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54、戦闘技術科 最初の授業

 ウスティカ魔法学園において、どの授業に出るかは生徒個人が選択する。また、講師が生徒たちに課題を出すことはあるが、それを真面目にこなすかどうかも本人の裁量に任されており、講師が個人的に生徒を褒めたり、何らかの賞罰を与えることはあっても、システム的に成績をつけるシステムや義務は存在しない。

 優れた魔術師は自然と頭角を現していくものだという考え方が学園内では一般的であり、わざわざ生徒同士を比べたり、競わせる必要はないという考えに基づいている。


 ただ別の面に目を向ければ、教授陣は一部のお気に入りの生徒を除き、ほとんどの生徒のことは放ったらかしである。学ぶ意欲を持つ者を拒む場合はめったにないものの、生徒自身が己の必要なものを自ら探し、見つけ、学んでいかなくてはならないのだ。


 この点においては、エアたち三人は、幸運であった。エアは、カタリナから基本的な八指向性の理論や、その組み合わせによる基本的な魔法を扱うことはできるようになっており、不足していたのは、実践的な経験であった。

 カタリナの方は、自分の魔法についての知識が、それほど体系だっておらず、扱えない術式が多いことを問題意識として抱えており、あまり好きではない座学を我慢して集中的にこなそうと考えていた。

 ヴァイスは、そもそもあまり戦う気はなく、エアかカタリナにくっついて楽に学園生活をおくることを考えていた。

 三人はそれぞれ、自分の目的と、それに見合った学ぶべきものを知っていたし、それゆえどの授業を受けて、どの授業を受けないかという選択に迷うことはあまりなかった。



 戦技科の教室は他の教室とは異なっており、屋内グラウンドとも呼ばれている。教壇の後ろに黒板があり、それを前にして机が並べられているという点では他の教室と同じなのだが、その後ろには、その教室二つ分ほどの広いスペースが開いている。ここで、決闘をしろと言わんばかりである。

「私も決闘したいなぁ」

 後ろのスペースを眺めながら、そう呟いたのは、一番後ろの席に座っているカタリナだった。隣に座っていたヴァイスは「私は嫌ですよ」と言った。前の席に座っているエアの耳にも届いたが、エアはごまかすように、隣に座っているルティアに声をかけた。

「授業、楽しみだね」

「う、うん」

 新年度最初の戦技科の授業は、正教授のミリネではなく、准教授のアリシアが行うことになっていた。教室には、戦技科に所属している生徒のほとんど全員、20名と、別の科から授業を受けに来ている30名の計50名が揃っていた。

「さて、今期の戦技科の新入生は計12名。二期目の生徒が6名で、三期目の生徒が2名。計20名で、これからの二年間を過ごしていくことになるわけですね」

 アリシアが、皆に向かって元気よく話しかける。

 学校を卒業するタイミングも、個人の自由に委ねられている。金さえ払えるのならば、何年だって生徒として学園に通い続けることができる。

 その点、カタリナは、数か月で学園をやめる予定だった。エクソシアを倒すことが当面の目標であり、そのために自分を鍛えなおすことが目的だったからだ。

 他にも、目的の魔法や技能、資格を取得した時点で学園を出る予定の者も、少なくなかった。

「基本的に戦技科は実技中心になります。一回につき四時間かけて授業を進めていきますが、入退室は自由です。基本的には、他の科の授業も同様ですね。さて、では初めに、魔術師にとっての戦闘とは何かということを、実践によって示したいと思います。どなたか、私と決闘していただける方はいませんか?」

 アリシアは、自分の手を挙げて、生徒たちにも手を挙げるよう示す。カタリナは、誰よりも早く手を挙げたが、アリシアは別の生徒を指名した。カタリナは舌打ちしたくなる衝動をこらえた。ちょうどいい感じで負けてやるつもりだったのに、と内心つぶやきながら。

 指名されたのは、イリーナ・メロイだった。

「イリーナさんは、確かウスティカに来て最初の日に、ルティア・ケイロスを破ってますね。彼、私の弟なんですよ」

 そう言って、アリシアはニコッと笑う。

「講師として実力が十分であることを皆に示すついでに、弟のかたきをとれるなんてラッキー」

 実のところ、アリシアはイリーナに対して何の恨みも抱いていなかった。どちらかというと、初日からずいぶんと迷惑をかけてきた、弟に対する嫌がらせとして、そういうことを言ったつもりだった。

 さぞかし、プライドを傷つけられただろうと思って弟であるルティアの方を見ると、彼は隣に座っているエアと何やらこそこそと話して楽しそうにしており、自分の話を聞いていない様子だった。

