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俺と姉と謎の薬  作者: らいか
14/21

長い一日 中

「…で、なにしよっか」

外に出たのはいいが、やることがない

虫取り、は女がすることではない気がするし、

水遊びもなんか子供っぽいと思うし…どうしよう

「そうだ!いいところにつれてってあげる!」

と未来が提案した…どこだろう?

「いいところ?」

「えっと、そこからすっごいきれいな景色が見られるんだ!」

へぇ~そんなところが…って、もしかしてあそこか?

「じゃあ行こう!」

「うん!じゃあ付いて来て!」


「あっ、ここの道でこぼこしてるから気をつけてね」

「うん、…おっと」

早速転びそうになった…危ない危ない

この道…懐かしいな。昔も未来と歩いてたっけ?

「もうすぐだよ~」

そろそろあの場所か

「ついたよ~ここだよ!」

「…おお!すごい」

ここから見た景色はとても絶景だった

もし夕方だったら夕日がきれいに見えていただろう

今いる場所は昔、俺と未来で作った秘密基地だ

…ちゃんと未来がここを覚えてくれていてうれしかった

やっぱりあんまり変わってないな…そりゃそうか

「すごいきれいな景色だね」

「う、うん…あっ!勝手に教えちゃまずかったかな…

どうしよう、祐斗に教えていいかまだ聞いてなかったし」

まあ、俺は忘れていた訳だし、気にして…

「まあいいか!あんな奴」

あんな奴か…な、泣いてないからな!別にあんな奴っていわれても

悲しくなんてないからな!!

「…どうしたの?」

「い、いやなんでもないよ!それよりこれから何する?」

「う~ん、ここにいてもやることないしね~」

来るまでは楽しかったが、きたあとのこと考えてなかった

「まあ、戻ろうか」


まだ昼だった

「あら、もう戻ってきたの?」

「まあ、ね」

結局戻ってきた

いつの間にか未来もタメ口に慣れてきていた

「じゃあ昼寝でもすれば?」

「昼寝?なんか折角ここに来たのにもったいないよ」

「なら、姉さんと楽しいこと、する?」

「やらないよ!!」

絶対ろくなことじゃないだろ

「え?楽しいことですか?お姉さん!」

ちょっと未来!?なんでのってんの!?

「そうそう!この薬を飲むだけで~、楽しくなるよ~」

そう言って姉は怪しい薬を取り出した

「飲んでいいんですか?」

「いいんです!」

「ちょっ!?だめぇぇ」

ゴクッゴクッ…

あ…飲んじゃったな

「どうどう?」

「んっ…なんか変な味ですね」

絶対その薬はやばいって…なんか絶対おきるって

「あっ…ふぁぁぁなんか女の胸揉みたくなってきました!!」

やっぱへんな効果が…

「えっと…未来?なんでこっちを見て…きゃうっ!?」

未来はこちらを見るといきなり俺の胸を揉み始めた

「ちょっ!?…うぅ、未来…あっ//!そこは///らめぇ!」

なんか気持ちよくなってきた…

「………」

未来は無言で俺の胸を揉んでいる

「あんっ!///はぅ!//うっ!////やめて…」

やばい…気持ち良過ぎて何も考えられなくなってきたし、

なんか体が火照って…

女ってこんなに感じるんだ…

「ねぇ///さんっ!…ふぁぁ///はや//…くっ//とめてぇ/////」

「はいは~い、未来ちゃん、これ飲んでね~」

グイッ

「…!?………あれ?私…」

姉さんが無理やり未来に薬を飲ませたようだ

「私何を…って優さん!?」

もうだめだ…快感が強すぎてもう何も考えられない

「お~い、優~?」

「…ふぁぁい」

「…だめだ、どこか違う世界にいっちゃったね」

「どうしたら…!?」

「ほっとけば直るよ」

「…あっ…ふぁぁ…ふぇぇっ」

「優さん!しっかりしてぇ~」

そのあと俺はしばらく違う世界にいたようだ

…女の体って、すごいな

男のままだったら絶対わからなかっただろうな

しかし…あの快感は、やばいな~

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