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プロローグ

またもや新作の小説を投稿します。

今回は異世界転移で、クラスメイト全員と召喚されるけど、主人公だけ最弱というお約束の展開になります。

とある草原を馬に乗って走る少年。その姿は両胸と背中に【神】の字が書かれた羽織を纏った侍の格好で少し赤い部分がある黒髪で、右目に眼帯をして右腕に鍵付きの籠手を装着した侍の姿。


「コラっ!勝手に先に行かない!」


すると後ろから黒髪ポニーテールで少し活発そうな美少女が、同じように馬に乗って叱りながら追って来る。


「カナの言う通り、私達はチームなのですからね」

「本当にそうですよ?」

「だけど、なんともアイツらしくて良いではないか!」

「まぁ、それに外道として生まれ変わった彼の初出陣ですからね」


さらにその後ろから髷をした男と、茶髪で中性な顔立ちだけど鬼の角が生えた少年と、同じく角が生えて顔に髭と傷のある大柄な男。そして金髪で青いリボンのついた背中に天使の羽がある美少女も馬に乗ってやってきた。


「そう言っている内に、到着したよ」


森の近くに来た瞬間に少年がそう言うと、そのまま6人は手綱を引っ張って馬を止めると降りた。そして馬も連れて6人は森の中に入って進んだ。


「んで、本当にここなの?」

「間違いないよ。だって、ミカル様の千里眼は絶対だから」

「ああ、それにほら」


髷の男が林に隠れながらある方向に指を刺したので、5人もすぐに隠れて刺した方向を見た。

それは魔の字がある黒い旗を掲げる鋭い牙と血のような赤い目の吸血鬼と、狼の耳や猪の鼻と牙に中には顔その物が虎という獣人の集団。そして1人だけ、悪魔の羽が生えた者もいる。しかもその集団は6人のように、羽織を纏っていたが【神】ではなく【魔】の字が書かれた。


「餓鬼道に畜生道が多数で地獄道が1人」

「魔道隊…やっぱりここに潜伏していたのか」

「恐らくこのまま戦力を上げて、一気に攻めるつもりだな?」


6人は魔道隊という集団を観察したりする。


「で、どうするんだカナ?」


眼帯の少年はカナというポニーテールの少女に声をかけた。するとカナは立ち上がって腰の刀を抜いて


「そんなの決まっているよ。ねぇ、みんな」

「ああ…そうだな!」

「丁度、暴れたかったし」


そして6人は神という字が書いてある白い旗を掲げて林から現れた。


「なんだ…貴様ら!?」


地獄道という悪魔の羽の男が神道組の6人組に向けて叫ぶと、他の獣人・畜生道と吸血鬼・餓鬼道は刀や槍を持って構える。


「神道組5番隊。人間道、夏内(なつうち)カナ」

「同じく5番隊所属。人間道、田村(たむら)コタロウ」

「僕も5番隊。修羅道、佐々(ささき)ハレマル」

「修羅道、古舩(こせん)ガンテツ」

「私は天道の七浜(ななはま)ルリ」


夏内カナを初め、髷の男は田村シンタロウ。茶髪の鬼の少年は佐々木ハレマル。髭の鬼の男は古舩ガンテツ。そして天使の羽の少女は七浜ルリと名を名乗った。

しかし眼帯の少年は、右目の眼帯と外して鍵を使って右腕の籠手を外した。それは赤く輝く右目と大きな気迫が漂う右腕。さらに両足が突然、狼の足に変わって背中から白い羽と黒い羽が生えた。

そして少年は腰の刀を抜いて構える。


「神道組5番隊。外道…春本真汰(はるもとしんた)、参る!」


この少年、春本真汰は異世界から転移してきた。

それも元は此処とは違う世界に召喚されてきたが、ある出来事でこの世界に転移して外道という存在になる。

最初はプロローグですが、次回から主人公の春本真汰がこの世界に来た前の話を投稿します。

当然、他の小説もあるので不定更新になる事を理解してください。

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