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俺と姉と謎の薬  作者: らいか
15/21

長い一日 後

「…んっ、あれ?私…」

なんだ…俺いつ寝たんだ?

「あっ、目が覚めた~?」

「…なにが起きたの?」

なんか未来にすごく胸揉まれたことは覚えているんだけど…

「あまりの快感にしっ……き、気絶してたんだよ~」

「そうだったのか…」

「あ、あと少しで祭り始まるから準備しといてね~じゃ…」

「ちょっとまて」

そういい俺は逃げようとした姉を止めた

「未来に何飲ませたの?」

「甘いジュース~」

「ふざけないで!真面目に聞いてるんだよ!!」

ここは話を流されないようにいつもより強めに言った

「く・す・り・だよ?」

「薬?それって俺に飲ませたのとおなじのか?」

「さあ?どうでしょう」

「真面目に答えてよ!!」

くそっ、やっぱ姉さんは簡単に口をわらないな

姉さんと言い争っていると襖を開け、未来が部屋に入ってきた

「あの…準備できましたか?」

未来は振袖姿だった

可愛いな…昔と違って色気がある

「おっと!準備するの忘れてた!優!これ着てみて」

そういい、姉は青い振袖を持ってきた

「懐かしいな~、私昔着てたな~」

「…えっと、それは誰が着るの?」

「もちろん優だよ?」

「ですよね~」

まあわかりきっていた事だったのだが


「…うん!できたよ~」

姉さんと未来が手伝ってくれたおかげで何とか着れた

…結構着る工程が複雑で大変だったよ…

「ほら!優も鏡で見てみなさい!」

鏡には、少し頬を赤く染め、立っている黒髪ロングの子がいた

「これが私…?」

予想以上に似合ってしまっている自分がなんとも言えなかった

「うん!優似合ってるよ~」

「ほら!さ、さっさと祭りにいこう!」

俺は少し照れたことを隠すように早く祭りに行くことを催促した


祭りは近くの公園で行われていた

…近くって言っても山をくだらないとないわけで片道20分かかる

公園とはいえ、なかなかの盛況ぶりだった

「優さんは盆踊りするのですか?」

「う~ん、なんか恥ずかしいな」

盆踊りなんて小学生のときにしかやったことないしな

「さて、何をしようか」

金魚すくいでもやるか…いや、今まで一匹もすくえた事ないしな

射的…この祭りには出店していないのか!

まあ一旦落ち着いてわたあめでも

…しばらく見ぬ間に値段が高騰してるだと!?

「あ、あのっ!優さん」

考え事をしていると未来が走ってきた

…いつの間にやらどこかへいっていたようだ

「これあげます!」

といい、りんご編めをくれた

りんごあめか懐かしい…昔よく食べたっけ

「ありがとう!未来」

俺たちは近くのベンチに座り、夜空をながめた

…ここの空ってこんなにきれいだったのか

「あっ、そろそろです」

「えっ?」 

ヒュ~バン!ババン!!

空を見ると花火が上がっていた

「お~、きれいだ」

こんなきれいな空で花火が見られるなんて…

俺たちは花火が終わるまで空を見上げ続けていた



だいぶ投稿が遅れました…すみません

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