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Elatic Library(静電図書館)  作者: わとし
探査記録簿ver.2
7/12

探査記録VOL.6「実態調査」

記録者:A-02(主任モニター担当)

    B-17(分析官)

    Cクラス調査員(C-20132)

    装備:脳内装着型音声・映像記録装置


注意点:特になし

A-02:

接続確認。


映像・音声共に安定している。


調査員:

了解。


先程、入りました。


両側に本棚のある通路のような空間ですね。


調査員:

ん……何か聞こえる。


A-02:

こちらにも記録されている。


「ザ……ザ……」という断続的なノイズ。


(数十分経過)


調査員:

……おかしい、さっきもこの棚通った気がする。


A-02:

映像比較中……


構造は類似していますが、


微妙に異なります。


調査員:

前に何か見える。


……テーブル?


誰かいる……?


A-02:

映像からこちらも確認済み、接近せよ。


調査員:了解


(※映像に強い歪み発生)


調査員:

……っ、いない……。


いや、さっきまで——


(※映像が真っ赤に染まる)


A-02:

映像異常、復旧できるか?


調査員:

……見られてる。


(通信が途絶える)


A-02:

……通信、完全に断絶しました。


信号も追跡不可。


B-17:

これは……強制遮断か、


――後日談――


A-02:

結局、C-20132も


帰ってこなくなってしまったな。


B-17:

見せるべき範囲だけ見せて、


本質には絶対に触れさせてくれない。


A-02:

いや、もしかすると……今回は、


見ようとしたという意志自体が試されたのかもしれない。


あの手紙にあったリリアの仕業か?


B-17:

いや、これはリリアじゃない。


空間そのものの意志だ。


静かに、でも確実に、我々を――

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