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僕の人工精霊はちょっとおかしい  作者: 桃板ボイン
2/11

僕のイマジナリーフレンドがおかしい

「ーーきて、ねえ起きてってばー!」


 声が聞こえる。


「起きなってばーもー! ほーらー!」

 

 いつの間にか気を失っていた僕は身体を揺らされ目を覚ました。


 身体を起こそうとすると身体が痛む、かなりの激痛だった本当。


「痛たた…」


「やっと起きた私を作った? 主人様?」


「ご主人様…か」


 いい響きだなぁ……。


 僕を起こすためかベッドに女の子が座っている。


 どうやら成功したみたいだな! だって設定練ったし!


「何ブツブツ言ってるのー?」


 しかしほんと上手くイメージしたままのイマジナリーフレンドだなと感心する。


 髪と瞳は光で煌めくルビーレッドで175cmくらいのDカップのお姉さんというのが設定の一部だ。


 その通り作れた感じで服装はワンピース。


「ねえってば!」


「うん、じゃ、じゃあ脱いでみて?」


 うっわー挨拶なしにまるで変態みたいだ、でも僕の妄想だしべつにいいよね。


 イマジナリーフレンドは、人工精霊はあくまで僕の妄想にすぎないし、僕の頭の中にしかいない。


 こんなこと決して、現実の女の子に脱げなんて言えない。


 とここで自分への精一杯の言い訳。

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