学校はどうなるんだ?
今回はいつもより若干文字数が多いですよ
目が覚めると午前の5時だった
まあ相変わらず女のままだ
(ちょっと早く起きすぎたかな?)
そうだ!ネット使ったらなにかわかるかも!!
まあわかるわけないとわかっていたが、なにかしないと落ち着かなかった
カチッ…カチカチッ…
『女になる薬』と検索したが、誰かが書いた小説ばかりがhitした
(やっぱりわからないか…)
わかっていたが、少し残念だった
何しようかな…
今日は日曜。明日は学校がある
ん…?学校?
「あ゛ーー!?」
絶叫してしまった
学校はどうすればいいんだ!?男として通っていたのに!
こんな姿じゃ学校行けないよ!!
そうだ!姉さんに言ってみよ!
でも起きてるかな?いや、そんなことどーでもいい!!
タッタッタッタ…
ガチャッ
「姉さん!!学校はどうすれ…ば…」
「へ?!きゃあ!!」
なんと姉さんはパジャマを脱ぎ、ちょうどブラをつけているところだった
でも姉さんは驚いてブラを離してしまった
するとブラは落ち、姉さんの胸があらわに…
「…いつまでみてるの?」
「あっ…ごめん…」
「ちゃんと部屋に入るときはノックくらいしてよ~」
「次から気をつけます…」
「まあ妹っぽい謝り方したら許してあげる」
始まった…この目はからかってる目だ…
でも今回は俺が悪いから何も言えない…
こうなったら…もうどうにでもなれ!!
そ、そうだ!あのゲームの妹キャラになりきって…
「あ、あのっ…ご…ごめんなさい…おねえちゃん…」
自分でも萌えたからいける!
「わ~可愛い~、いいよ~許すよ!」
まあなんとかなったか
「姉さん話があるんだけど…」
「?何?」
「明日学校あるんだけどどうすればいいんだ?」
「あ~どうしようか?」
軽すぎるだろ!
「こんな姿じゃこのまま通えないよ」
ほんの三日前まで男だった人がいきなり女になりましたっていって
そのまま穏便にいけるわけないもんな~
「なら女子高に編入する?」
「はい!?」
じょ、女子高!?俺が!??そんなの無理だろ!
「なら二択にするか!」
「二択?」
「ひとつは本当は女の子でした!っていってそのまま高校に通うか
女子高に編入するかだよ!」
すさまじい二択だ
前者は…現実的には厳しいか…
後者は…学力の問題と俺が馴染めるかどうか…
でも女子高いったら心まで女になってしまう気がする…
「ってか選べるの?」
こんな時期に編入とかできるのか?
「大丈夫!隣町の女子高ならいまの定期の範囲内だし、一応編入も受け入れてる
…でも試験が難しいかも…」
もし今まで通ってた高校に通うなら絶対居づらいよな…
性別変わってるから今までの人付き合いはできないし…
「女子高しかないのか…」
「ならいっそのこと中学校行く?」
「何いってるの!?」
どこからそんな選択肢が!!
「大丈夫だよ!その体型ならいける!」
「そういう問題か」
でも中学なら男もいるし、知り合いもいない、条件はいいけど…
「男に戻ったらどうすりゃいいんだ?」
「大丈夫!しばらく女の子のままだから心配しないで!!」
まじかよ…
「中学にする?」
「分かった、中学に通うよ」
かなりの苦渋の選択だった
「そう!そう言うと思って転校手続きしといたよ」
「はやっ!というか何中学校からの転校だよ」
「そこは父さんと母さんが何とかしてくれてるよ!」
そ…そうなんだ
「まあ制服と教科書は私のお下がりで大丈夫よね!」
「セーラー服を着るのか…」
なんだろう…ほんの2年前までは学ラン着ていってたのに
2年後にセーラー服着て中学やり直すことになるとは…
こんな経験普通はしないよな
「ほら!話が終わったなら戻って!私これから出かけるの」
「そうだったの?わかった。いってらっしゃい!」
「あっ、あとリビングのダンボールに優が着られそうな私のお下がり入れといたから!」
「わかった」
俺は姉の部屋をあとにした
「あっ、優の歳が二歳若返っていること言い忘れてた!」
そのあと姉は出かけた
俺は今、家で一人パジャマのままで家にいる
まあどこにもいかないしパジャマのままでいいか!
ピンポーン
ん?誰だろう…
「あ、はーい」
といつもの癖で返事してしまった
やべえ!まだ着替えてない!
俺は急いで着替えた…くそっブラつけれない!!
