64式多目的弾薬
64式多目的弾薬の紹介と、あわせて上海駐屯地に配備されている61式戦車もご紹介
この弾薬は少量の炸薬ながら、以前の20ミリ機関砲弾に匹敵する猛度を持つ新型炸薬を封入されている。
さらに超小型マイクロチップにより、AIの設定した距離で爆発するように設定できる。
つまり、車両を撃つ場合は、わずかな遅動をかけて、薄い外板(自動車なら0.5ミリ)を抜けてから炸裂する。
それ以外なら命中と同時に炸裂するように設定できる。
こう書くと「人間相手になんと危険な」ととられかねない。
しかし、現代のこの戦場では生身の身体をほいほいさらすような間抜けはいない。
自律戦闘機能を持ったドローンの二足歩行タイプがやってくるのである。
というのも、かっての12億人を数えた中華人民共和国時代とはちがい、同共和国が崩壊した際の激しい内乱(一部では戦略核兵器が戦術的に使われるというケースもあったという)、前世紀にとられた人口抑制策なども影響して兵役につける人口がやたらと失われ、今では「ジャイアントパンダなみ」に貴重とされている。
また、群雄割拠から、地方軍閥ごとの基礎的な体力が異なり、貴重な兵士の損耗を嫌うようになっている。
そのため、二足歩行やまたはクローラ―式の小型ロボットやらが攻めてくるのである。
当初はレーザー銃も使われたが耐熱性の高いセラミック、加熱されたらガス化して熱を奪うタイプの断熱材などの複合装甲には手を焼き、やはり実体弾での打撃が望ましくなっている。
ただし、大口径のレーザー発射機となれば、単位時間あたり手持ちのレーザー銃より遥かに大きなエネルギーを叩き込めるために、簡易な防御策を圧倒できるからこちらは、まだまだ君臨しているのである。
例えば、同じ駐屯地に展開している第3戦車大隊の61式戦車などは、60式電磁戦車砲と、59式多用途レーザー砲を装備している。
電磁砲は初速と仰角を変化させ曲射弾道を描いて間接射撃もできる。一方のレーザー砲は対空にも使える(きちんとした外部からの早期警戒情報や射撃管制に必要なデータさえ来るならば、弾道ミサイル防御にすらも使える)
装甲については、ミサイルや徹甲弾にはアクティブ防御が有効になっているために対レーザーに特化している。
エンジンは現代からみたら、古くさいハイブリッド型である。つまりディーゼルエンジンで発電機を回し電力を蓄え、レーザーや電磁砲を駆動する。
これは万が一、蓄電システムが不具合になっていても、エンジンから直接動力を得られたら、最低限の戦闘を可能とするためである。
こうした工夫で61式戦車は、4人乗り35トンの車両にまとめ、現代の陸上自衛隊の主力戦車となっている。
なお対空用に特化した62式対空自走砲や、火力支援用の59式自走砲、60式装甲車なども同一車体から生み出されている。
(厳密にいえば、59式の車体こそが、共通車体として先に設計されているのだが、システムとしては61式戦車のファミリーとされている)
これらの車両を配備された我が上海駐屯地についてもおいおい紹介していきたい。
古いマニアの方ならお馴染みの名前の車両やらが出てきます(^-^)