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俺と姉と謎の薬  作者: らいか
10/21

スク水の魅力

「う~暑い~」

俺は机の上で力なく突っ伏していた

最近すごく暑くてもう元気が出ない…

「本当に暑いよね~」

「ほんとほんと!暑すぎるよ~」

二人も俺の意見に同意したようだ

「でもでも~そんな二人に朗報~!」

なんだ?朗報って…

「なんと!明日の体育は…プール学習で~す!」

「やった~!」

井上さんは大喜びのようだ

プールか…ということは例のあの水着を着るんだよな…

「でも水着どこにしまってたっけ?忘れちゃった!」

「私も忘れちゃった~」

「そういえば大里さんってもう水着買った?」

「いや、お下がりあるから~」

まあどうせお下がりだろうしな

でもサイズ合うかな…

「あっ、先生が来たよ!」

そうして授業が始まった


そして家

「姉さん…明日プール授業あるんだけど…」

「ならこれを使いなさい」

といって例の水着を出してきた

準備良すぎるだろ!

俺は部屋にいって着てみることにした

やっぱり着るには全裸だよな

シュルッ

やっぱり肌が綺麗…やっぱり美しくなくちゃね!

ん…胸がキツイ…

サイズがあっていないようだ

ということは中3のときの姉よりも胸が大きいのか?

って…結構食い込むな…

お尻にすっごい食い込む…

女って大変なんだ…

でもどうしよう…このスク水は着れないってことだよな

う~む…どうしたものか

「優~!買ってきたよ~」

早い!俺が言う前に買ってきたよ!

ということはサイズが合わないこと知ってたのかよ!

時々この姉が怖くなる

「早速着てみて!」

着てみた…サイズぴったりだ!

なんでサイズがわかったんだよ…

「うん、サイズはいい感じ」

「そう!なら良かった!」

サイズもあったことだし、もう寝るか…

「姉さんおやすみ~」

「は~い、おやすみ~。夜ふかししないでね~」



「ついに来た!この日が!!」

「そんなにプールが楽しみなの?」

ついにプールの時間が来た!!

また女子更衣室に…

「早く行こうよ~」

「優、なんか今日テンション高すぎない?」

「そ~んなことないよ~?」

スク水!スク水!スク水!


そして女子更衣室に来た

中では女子たちが綺麗な肌を露わにして着替えてた

…もうこの部屋に慣れてきた

「優~、またおっぱい大きくなったんじゃな~い?」

「そっ、そんなこと……ひゃぁっ!?」

また揉まれた…気持ちよくなってきた

「あっ…んっ…//」

やばい…感じてきた///

「あれ?優?止めないの?」

「大里さん…」

「あっ…」

やばい…気持ちよくて止めわすれた

「早く着替えないと!」

もうこんな時間だ!遅刻してしまう!


プールの時間

屋外プールだ。場所は体育館の隣

「おぉ!」

周りにはスクール水着を着た女子がたくさんいる

それを俺はその中の一人としてこの光景を見ている


男だった頃はこの光景は体育館の窓から誰にもバレないように覗いてたっけ

こうして間近にしてみると

胸が大きい人、ちょっとふっくら膨らんでいる人、まな板の人の胸の形がよく見える


俺の胸はこの中では大きい方に入るんだろうか

体のラインもちゃんと見える。最高だ

そしてみんな…食い込んでるなぁ


そごいや、男子たちの夢の場所に俺はいる。これは見た目は普通な光景だ

だけどここに一人元男が混ざっているなんて誰も考えないよな~

ピチャッ

おぉ~!冷たい!

これはいい涼みになるな!


「ん~、プール面倒くさいよ~」

「そんなこと言わずに楽しもうよ!美咲~…えいっ」

「きゃっ!ちょっと~」

「ははは!くらったか!」

「も~、許さないんだから~」

うん…いい光景だ…年頃の女子のじゃれあい…

俺も今はそれにまざれるのか…

「優~一緒に遊ぼー」

「大里さんも一緒に遊びましょう?」

「うん!遊ぼう!!」

そして俺は年頃の女子に混ざって遊びつくした…

女子に混ざることが普通のように感じてきている

やばい…どんどん女に染まっていく


このままいったら本当に男に戻れなくなってしまう…

早く姉さん解毒薬作ってくれないのか…というか作ってない気がする

でも…もういいかな…今がすごく楽しいし…別に男に未練もないと思うし…

そしてプールの授業が終わった


凄い!

女子たちが全身裸に…なっているんだろうけど

タオルで巧妙に隠してるよ!

残念だよ!!

「優は隠さないの?」

「私は別にいいよ。別に恥ずかしくないし」

裸みられてるとか興奮する…というのは内緒☆

はぁ…また女に近づいた気がする


「姉さん!解毒薬作ってるの?」

帰ってきてすぐに質問した

「作ってるよ~!ちゃんと~」

「早く作ってよ」

「なんで~?」

「だって副作用で死ぬかもしれないんだよ!」

「大丈夫!死にはしないよ」

「いいから早く作ってよ!!」

「はいはい、分かりました」

といって姉は部屋に戻っていった

…絶対作ってないよな


だってあの姉さんだもん…

早く解毒薬を飲まないと…本当に心まで女になっちゃうよ~

…スク水よかったな…


あの光景もこれからも見れるか…

男に未練…あっ

和人元気にしているのかな


俺は失踪したことになっているのかな…

謎だ…

もう眠い…寝るか

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