俺の人生-another-
「優~起きなさ~い」
んっ…もう朝か
俺はパジャマを脱ぎ、ブラを着けた
…やっぱりこの作業慣れないな
そして、久々にセーラー服に袖を通す
うん、サイズはぴったりだ
「うん!今行くよ」
「優、今日から学校ね。セーラー服やっぱり似合ってるよ」
「そ…そうかな?」
…なんかちょっと照れるな
「さあ!早くパン食べてしまいなさい」
「ムグッ!?」
いきなりパンを口に突っ込んできた
「そろそろあの二人も来るんじゃない?」
「うん。早くしたくしなくちゃ」
俺…いや、私は授業道具の入ったカバンを持ち、
革靴を履いた
ピンポーン
お~、いいタイミング
「優~来たよ」
「大里さん。おはよう」
朝霧と井上さんが来てくれていた
「おはよう!さあ、行こう!学校に」
「…なんか久々に教室入るのって緊張するよね」
「…うん」
「そういうもんなの?」
朝霧はそうでもないみたいだ
その後、始業式を終えた
「これからも仲良くしようね」
「?何いきなり、そんなの当たり前じゃない!」
「そうだよ!私たちは親友だもんね」
「うんっ!!」
俺は女として生きる道を選んだ
この選択が正しかったかどうかはわからない
でも…後悔はない
「どうしたの?優、早く行こうよ~」
「あっ、待ってよ~」
私の青春は始まった
fin
なんとか完結させることができました!!
最後まで読んでくださりありがとうございました
次回作もつくる予定です