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決戦!! スサノオノミコト対ヤマタノオロチ

作者: ひろ
掲載日:2026/10/18

 人里に下りてきたヤマタノオロチ!

 それを迎え撃つスサノオノミコト!!




 「イラッシャイマセ〜! ご注文お伺いシマ〜ス!!」


 「あー、俺ビールで。他〜、ビールの奴〜?」

 「あ、俺もビールで。」

 「俺も。」

 「俺はそば焼酎、お湯割りで。最近血糖値高くてさ〜。」

 「俺、日本酒。」

 「俺、カシスオレンジで」

 「俺もカシス」

 「えーと...俺は烏龍茶で。下戸なんで。」


 「かしこまりました〜!!」


 

 (バラバラなもん頼んでんじゃねーよおっ!!

 しかもカシスとか女子か!

 しまいにゃ一頭がノンアルだと? 胴体共通なのに下戸だと?)



 酒を食らわせ、酔い潰してから殺す作戦に出たスサノオ。予想外の展開に頭を抱える。

 しかしここで撤退は許されない!!



 (焼酎の奴には工業用アルコール(99.5%)でも飲ませるか。蕎麦湯少し混ぜりゃそれっぽくなるだろ、相手爬虫類だし。

 日本酒の奴にはあれだ、180mlパック酒。アル中御用達。まともに飲んだら死ねる!!)

 

 (カクテル組は割と簡単だ。甘いから度数が高くてもバレにくい。スピリタス(度数96%)の原液で作ったろ。ダメ押しに目薬も入れたろ。)

 ※犯罪です



 四頭撃破。

 残り四頭!!



 (問題はここからだ。

 ビール組がその後も他の酒に手を出しやがらねぇ。

 一体どうする...?)



 「スサノオさん。これをお使いください。」



 振り返るとそこには老夫婦。

 娘をオロチの生贄にはさせぬと、並々ならぬ決意を持って最前線にやって来た。

 手には洋物の酒!!


 「これは、スコットランドが誇る世界一イカれたビール、”アルマゲドン”。

 アルコール度数65%の馬鹿ビールです。」


 どうやって手に入れたそれ!?


 とにかく老夫婦のナイスアシストで三頭も撃破。


 残るは下戸の一頭のみ!!



 (残り一頭なら戦って倒すか?)

 スサノオが剣を構える。

 それを抑える老夫婦。


 「お待ちくださいスサノオさん。ここはこの爺が行きます。ダメ元で烏龍茶と騙してウーロンハイを飲ませてみましょう。」



 「お客様〜。グラスが空いているようですが、烏龍茶のおかわりはイカガデスカ〜?」


 「ありがと。んじゃお願い。」


 「喜んで〜!!」


 かくして出されたウーロンハイ。そうとは知らず口をつけるオロチ。

 果たして!!



 「おえええええええええぇ!!!!」



 一口飲んだ途端、盛大に吐き散らかすオロチ。

 下戸は本当だった!!

 胴体は共通なのにどういう原理だ!?

 とにかく大成功だ!!



 八頭すべてを酔い潰したスサノオ達。スサノヲが八頭の首に剣を振り下ろす。

 遂にヤマタノオロチは絶命した。


 ヤマタノオロチを倒した!!



 ありがとうスサノオ。

 ありがとう老夫婦。

 君たちのおかげで出雲に平和が訪れたのだ!!



 **********


=奈良•古事記編纂室=


元明天皇「これさぁ...、後世の人が信じると思う?」


大安麻侶「まあ、無理でしょうねぇ。」




おしまい


※スコットランド 建国:841年

日間歴史短編2位!!

やったぜ! と思いながら他のランクイン作品を読んでみたら...みんな面白いじゃん! ていうかみんな真面目に書いてるじゃん。

なんだか恐れ多くなってまいりました。(反省はしない)

→1位になった! 初めて1位が取れました。ありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
くだらねぇw めっちゃ笑いました。いやホントになんでこんな笑ったんだろう……?
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