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俺と姉と謎の薬  作者: らいか
16/21

解毒薬ができた!?

俺たちは祭りが終わった後、一泊した

この一日は俺の大切な思い出になるだろう

「お世話になりました!」

「なんだ、もういくのかい」

「はい。列車がなくなってしまうので」

列車のために何時間も待ちたくないしな…

「じゃあね!優、また会おうね~」

「うん!またね、未来」

多分この姿ではもう会えないと思うけど

「じゃあ優!行くよ」


家に着くときにはもう15時だった

…やっぱ遠いんだな

「優~楽しかったね!」

「あ、うん!」

未来…可愛くなってたな~

「帰りも疲れた…」

まったく、すごく長い道のりだったよ

男の体だったらまだましだったものの…

「そうだ、姉さん解毒薬はできたの?」

まあ、どうせできて―

「あ、できてるよ」

「はぁ…やっぱりできてな…え?」

今なんて言った?

なんか、できてるって聞こえた気が

「だから~できてるよ?」

「うぇぇ!?」

「夏休み前に完成してたんだ~。今持ってくるよ」

まじか!!

「やっと男に戻れるんだ…」

思えば長かった…春から女にされて、もう3ヶ月も経ってたのか

「はい、持ってきたよ~」

姉さんが持ってきたビンには、紫色をした、見るからに怪しげな薬が入っていた

「…これって、本当に飲んだら男に戻れるの?」

「戻れるよ~?」

う…

「飲まないの~?」

「わ…分かったよ!飲むよ」

俺は意を決してこの怪しい薬を飲んだ

…う、まず…い

意識が遠くなった



「う…ん」

気が付くと夜だった

あれから気を失って…

「そうだ!あそこは!?」

俺はあそこに手をやった…懐かしいあの感触!

「やったー!男にもど―」

でもおかしい…髪が変わっていないような…

俺は恐る恐る鏡を見た

そこには股間が膨らみ、黒髪ロングの女が居た

「一部しか戻ってないじゃないかぁー!!」



投稿大幅に遅れすみません


そろそろ物語も最後に近づいています

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