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きみとあなただけの教室  作者: ぐれこりん。
76/76

後書き ※大量のネタバレあり

雲母

「…そうだね。綺麗にしたい。汚れちゃったら綺麗に洗濯しなくちゃ。汚いままだと病気になっちゃうし、不潔だと周りから恥知らずだと思われちゃうかもしれない。それは良くない。綺麗にすべきだよね」


え?どういうこと?(書いてる自分)


雲母が法助の背中に手を回し、もう片方の手を握る。そして【ワルツを踊り出した。】法助はなすすべもなく踊らされる。


あああ!洗濯してる!回してる!回してる!(書いてる自分)


終わりです。読んでいただき本当にありがとうございました。自分で書いて、誤字のチェックをしてる時に読み返して何度も泣いてめちゃくちゃ心が抉られました。あまりにも辛いので頭の中で彼等の姿を制服を着たチンパンジーに変換してチェックしていました。

書いていて話の本筋だけは決めてキャラクター達が不自然無いように進めていくというスタイルで書いていたんですが、予想外のことがかなり起こってしまいました。だけど面白かったのでそのまま話を続けて行くっていうことが多々あったんですけど、箱柳は最初、普通に法助を利用する為だけに近づいてただ嫌われて終わる予定だったんです。ですが法助の事が好きだったという風に舵取りしたら法助と雲母の恋が激しく燃え上がったっていう…。もっと粛々とした話を想定していたんですがぶっ飛んだ作品に仕上ってしまいました。ですが満足です。書いていて楽しかったですし、書けて良かったと思っています。愛をテーマにする作品は中毒性が高いですが、自分も結構ダメージを受けますね。途中から自分が読みたいがために書いていました。


・書き始めた理由。


メインで連載しているセカンドファイアという電波作品に出てくるヒロインの黒澤光が、主人公の白峰花丸の事を好いている設定だったのですが、うん。それで? って感じだったので恋愛小説を書いて練習してみようかなと。私は恋愛小説を読んだことが無く、愛についてかなり疎い性格だったので書けるか不安だったんですが、自分で読んでみて意外と面白く仕上がったんじゃないかなと思っております。

いじめをテーマにした理由は、なろう小説って結構ハーレムが多いと思っていまして、その路線で行ってみようかと少し考えてもいました。しかしそれをやっちゃうと1人に注ぐ愛が薄くなってしまって練習の意味が無くなるので、頑張っても私生活1つ上手く行かない冴えない主人公として法助を作り出しました。最初ちょっと花丸に引き摺られている気がしたのですが、創作を続けていくうちに彼らしさが出始めて安心しました。

雲母に関しては自分の好きな女の子、というより、模範的で美しい、完璧な女性をイメージして作りました。実はプライベートの事情もかなり盛り込んでいまして、私には姉がいるんですけど自分とは違い容姿に恵まれていて、月に何回も告白を受けるほどモテたそうです。別の学校からもお付き合いの申し出があったそうです。教科書のモデルっていうのも実話ですね。姉が制服を着て教科書に載ってました。全然知らない人から私の姉のことを知ってるぞって言われて驚いたことがあります。

筆者の私がいじめを受けたことがあるか気になる方もいるかも中にはいるかもしれませんね。学生時代にも社会人になってからもあるにはあるのですが、法助ほど壮絶ないじめは経験していません。いちばん酷いので箒が折れるまで殴られた程度で、やられたらやり返すのでやられたくない向こうは私にあまり手を出しては来ませんでしたね。現実もっと酷い思いをしている人ももちろんいると思われますが、あまりに残酷で救いがないと法助が潰れてしまうので法助を救いつつ作品の中で苦しんで頂きました。

バッドエンドにするならキャラクターを作中で痛めつけて苦しめる必要が感じられないと思っていたのでハッピーエンドは予め決まっていたことです。勿論そういった作品を否定する気はありませんがポリシーと言いますか、持論ですね。バッドエンドに関してはあまり好きじゃないので、魅力的なバッドエンドの作品があるなら読んでみたいものです。


・純愛としての前半と繋ぎとして枝分かれした後半。


法助の恋に関しては、雲母と琥珀が2人で歩いて帰っているところで自分の中では終盤を迎えていたんですよね。前半は法助が自分の私生活を充実していく話。雲母が徐々に自分自身を解放していく話という風に書いていました。好きな人が誰かと一緒に歩いている。あれを目撃したら普通の人は諦めて別の人を探します。はっきり言って死ぬ程辛いですからね。けれど自分の不甲斐なさに気付かされた法助は雲母への確かな愛を自覚して自身の愚かさに咽び泣きます。