「ルティア!」

「なんですか、先生」

「前の決闘で、自分がなんで負けたかわかりますか」

 ルティアは、そう問われて、頭を悩ませた。あのあと、エアのことばかり考えていたせいで、戦いの反省を十分に行えていなかった。

「あのね、ルティア。勝つ者がいるなら、負ける者がいるのも戦いだから、負けてしまうこと自体は仕方がない。でも、そこから何も学ばないのは……」

「あの、先生。彼は、十分に実力を発揮しました」

 遮ったのは、イリーナだった。アリシアは、困惑するルティアから目を外して、イリーナの方に目を向けた。

「まぁ、いいです。授業のしょっぱなから私情を挟むのもよろしくないですしね。さて、やりましょう、イリーナさん」

 

 教室の後ろ側にあるスペースに、ふたりは距離をとって向かい合っている。

「決闘は基本的に、実力の劣る方が先に攻撃を仕掛けます。魔法というのは、攻撃するよりも防ぐ方が難しい上に、魔力の消耗が大きいという考えが一般的だからです」

「では、行きますね、先生」

「どうぞ」

 イリーナは、前にルティアと戦った時に放った、ホーミングするエーテルの氷塊の術式を起動した。自分がルティアに追い込まれた原因の魔法である。

 今回は、十三発ではなく、それを半分以下に減らして、五発のみ射出した。

 アリシアは、ルティアとイリーナの戦いを直接は見ていなかったものの、あとからその情報を弟のレスフィスから聞いていた。それゆえ、その魔法のまずい部分を理解していた。

 アリシアは、ルティアがそうしたように、アリシアに接近すべく地面を蹴った。手には、ルティアが使っていたのとよく似ている短い杖が握られている。

「どうする?」

 今回、イリーナは盾を持っていない。それでも、魔法の短剣だけを手に持っているイリーナの方が、杖のみを持っているアリシアよりも接近戦は有利に見える。

 アリシアは、ルティアとの戦いの時そうしたのと同じように、前進して迎え撃った。

 イリーナの予想通り、アリシアは横方向に自らを弾く伝属性を魔法を唱え、後ろから追尾してきたアイスストーンの射程から一気に外れる。アイスストーンは、そのままイリーナの方に向かうかと思われたが、くいっと直角に方向を変え、再びアリシアの方に追尾していった。

 五発すべてが、一直線に並んでアリシアに向かっていく。さらに、イリーナ自身も、アリシアを追撃する。

「数を減らすことで、追尾の精度をあげたわけですね。ちゃんと、前の戦いから学んでいる」

 アリシアには解説するだけの余裕がある。

 手に持った杖の先から、エーテルの壁が出現する。それは黒色に塗りつぶされていて、向こう側からはアリシアの姿が全く見えないほどに巨大であった。イリーナは、接近戦を諦め、その場で急停止し、前を向いたまま後ろにステップを踏む。黒い壁に、アイスストーンがぶつかるが、壁はまったく傷つくこともなく凍結することもなく、その攻撃を受け止める。壁が地面に溶けると、余裕の表情のアリシアが、皆の方を向いて解説する。

「彼女の唱えた魔法、アイスストーンはエーテルを固めて固形化したものを打ち出しています。それゆえ、物体を媒介とするアイスボルトと異なり、エーテル同士の相互干渉がより強く働きます。私が今唱えたエーテルウォールには、光の遮断属性だけでなく、火と、極めて強い伝の属性を込めておきました。ですので、アイスストーンは壁に当たるや否や、アイスストーンに含まれている冷属性は火に中和され、伝属性はより強い方が弱い方を同質化する性質を持っているので、より強い魔力をまとっている壁の方がアイスストーンを取り込んでしまったわけですね」

 生徒の中には、理解できずに頭をひねっているものもいれば、退屈そうにあくびをしているものもいる。

「ともかく、射出系の魔法に追尾性能を付与すると、その分だけ発射体の循環魔力量は低下します。エーテルを固めることのメリットは、その分だけ循環魔力量を確保しやすいという点にありますが、それほど大きな差ではありません。射出系の魔法で一番効果的なのは魔石を打ち出すことですが、コストがかかります。魔石は安価ではないので。では、次に私が攻撃しますよ。皆さん、見ていてくださいね。イリーナさん、準備はいいですか」

「はい」

 アリシアは、優しく微笑んで、杖をイリーナに向けた。その杖の周囲を氷の塊が回転する。先ほどイリーナが打ち出したのと同じ魔法である。違うのは、その形状と、射出方法と、速度。

