女物は奥が深い
「なあ、姉さん…恥ずかしいよ///」
流石につい昨日まで男だったのにいきなり女物着て外出とか…
レベル高すぎだよ…
「大丈夫よ!優ちゃん可愛いから!」
「え?そ…そういう問題じゃないよ!!」
何か今可愛いって言われて嬉しかった…?
そ…そんなばかな!なんで?
「さて、ついたわよ!百貨店に!」
この百貨店は、俺の家から徒歩7分位のところにある
「さあ下着売り場にいくよ~」
そして俺たちは二階の下着売り場に来た
女物の下着がそこらじゅうにある…正直いづらい
「うっわ」
なんか色が濃いものがおおいな
値段も男物より高い…
「さて、私も買っておこうかな?」
はやく終わらせたい…
「あっ優~。まずはバスト測ってもらわないとだめだよ!」
「え?そうなの?」
「そりゃそうよ!じゃないとブラのサイズわからないでしょ?」
そ、そうなのか…
「だから店員さん呼んで測ってもらいなさいよ!」
え!?は…恥ずかしすぎるよ!!
「あ、ちゃんと女の口調でね!男の口調のままだと変でしょう?」
そ…そんなぁ…お、女口調なんて…
でも測ってもらわないとだめ…なんだよな…
どうしよ…
ええい!迷っていても仕方ない!ここは男らしく…
じゃなかった、女らしく潔くいくぞ!!!
「あ、あの~すいません」
「あ、はい、なんでしょう?」
「え、えっと…その~…む、胸のサイズを…は、はかりたいのですが…」
「はい、分かりました。ではこちらに…」
あ゛ーー死ぬかと思った…死ぬほど恥ずかしかった
店員さんについていき、試着室へはいった
「では上半身裸になってください」
店員の言うとおり脱いだ…
プルンッ
俺の胸が揺れた…なんか変な感覚…
「では測りますね」
シュッ
「ひゃうっ!?」
「あ、すいませんっ痛かったですか?」
「いえ、大丈夫です…」
感じてしまった…のか?女の胸ってこんなに感じるのか…
「では、測りますよ」
シュッ
……………
「はい、サイズが分かりましたよ。サイズは…」
お…結構大きかったのか
「ありがとうございました」
いまの体型からするとDカップだそうだ
「あっ測ってきた~?」
「う、うんDカップだった」
「じゃあ選びましょうか」
めっちゃひらひらしてるのが多い…
どう選べってんだ
「Dカップならここら辺かな?」
「こんなのはどお?」
姉が手にとったのは赤色の派手な下着だった
「こんなの無理だよ!?恥ずかしいよ!?」
「じゃあ優はどんなのがいいのぉ?」
「え?」
「やっぱり自分で決めないとねぇ~」
あの姉さんの目は…からかっている目だ
どうしよう…何がいいのかまったく分からない…
ああもう!目つぶって適当に選ぶか!!
………
これだっ
手にとったのはピンク色の下着だった…
「それにするの?可愛い下着じゃない!!」
「やっとおわったよ…」
「そうね。じゃあ帰りますか!」
そして帰り道
はぁぁ…やっと終わった
「今日は優が頑張ってたから、夜はハンバーグにしてあげる!」
「まじで!?」
頑張ったかいがあった~
「あっそうだ!!折角だから優に似合う髪飾り買って行こう!」
「いや、いいよ…いらないよ」
「なに言ってるの!ポニテとかツインテとかしてみたくないの?」
「そ、それは…」
たしかに女の子の髪型には興味がある、だけどな~
「髪は私が結んであげるからぁ」
「う…わかったよ…」
「じゃあ買ってくるからちょっとまってて!」
そういうと姉さんは走って百貨店に戻っていった
(疲れたな…)
女の人ってこんなに面倒くさいのか?
男なら安いパンツとシャツ買ってそれでいいのに、
女はいちいち胸のサイズとか測って、あんなに種類があるなか選んで…
服の種類だって男物と比べたら
ワンピースとか、スカートとか、スパッツとか
そんななかからきるものを選ぶのか…
女物は奥が深いんだな…
「優~、色々買ってきたよ~」
「うん。それじゃあ帰ろう!」
こうして俺の一日が終わった
次回は学校の問題にふれますよ
是非よんでください