ障だから人と喋れないし。

友達出来るわけないよね。

てかそこまで要らないし?うん、必要ない……よね?ね?

歩き慣れた道を歩いていると、

近くの高校に通っている女子高生二人組の会話が聞こえてくる。

『ねぇねぇ、あのさ~もしも転生するならなにがいいのぉ~?』

もう一人の女子が答える。

『えっと~、私、転生するなら人間がいいな~…な~んて!』

『だよね~!そう思うよねぇ~?私も転生するならぁ、人間がいいかなぁ~って思ってたんだぁ~!』

『でも、どうしてきいてきたん~?』

『あ~!それねぇ~…最近流行ってるじゃ~ん?転生モノ~!』

『確かに~!流行ってるよね~!』

最近日本では異世界系の漫画や小説、アニメなどが若者の間に爆発的に人気だ。

(私も、転生するときは、人間がいいな…)

なーんて、私には全く無関係。

何が面白いのかわからないし、そもそも本やテレビは苦手だし。

ただの欲望を満たすためのフィクションに過ぎないからね。うん。

(まぁでも本は暇つぶしに書いたりするけどね♪)

最近発売した新作のネトゲを早くプレイしたいし、ささっとご飯を買って帰ろう。

とりあえず、私はお惣菜パンや様々な飲料がたくさん入った袋を抱えて、コンビニを出てからささっとすぐに帰った。

「うわぁ……雪降ってる。」

ついに雪が降り始めた。

マフラーも何も付けていないため、少し寒い。

あとついでにお金が無くなった。懐も寒い。

「ふぅ~、つかれたぁ~っ!!…と、とりあえずプレイしてみるか~!」

見てる人からすれば完全にニートというか、引きこもり?だけど、私はれっきとした会社員だから…いやまぁ、そういえば、2ヶ月前に辞めたんだっけ……あはは。

「ん~でも貯金なくなっちゃったし……まぁいっか、とりあえずゲームしよ。」

そうして私は発売されたてほやほやの新作ゲームをを始めた。

一時間ぐらいやって、そろそろ日が暮れる頃。

「…このゲーム意外と面白いぞ?」

面白かった。

ファンタジー系だったから不安だった。

でも唯一の親友に勧められたし、やってみようと思った。

そう考えていると唐突に睡魔に襲われた。

「……あれぇ?」

うとうとしながらパソコンの電源を切り、スマホをみる。

「まだ7時か…いつもなら午前4時まで余裕で起きられるのに……。」

そしてベッドに寝転がり、仕方なく私は寝ることにした。

「おやすみなさい…。」

そうして私はパタリと眠った。


私、秋山 雪美はこのとき知らなかった。

この日、本当に異世界へ転移してしまうと。





私は目を覚ました。

ついつい寝すぎてしまった。

頭がぼーっとする。そして痛い。

すると、見たことのない景色が飛び込んできた。

「うーん…あれ、私どれくらい寝て…ってここどこ!?」

目の前は明らかに日本ではなかった。

なにこれ…岩?浮島?

は?え?いや私、家に居たんだけど。

じゃあ…パソコンは!?

な…ない!命よりも大切なパソコンがない!

最悪あれを売って食い繋ごうって思ってたのに!

「パソコンが…ない!?じゃあスマホは…!!あ、充電中だ!!嘘、ここどこ!?え!?」

まさか、夢?夢なの!?

それにしてはリアルすぎる。

ほっぺたつねってみても痛いから現実だ。

現…実!?なんだこれ!私死んだの!?

なんでぇ?

いや、待てよ。

思い返すと原因がわかったぞ。

起きて、空き巣に刺されたんだ、私。

多分刺されて死んで、転生した…のか?

なんか某小説みたいだけどそう、かも?

って!なんでこうなるのさ!!

いきなりすぎて意味わかんないよ!

てかそれより先程から違和感がある。

耳が横ではなく、頭の上にある気がする。

なんかおしりにも違和感がある。

違和感のある箇所を触ってみるともふもふしてくすぐったかった。

もふもふ…あれ、犬の耳なのか?どゆこと、コスプレ?

でも動かせる。自分の意思で。

まじどゆこと。教えてマイゴッド。

「私、人間じゃない…!?まじ!?嘘、ありえない!!でも…。」

でもこれは現実。そうじゃなければとっくに目が覚めてる。

悪夢見たらすぐ起きる特技持ってる私が起きないって事は…

ここは本当に、異世界なの…?

現実逃避はできないし、どうしよう!

うわああ、どうしよ、どうやって生きてけばいいの!?

そしてなんか髪の毛も紫色になってる。突然変異なの?まじなんなの!?

驚きすぎて頬がいたい。顎攣りそう。

どうしよう。マジでどうしよう?

なにすればいいんだ。目的もないし…。

多分私、獣人になったんだ。

にしては肌面積広いからケモ耳なのか?いやどっちでもよくないけどさ。

人間になりたかったなぁ、どうせなら。

というか、よーく見ると景色すごく日本に似てるくね??

葉書のカタログとかで見るような日本の絶景が目の前にあるんですけど。

桜とか名古屋城的なのも、富士山的なのまである。

なにこれ、わんちゃんどっきりか?

水ダウいたりする?いてくれたのむ。いないかそうか。

静岡と山梨と愛知が入り乱れる謎空間脳バグるんだけど。

でも、本当に異世界か?ここ。

あの変な浮島以外は日本みたいだけど…。いや絶対違うしゃちほこ化けもんになってる!!

でもワンチャン本当に日本だったりして…?

そう思いながら近くの街に寄ってみたが、そういえば最初から私の姿がすでに物語っているし、人じゃないものがたくさんいるから異世界としか言えない。

まあいいや、どうせ異世界で転生したんだからのんびり過ごせるようになりたい。

よくある話だよねって?当たり前でしょ波乱万丈とか望んでないの私は。

のびのびとすごして、どうせなら友達とか!!人間にもなれたらなりたいな~!

そういえば私、どう言う名前にしよう…。

そのままとかじゃあ色々問題ありそうだしなぁ…。どうせなら冒険者とか現地人みたいな名前にしたいなぁ、う~ん。

そうだ!これから私はこう名乗るとしよう。

私の名前は、ユキ!そうしよう!!シンプルイズベスト!





私は転生して獣人として生まれ変わったのだ。

変わらない日常、変わらない時間を過ごすことを神様は許してくれなかった。

ここからこの世界、ウルワランドの歴史が、秋山 雪美の伝説が始まる。

どうも作者です。はい、読んでいただいたとおり、すっごい稚拙な分です。うるせえ、この主人公!と思うでしょう。

しょうがないですよ、なぜならこれがほんとの処女作なのですから。若気の至りみたいなものです。

高校に書いたのを少し修正して載せる予定ですが、元があれなんで直しても痛々しいです。

ちなみに各所ご関係の方本当にすみません。なんかもう、この先の話で恥ずかしいくらい版権の作品の話出てたりします。バリバリ影響受けてる作品もあります。タイトルなんかバリ影響もろ受けまくりですし。なんかもうすみませんね本当に。

実は別サイトに投稿しているのをここに載せなおす形で投稿する予定です。

なので同姓同名の作品があったらたぶん僕です。たぶん。

とにかく、痛々しくても愛をこめている作品なので、気長に読んでいただけたら嬉しいです。

どうかユキちゃんを応援してあげてね。

長々とすみません。以上作者でした。

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