長い一日 中
「…で、なにしよっか」
外に出たのはいいが、やることがない
虫取り、は女がすることではない気がするし、
水遊びもなんか子供っぽいと思うし…どうしよう
「そうだ!いいところにつれてってあげる!」
と未来が提案した…どこだろう?
「いいところ?」
「えっと、そこからすっごいきれいな景色が見られるんだ!」
へぇ~そんなところが…って、もしかしてあそこか?
「じゃあ行こう!」
「うん!じゃあ付いて来て!」
「あっ、ここの道でこぼこしてるから気をつけてね」
「うん、…おっと」
早速転びそうになった…危ない危ない
この道…懐かしいな。昔も未来と歩いてたっけ?
「もうすぐだよ~」
そろそろあの場所か
「ついたよ~ここだよ!」
「…おお!すごい」
ここから見た景色はとても絶景だった
もし夕方だったら夕日がきれいに見えていただろう
今いる場所は昔、俺と未来で作った秘密基地だ
…ちゃんと未来がここを覚えてくれていてうれしかった
やっぱりあんまり変わってないな…そりゃそうか
「すごいきれいな景色だね」
「う、うん…あっ!勝手に教えちゃまずかったかな…
どうしよう、祐斗に教えていいかまだ聞いてなかったし」
まあ、俺は忘れていた訳だし、気にして…
「まあいいか!あんな奴」
あんな奴か…な、泣いてないからな!別にあんな奴っていわれても
悲しくなんてないからな!!
「…どうしたの?」
「い、いやなんでもないよ!それよりこれから何する?」
「う~ん、ここにいてもやることないしね~」
来るまでは楽しかったが、きたあとのこと考えてなかった
「まあ、戻ろうか」
まだ昼だった
「あら、もう戻ってきたの?」
「まあ、ね」
結局戻ってきた
いつの間にか未来もタメ口に慣れてきていた
「じゃあ昼寝でもすれば?」
「昼寝?なんか折角ここに来たのにもったいないよ」
「なら、姉さんと楽しいこと、する?」
「やらないよ!!」
絶対ろくなことじゃないだろ
「え?楽しいことですか?お姉さん!」
ちょっと未来!?なんでのってんの!?
「そうそう!この薬を飲むだけで~、楽しくなるよ~」
そう言って姉は怪しい薬を取り出した
「飲んでいいんですか?」
「いいんです!」
「ちょっ!?だめぇぇ」
ゴクッゴクッ…
あ…飲んじゃったな
「どうどう?」
「んっ…なんか変な味ですね」
絶対その薬はやばいって…なんか絶対おきるって
「あっ…ふぁぁぁなんか女の胸揉みたくなってきました!!」
やっぱへんな効果が…
「えっと…未来?なんでこっちを見て…きゃうっ!?」
未来はこちらを見るといきなり俺の胸を揉み始めた
「ちょっ!?…うぅ、未来…あっ//!そこは///らめぇ!」
なんか気持ちよくなってきた…
「………」
未来は無言で俺の胸を揉んでいる
「あんっ!///はぅ!//うっ!////やめて…」
やばい…気持ち良過ぎて何も考えられなくなってきたし、
なんか体が火照って…
女ってこんなに感じるんだ…
「ねぇ///さんっ!…ふぁぁ///はや//…くっ//とめてぇ/////」
「はいは~い、未来ちゃん、これ飲んでね~」
グイッ
「…!?………あれ?私…」
姉さんが無理やり未来に薬を飲ませたようだ
「私何を…って優さん!?」
もうだめだ…快感が強すぎてもう何も考えられない
「お~い、優~?」
「…ふぁぁい」
「…だめだ、どこか違う世界にいっちゃったね」
「どうしたら…!?」
「ほっとけば直るよ」
「…あっ…ふぁぁ…ふぇぇっ」
「優さん!しっかりしてぇ~」
そのあと俺はしばらく違う世界にいたようだ
…女の体って、すごいな
男のままだったら絶対わからなかっただろうな
しかし…あの快感は、やばいな~