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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エイレイテュイア

ドロドロしてるので注意

胸糞悪いかもしれないです




私の権能は母から貰った物だった。


女性の一生を司る女神から貰った物だった。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


虹の女神が私を呼んだ。


父の愛人が罰を受けたらしい。


雲の中から顔を出す。


妊婦の出産に立ち会わなくてはならない。


それが私の仕事だからだ。


そうでなければ子は産まれないからだ。












〜〜〜〜〜〜〜


私の先に女神達がいた。



直ぐに双子が産まれた。



ああ素晴らしいですわレト様!



珠の様な赤子です事!




















ゼウスのどの子よりも輝かしいわ。













もっと早くに産まれたら良かったのに。










ヘラ様も酷だわ。でも、もう大丈夫ね。









女神達は嬉しそうに笑う。













私は母に責められた。弟はもっと責められた。
















〜〜〜〜〜〜〜



3年の月日が経った。


あの女が産んだ娘は父に頼み、出産の女神となった。先に産まれて安産だったからだそうだ。



ある日また別の女が産気付いたという。




そして女が私の神殿を訪ねて来た。




女は黒い布を纏っていた。


「どうか娘と一緒に出産を立ち会って下さいませんか」




母性的で優しい女だこと。娘の栄光が自分の幸せなのね。大母神様に言われた通りに父の愛人になっただけの事はあるわ。




       

      「立ち会いましょう」



2つ返事で了解した。


女は安堵した。























































さっきまでは取り上げてやろうと思っていた。

気が変わった。

立ち会ってやるが産ませてやるとは言ってない。









その後、とある母子が出産で命を落とした。





アルテミスが弓矢で母親の腹を射た。なかなか産まれず苦しんでいるので、仕方なく殺した。


しかし、殺した事には違いないので、アルテミスの矢は厄災を振り撒く物だと言われ、恐れられた。






レトの出産の時に雲に閉じ込められて、同情して出産に立ち会ってあげたら数年後、職を奪うという恩を仇で返すアルテミスとかいう屑のアンチテーゼの為に書きました。レトも嫌い。自業自得。

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