そこから怒涛の展開で、箱柳が法助のことが好き、雲母がワルツを踊って法助君を洗濯するなど目まぐるしいテンポで作品が進んでいきました。あの辺からPVが伸び始めていたので、もしかしたら読んで頂いてる方々の後押しがあったんじゃないかなと思っています。仕事中涙が溢れだして止まらなくなった時にPVを確認するとガッツリ伸びてたりして、ああ、誰かがこの作品に共感してくれたんじゃないかなって思ったりもしました。認められるってとても嬉しいことですよね。報告ツイートをしたらいいねやリツイートをしてもらって凄く嬉しかったです。書いててよかった、と思えたのもあの辺でした。追って読んでくれた皆様には本当に感謝しております。誰かがこの作品に触れて涙を流したのなら、きっとそれは私の為に流された涙なので全て飲み干してしまいたいほど愛おしく思っております(重)


・法助と雲母以外のキャラクター達。


自分の中では箱柳が1番好きなんですが、使ってて面白いと思ったのは琥珀ですね。如何に憎たらしい悪役を使えるかが小説を書く上で認められるポイントになるんじゃないかと思っている節もあるので、彼には特に気を使ってました。ただやられるだけだと琥珀本人も嫌がるので、私自身の設定も盛り込んでます。するとスルスル動いてくれて楽しかったですね。革バンドでしばかれて背中に痣とか、耳を引っ張られて血が出たとか、私が実際に母親にやられた事で、風邪をひいた時に病院で背中の痣の事を父が医師に実際に聞かれた事があったそうです。母とはめちゃくちゃ口喧嘩して何度も泣かせたことがあったのですが、今はとても仲良く上手くやってます。一人暮らしをしているのですけど、週一で電話がかかってきますね。それは置いといて物語に真実をほんのひとつまみ盛り込むと魅力が増すというのは本当にそう思ってることで、実際やってみて自分で自分に共感していました。こうやって語れることも幸せだと思っています。


・兄妹愛。同性愛について。


梵兄妹と憲助の話、天使と日陰の話。さらには薔薇騎士物語の海鼠とか多岐にわたる恋愛事情を盛り込み混沌とさせてましたが、姉と弟の話が無いと思われた方がいるかもしれません。自分には姉がいるのでそういった感情を抱くのがありえないと思っているので書きませんでした。そして書く予定もありません。リクエストがあったらあるいは書くかもしれません。ただちゃんと書けるかは分かりませんね。申し訳ありません。天使と日陰の話はかなり人気があったんじゃないかなと思ってます。読んでて面白かったですが、彼女を出すと他の話が薄くなってしまうのであまり出さない方がいいんじゃないかと脳内キャラ会議が勃発するほどの脳内論争が始まっていました。頑張ったのに可愛そうですね。


・元のキャラクター。


実は別の創作物のキャラクターを流用して出したりしてました。雲母の初設定は堕天使で、能力として全ての女性を操るというチート能力があり、さらには敵キャラでした。天使はモルガナ・レジェナというセカンドファイアのウォルター・レジェナの姉にあたる人物ですね。癖が強くさらに実力もあるけど、トラブルメーカーでいつも厄介事に巻き込まれています。本人もその自覚があるのか運がとにかく悪いと同伴者の法助に忠告していましたね。

憲助と琥珀、さらには雲母にも特殊能力があります。憲助には自分から接触しない限りバレない能力を、琥珀と雲母には掴んだ相手の力を操る能力設定にしました。法助にも地味に憲助の能力が引き継がれてますが、そこまで使いこなしていません。物語を壊さないよう派手すぎない能力にしたつもりですが、憲助の能力なら異世界転生してもやっていけそうだと思ってます。なので琥珀を倒す最後のトリで使ってもらいました。


・最後に。


テーマがテーマなだけあって酷評、低評価がガンガン来ると思ってたんですが、そんなことはありませんでした。(今の所)書いているのを見守っててくれる優しい人達で良かったなと安心しています。

ちょっとセンシティブな内容を挟んだのは琥珀の発言に現実味を帯びさせるためのエッセンスだと思っていただければ幸いです。ただ書いてる最中、書こうと思えば私にだってエロ書けるんだぞっ!って謎の競争心が湧いて過激になりそうな自分を抑えてたのは事実です。人間できる事を全てやると失うものも多いのかもしれませんね。いつかかけるといいなと思ってます。エロ。

ここまで読んで頂いて本当に感謝です。正直全然PV付かずに終わるんじゃないかと思ってました。けど、1000人以上ユニークが増えたり、見てる人は何度も読み返してると思えばやる気がどんどん溢れてきて最後まで完走することが出来ました。途中で飽きて尻切れトンボで終わらなくて本当に良かったです。見てくれている人達は本当に大事ですね。私は書くのに夢中になっていて、それをちゃんと読んでくれている人がいると思えば胸が熱くなりました。こんなありふれた作品を読んで頂いて、時間を割いて貰って本当にありがとうございます。本当に感謝しかありません。この作品を見て何か感じることがあり、あるいは涙を流す人がいたなら、その時の貴方、もしくは貴女の心は私のものです。頂いたものはしっかり味わって他の作品の創作に当てます。ではまた別の作品にてお会いしましょう。読者の皆様、心から愛しています。


※サイレント改稿しますが、本筋は変えませんのでお気になさらず。作品を終えて不自然な場面や伝わりにくい所に補足を入れたりします。お騒がせするようで申し訳ありませんが御容赦ください。

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