ピンポーン
「あっちょっと待ってください今行きますから!」
タタタ…
ガチャッ
「遅れてすみませ…和人!?」
目の前には親友の和人がたっていた
「え…えっと…侑斗の妹さんですか?」
うわ、どうしよう…
「えっと…わたしは侑斗さんのいとこです」
こんな大嘘初めてだ…
「侑斗にいとこいたんだ…初耳だな…」
そりゃそうだ。俺も初耳だからな
「今は家にいませんよ?」
「そ…そうですか…分かりました失礼しました」
といい和人は帰っていった
どうしよう…次来た時も言い訳しないとダメなのか…辛い
男に戻りたいよぉ
家に戻りぼーっとしていた
ふと鏡の前にたった
…この格好で萌える言葉言ったら楽しいかな?
「…侑斗お兄ちゃんっ!だいしゅきっ」
めっちゃ萌えた!…自分でいったんだけど
意外とイケルこの遊び!!
「えへへっ!」
鏡の前で架空の妹になりきる遊びで萌えていた…
なにやってんだろ…
しっかし暇だな…
姉さんが用意してくれた服でも見るか…
「うわっ、多いな…」
ワンピース、キャミソール、スカート、メイド服…いろいろあるな
メイド服は古い感じがしない。俺の為に買ってくれたのか?
よし!着てみるか!
そしてメイド服に着替えた
「お帰りなさいませっ!ご主人様!!」
いやぁ萌える…やってるのが本当の美少女なら
…………
出かけるか…暇だし…
一応外に出た。スカートはやっぱ落ち着かない…
格好はポロシャツ下半身はスカートにニーソ…見事に女の格好だ…
やだ…女装癖あるのかも…
「まあ、近所のコンビニにでも行くか」
徒歩3分くらいのところにある。女の格好で出歩くのに慣れるのには
ちょうどいい距離かな?
早速行くことにした
……うわぁ、何か見られてる…
周りの人の視線がジロジロこっちを見てくる…
女ってこんな気持ちになるのか…
今までチラ見したりしてごめんなさい…
そうこうしているうちにコンビニについた
そしてプリンを買って、そのまま家に帰った
帰ってきたけどねぇ…
やることない…まあ鏡見て遊ぶか!
「ただいまっお兄ちゃんっ!」
う~ん楽しい!萌える
「…何やってんの?」
「きゃっ!?」
見られたーマジかよ
「姉さん!?なんで!?」
「いやぁ、予定より早く終わってね~」
「なんか楽しそうなことしてなよね?」
「は、恥ずかしいよぅ…」
「何か可愛い言葉に慣れてるね~」
なんかそんなきがしてたよ。俺も
「あ~疲れた…」
姉さんは結構つかれているみた
「そうだ!優、暇なら私の着せ替え人形になってよ!」
「え~やだよ~」
「え~やらなくていいの~?もっと知らない自分を見てみたくないの~?」
た、たしかに見てみたいかも…
「いいから来なさい!」
「え?ちょっと!?」
無理やり連行された…
「あら~似合~う!」
セーラー服、巫女服、チャイナ服、ナース服などを着せられた
その姿を鏡で見ると
いろいろな服を恥ずかしそうに着ている黒髪美少女がそこにいた
…この娘が俺なのか…?可愛い
もう女の子のままでいいかも…
「駄目だっ!!!!」
「えっ?何??」
危なかった…おれは男に戻るんだ!!
「あら、もうこんな時間!お風呂沸かさなきゃ」
時計を見ると5時30分だった…3時間も着せ替え人形にされていたのか
なんてこった
その後少し時間がたって…
「優~お風呂いいわよ~」
「はーい」
俺は下着(女物)とパジャマを持って風呂場に行った
「ちゃんと中も洗うのよ~」
「わ、わかってるよ!?」
もう下ネタかよ…
そういって姉さんは風呂場っから出ていった
シュルル…
(本当に女の体だもんな…)
俺はブラを脱いで露わになった胸を見て改めて思った
(アレも今はもうないし…)
下着を脱いでアレがあった場所にあるソレを見て思った
ガラララッ…
俺は風呂場に入った
(そういえばソレの中をちゃんと見てなかったな…)
この機会に見てみようか!…冗談です…
…にしてもこの髪の毛洗うの大変だな…
こんなお尻のところまで伸びているしな…
てか長すぎだろ!
女の人はどうやって洗っているんだ…?
まあ適当でいいか…
そして髪の毛を洗い終わり体を洗う…
柔らかいな…
女の体ってこんなに柔らかいのかぁ~腕とか足とかむちむちだし…
胸は特に柔らかい…最高だ…
そして体を洗い流し、お風呂に浸かった
(明日から中学生か…)
不思議な気分だ…ほんの2日前まで高校生だったのに…
そして風呂からあがった
そしてご飯を食べて時刻は9時になっていた
「制服はこれを着ていくのよ~」
姉さんのお下がりのセーラー服だ
「わかってるよ」
そして俺は明日の為に寝ることにした