表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私を好きって本当ですか? ~自己肯定感の低い私が結婚したら幸せすぎでした~  作者: 吉沢月見


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

96/126

96

 夜はいつものように私の部屋に集まって、そのまま暴露大会。


「ハゲの体臭がマジで無理」

 歯を失ったと同時にベルダ姉様は口が悪くなった?


「煎餅まで辛いのよ。私はザラメがいいのに」

 エリー姉様のぼやきも止まらない。


「歯を折られたときすごく腫れて、その顔を見てあのハゲ笑ったの。『愛の力で耐えろ』とほざくし。愛してねぇっての」

 反対にサイカ姉様は黙って自分の中にうっぷんを溜めていらっしゃる。

「夫の父が婚姻を繰り返すから義母が三人よ。乳母も元気でしゃしゃりでてくるし。小姑も多い。なんで私の食事が乳母の後なのよ」

 エリー姉様のところは食事の作法までややこしそう。


「エリー姉様、お友達を作るといいわよ」

 サイカ姉様が言った。


「そうね。私も夫の愛人たちと悪口を言って吐き出しているもの」

 ベルダ姉様まで同意する。


 コットは所在なさそうで、耳が痛いようだった。


「姉様方、私たちそろそろ眠るので」

 堪らずに私は欠伸をして見せた。


「ああ、はいはい」

 という感じでその日はお開き。


「凄まじいな。女は怖いとバーリーが言っていたのも少しわかる」

 とコットが言った。


「私みたいにリハビリをしたり、料理ができたりしないのよ」

 サイカ姉様は台所に入れないといつかの手紙に書いてあった。不満の消費の方法もないのかもしれない。姉様たち、ここにいるときは私と話すことで少しは楽しい時間を過ごせたかしら。誰かが笑っている顔が私を幸せにさせたもの。


 コット、私はあなたと眠ると癒されます。背が高いから正装すると更にかっこいい。そんなあなたに抱き締められて眠る私は幸せ者です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