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僕の人工精霊はちょっとおかしい  作者: 桃板ボイン
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妖精の図書館

 アーテナがこの世に現実に存在してるのを確信したのは次の日の今日だ。


 今はアーテナと共に外に出ている。


 あの日僕は結局早くに寝ることにした。


 寝ようとするとアーテナは止めて来たがあの子も疲れたのかいつの間にかベッドで寝ていた。


 そんなアーテナを横目にベッドで寝ようとしたら不可抗力ではっきりと胸元から谷間が見えたのでいい夢がみれた。


 翌朝騒がしいアーテナに起こされて今に至る。彼女曰く「隣でなんで寝てるのよ!」だそうだ。


 僕からしたら「私のベッドでなに寝てるのよ!」だね。


 それから取り敢えず外に出ることにした。


 アーテナに出歩く町の人に道を訪ねてもらうとすんなり教えて貰えたのを確認して確信した。


「ねえねえあれ何!」


「あれは猫だよ首輪が無いし野良猫かな?」


「へーかわいいね!」


「そうかもね」


 アーテナは色々なことに興味があるようで、事あることに質問をしてくるのがちょっと鬱陶しい。


 待てよ、でもよく考えたらそう言うとこちょっとかわいいかも……。


「そういえば図書館までの道を訊いたってことは今向かっているのは図書館だよね?」


「そうだよ」


 でもただの図書館では無い。


「でも図書館ならさっき歩いた時もあったよ?」


「今から行く図書館はとても大きくて殆どの本が揃っている、かもしれないほど大きな図書館」


「何それ」


「しかもいろんな噂があるんだよ」


「それが妖精の図書館ってわけ?」

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