表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕の人工精霊はちょっとおかしい  作者: 桃板ボイン
8/11

妖精の図書館

 扉を抜けた通路の先、そこには円形広場が待ち構えていた。


 煌びやかな照明に歓迎され二人は足を止める。


 不思議そうな顔のアーテナにリクは自慢げにーー


「ねえねえまだ小さいなんて言う?」


「なんでそんなに自慢気なのよ。むかつくぅ!」


 地団駄を踏むアーテナを眺めながらリクはどこ満足気な顔を浮かべる。


 図書館の中、一言で言うなら広い、これに尽きるだろう。


 広いといっても様々な飾り付けや技巧が凝らされているが、やはり広い図書館で良いだろう。


 本棚は広場を囲むように悠然と存在する、そして外観の小ささからはこれのことは想像出来ないだろう。


「ちょっと何か言いなさいよ」


 アーテナを見守っていたリクは我に返って。


「ごめんごめんじゃあ調べ物しようか」


「はいはいそれで何を調べるのよ」


 アーテナはワンピースを左右に揺らしながらあたりを見渡している。


 顔は好奇心とそこから溢れ出る笑顔をこらえる面白い顔をしているのだろう。


 アーテナはその顔をなんとか見られないように身体と顔をせわしなく動かし誤魔化しているようだ。


「は、早く調べましょうよ」


「調べますか!」


 リクは「ついてきて」と言いながら先導する。


「さあ、そこの扉から行こう」


「わかったわ」


 扉を開けたリクはアーテナの手を引き暗闇、扉の先へと歩いていく。


「ちょっと、しっかり握りなさいよ」


「はい」


 きっと暗闇が怖いのだろう、顔が見えないのが惜しいけど。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