 氷の塊は、回転とともにどんどん鋭く尖っていく。そして、十分に鋭くなったものから順に打ち出され、正確に、イリーナの腹部へ向かってゆく。イリーナは、ルティアとの戦いからずっとひとりで練習していた、エーテルの壁を出現させる。アリシアとは違い、即座に十分な厚さのものを作り出すことはできないが、先ほどアリシアがしゃべっている間に、術式の準備を整えていたので、今作り出したものは十分な強度を保っている。

 アリシアが先ほど出した壁と異なっていたのは、それが透明なままであることだ。

 氷の針は、エーテルの壁にぶつかったが、くだけるのではなく、突き刺さった。そして、続々と次の氷の針が、突き刺さったその部分をさらに突き刺していき、瞬く間にイリーナが構築したエーテルの壁を突破した。

 イリーナは飛びのいて、貫通した氷の針を交わしたものの次の発射体が、もうすでに打ち出され、自分の腹部を正確に狙っていることに気が付いた。短剣を振るい、迫ってくる一本のアイスストーンとは名ばかりの、氷の針を弾く。もう一発。さらに一発。

「ほー。うまいですね」

 アリシアは、杖を向けたまま、剣で器用にはじき続けるイリーナを褒める。イリーナの方は、言葉を返す余裕などない。一瞬でも油断をしたなら、氷の針が腹に突き刺さり、先ほどエーテルの壁がそうなったように、貫通するまで何度も突きさされるに違いない。

「まぁでも、ちょうどいいですね」

 そう言って、アリシアは杖を持っていない方の手をローブの内側にやって、何かを掴んだ。そして、投げた。短剣だ。しかもそれは、氷の針よりもはるかに速い速度で、正確に、イリーナの腹部を狙っていた。

 イリーナは、思わず短剣を持っていない方の腕で、腹を隠す。左腕に短剣が突き刺さる。続いてやってくる氷の針を、二発、三発と短剣ではじく。そこで、攻撃は終わった。イリーナは、持っている剣を左手に持ち替え、右手で突き刺さった短剣を引き抜いた。止血と治癒の魔法をかけたあと、両手をあげて「降参です」と言った。

「はい。今年度最初の決闘はこんなものでいいでしょう。イリーナさん、ありがとうございました」

「こちらこそ、ありがとうございました、先生」

 アリシアは、平静を装っていたものの、イリーナが想像以上に優れた魔術師であったことに驚いていた。ルティアが、彼女を追い詰めたのだと思うと、やはり弟には、魔術師として十分な才能があるのだと思い、上機嫌になっていた。

「今の決闘で、何か質問がある方はいますか」

「はい!」

 手をあげたのは、エアだった。あてられる前に、立ち上がる。

「シア先生!」

 シア、という愛称は初めて聞くものだった。

「シア?」

「ダメ?」

「いや、いいですけども」

 アリシアは困惑しつつ、エアの質問に耳を傾ける。

「シア先生。今の決闘は、何割くらい本気を出しましたか!」

「え、えーっと。二割……一割くらい?」

「すごい! ありがとうございました!」

 エアは大げさに頭をさげて、席に着いた。皆、ざわざわと楽し気に私語をはじめる。

「やっぱ、アリシア准教授すげぇな」

「あの人、最年少で戦技科の講師になった人らしいよ」

「イリーナさんも、よくあの激しい攻撃しのいだよな」

 本来なら私語を注意すべきところかもしれないが、その内容が、自分の実力についての褒め言葉ばかりだとアリシアはわかっていたので、注意せず上機嫌で教壇の上に戻っていった。

「はい。ともかく、魔術師同士の一対一の戦闘がどういうものかわかったと思います。とはいえ、戦技科では魔術師同士の戦闘だけでなく、魔物に対してだったり、あるいは魔法を扱えない兵士の集団に対してどう戦うかということもやっていきます。できる限り、今みたいに実戦形式で進めていこうと思っています。さて、生徒の皆さんのそれぞれの現時点での実力を見たいので……呼んだ人から席を立ってください」

 その後、アリシアは、だいたい実力が近いと思われるもの二人を選んで、それぞれ決闘させていった。ルティアは、明らかに別の科の学生で、戦闘が苦手そうな三十代あたりの女性と戦うことになったが、簡単に勝つことができた。

 エアは、なぜかヴァイスと組まされて、かなりいい勝負をした結果、エアが勝った。

 ヴァイスは、エアの概念形装を突破するために先端に刺突属性の魔力が込められた魔石のついた槍を用意し、さらに拘束系の術式を予め構築して挑んだが、エアの概念形装はヴァイスが想像していた以上に堅固で、槍は突き刺さらず、さらに、拘束系の魔法も、すばやく反属性の魔法で解除されてしまった。その後は単純な近接戦闘になり、ヴァイスの高級な槍がエアの拳によって折られた時点でヴァイスは降参した。

