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俺と姉と謎の薬  作者: らいか
3/21

女物は奥が深い

「なあ、姉さん…恥ずかしいよ///」

流石につい昨日まで男だったのにいきなり女物着て外出とか…

レベル高すぎだよ…

「大丈夫よ!優ちゃん可愛いから!」

「え?そ…そういう問題じゃないよ!!」

何か今可愛いって言われて嬉しかった…?

そ…そんなばかな!なんで?

「さて、ついたわよ!百貨店に!」

この百貨店は、俺の家から徒歩7分位のところにある

「さあ下着売り場にいくよ~」

そして俺たちは二階の下着売り場に来た

女物の下着がそこらじゅうにある…正直いづらい

「うっわ」

なんか色が濃いものがおおいな

値段も男物より高い…

「さて、私も買っておこうかな?」

はやく終わらせたい…

「あっ優~。まずはバスト測ってもらわないとだめだよ!」

「え?そうなの?」

「そりゃそうよ!じゃないとブラのサイズわからないでしょ?」

そ、そうなのか…

「だから店員さん呼んで測ってもらいなさいよ!」

え!?は…恥ずかしすぎるよ!!

「あ、ちゃんと女の口調でね!男の口調のままだと変でしょう?」

そ…そんなぁ…お、女口調なんて…

でも測ってもらわないとだめ…なんだよな…

どうしよ…

ええい!迷っていても仕方ない!ここは男らしく…

じゃなかった、女らしく潔くいくぞ!!!

「あ、あの~すいません」

「あ、はい、なんでしょう?」

「え、えっと…その~…む、胸のサイズを…は、はかりたいのですが…」

「はい、分かりました。ではこちらに…」

あ゛ーー死ぬかと思った…死ぬほど恥ずかしかった

店員さんについていき、試着室へはいった

「では上半身裸になってください」

店員の言うとおり脱いだ…

プルンッ

俺の胸が揺れた…なんか変な感覚…

「では測りますね」

シュッ

「ひゃうっ!?」

「あ、すいませんっ痛かったですか?」

「いえ、大丈夫です…」

感じてしまった…のか?女の胸ってこんなに感じるのか…

「では、測りますよ」

シュッ

……………

「はい、サイズが分かりましたよ。サイズは…」

お…結構大きかったのか

「ありがとうございました」

いまの体型からするとDカップだそうだ

「あっ測ってきた~?」

「う、うんDカップだった」

「じゃあ選びましょうか」

めっちゃひらひらしてるのが多い…

どう選べってんだ

「Dカップならここら辺かな?」

「こんなのはどお?」

姉が手にとったのは赤色の派手な下着だった

「こんなの無理だよ!?恥ずかしいよ!?」

「じゃあ優はどんなのがいいのぉ?」

「え?」

「やっぱり自分で決めないとねぇ~」

あの姉さんの目は…からかっている目だ

どうしよう…何がいいのかまったく分からない…

ああもう!目つぶって適当に選ぶか!!

………

これだっ

手にとったのはピンク色の下着だった…

「それにするの?可愛い下着じゃない!!」

「やっとおわったよ…」

「そうね。じゃあ帰りますか!」


そして帰り道

はぁぁ…やっと終わった

「今日は優が頑張ってたから、夜はハンバーグにしてあげる!」

「まじで!?」

頑張ったかいがあった~

「あっそうだ!!折角だから優に似合う髪飾り買って行こう!」

「いや、いいよ…いらないよ」

「なに言ってるの!ポニテとかツインテとかしてみたくないの?」

「そ、それは…」

たしかに女の子の髪型には興味がある、だけどな~

「髪は私が結んであげるからぁ」

「う…わかったよ…」

「じゃあ買ってくるからちょっとまってて!」

そういうと姉さんは走って百貨店に戻っていった

(疲れたな…)

女の人ってこんなに面倒くさいのか?

男なら安いパンツとシャツ買ってそれでいいのに、

女はいちいち胸のサイズとか測って、あんなに種類があるなか選んで…

服の種類だって男物と比べたら

ワンピースとか、スカートとか、スパッツとか

そんななかからきるものを選ぶのか…

女物は奥が深いんだな…

「優~、色々買ってきたよ~」

「うん。それじゃあ帰ろう!」


こうして俺の一日が終わった

次回は学校の問題にふれますよ

是非よんでください

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