 最後にひとり残されたカタリナは、きっとアリシアと戦わせてもらえるのだと期待していたが、結局最後までその名が呼ばれることはなく、レベルの低い戦いを観察させられただけでその日の授業が終わってしまった。


 授業が終わったあと、カタリナは教室に居残って、後片付けをしているアリシアとふたりきりになるのを待っていた。アリシアはそれに気づいていたので、すべて済んだ後、教室の入り口近くで壁に寄りかかりながら自分を睨んでいるカタリナに近づいていった。

「カタリナさん」

「アリシア。なんで私と戦わせてくれないの」

 カタリナは、アリシアを先生でも教授でもなく呼び捨てで呼んだ。アリシアは、一瞬顔をしかめたものの、気にせず、答える。

「そもそもカタリナさん。あなたは本来、教える側の人間でしょう」

「でも、ザルスシュトラやイグニスは、ここで自分を鍛えろと」

「あなたに足りないのは、対人戦闘技術ではなくて、もっと根本的な魔法への理解ですよね。残念ですが、私もあなたと同じタイプの人間なので、何も教えられませんよ。というか、多分私とあなたがあの狭い空間でお互い本気で決闘したら、他の生徒が怪我します」

「そうならないように、互いに加減しながら、いい感じに負けてあげるつもりだったのに」

「あなたの戦い方は魔術師として特殊すぎるんです。他の方が真似し始めたらどうするんですか」

「知ってるの?」

「えぇ。上の人から聞いています。接近戦を好んでいて、再形成すること前提の氷鎧腕装を、腐蝕属性でコーティングして戦うんですよね。そのうえ、体内循環魔力量は私以上の化け物レベルで、術式展開速度もかなり早い。なんか、最高クラスの才能を持った上に、合理性を詰め込んだ、卑怯すぎる戦い方をするそうじゃないですか。勝てませんよ、普通の魔術師じゃ」

「アリシアも、その最高クラスの才能とやらを持って生まれて、かなり速い速度で出世しているそうじゃん。いい勝負できると思うんだけど」

「私は自分のことを天才じゃなくて、最上級の凡人だと思っています。戦い方もオーソドックスですし、対応力には自信がありますが、そういったタイプの高位魔術師をたくさん狩ってきたような暗殺者タイプの人とは相性が悪すぎます。万が一生徒の前で負けたらどうしてくれるんですか? ただでさえ、私よりミリネさんの授業の方が評判いいのに、そんなことがあったら誰も私の授業を受けてくれなくなって、出世どころか、今の准教授の地位すら危うくなりますよ。もしそうなったら代わりにあなたが講師にでもなりますか? 勘弁してください」

 アリシアは、苛立っていた。事実、彼女は負けず嫌いでありプライドも高かったが、かつて正教授の座についていたノロイにも、その後釜に座ることになったミリネにも、決闘を挑んだことはあったが、全く歯が立たなかった。そして今目の前にいる、おそらく自分より年上の高位魔術師に対しても、ほとんど何もさせてもらえないまま敗北することを、アリシアはよく理解していた。

 アリシアの戦い方は、生徒のときに当時正教授であったノロイから習ったことをそのまま、もっとも高い精度かつもっとも速い術式構築速度で行うものであり、トリッキーな戦法や、大規模術式を事前に仕掛けておくなど、器用な戦い方は得意としていなかった。

 根本的に、自分より強い人間との実戦経験にかけていたうえに、強い魔物と死闘を繰り広げるような経験もしてこなかった。

 それゆえ、アリシアは、カタリナの話をノロイやミリネから聞いた時には、強い嫉妬の感情を抱かずにいられなかった。東の大陸で、最高位の冒険者となり、引退後は大ギルドの暗殺部隊に所属し、数年で一小隊の部隊長を任され、その後、魔王を倒すために中央大陸に渡ってきた、自由で、経験豊富な、天才魔術師、カタリナ。

 彼女は自分にないものすべてを持っている。それなのに、生徒としてこの学園に入ってきた。意味が分からない。アリシアは、正直に言えば、カタリナとはあまり関わりたくなかった。

 にもかかわらず、弟であるルティアが、カタリナとよく一緒にいるエアに夢中になってしまっているではないか!

 アリシアはそんな状況に憂鬱な感情を抱いていたのだ。

「ともかく、カタリナさんに関しては、ミリネさんからの方が学ぶものが多いと思います。あの人は、あなた以上に化け物なので」

「わかった」

 カタリナは、アリシアが評判以上の何かを持っているのではないかとも考えていたが、そういうわけでもなさそうなので、彼女の授業には出る意味はないと判断し、教室を出ていった。

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