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召喚してみよう。

勢いに任せて書きました。

では……


「なんとかしなければ……」


聖女は考えた。そして一番初めに思い付いたのが、呪いを消す魔道具を作って皆に装備させては?


しかし無理だった。呪いを消す魔道具を開発する為の職人も皆死んでしまった、残っているのは高齢の引退した職人しかいなかった。


次に考えたのは、増強する呪いなら逆の弱体する呪いを掛ければ相殺されるのでは?


しかしこれも無理だった。やはり呪いを使える魔術師も皆死んでしまっていた。


そして次に考えたのは、聖水で清める方法だった。

普通の呪いであれば聖水は効果的で呪いを消せる確率は高かった。しかしそれは肉体への呪いの場合だ。

実際呪われた者に聖水を掛けてみたが効果は無かった、しかし諦めきれなかった聖女は思い切って聖水で作った池に呪われた者に入って貰った。

驚く事に効果があった……しかしそれは池に入っている間だけであった。

無理を言って長い時間入って貰ったが、やはり池から出ると呪いは復活していた。

そしてその者は風邪をひいてしまった。


聖女は悩んだ。


そして思い出した。聖女しか出来ない事を……勇者の召喚を!


しかし、勇者は100年に一度しか召喚出来ない。


勇者を召喚してからまだ、6年しか過ぎていないのだ。


「勇者でなくていい、強靭な回復力を持った呪いを消せる者を!」


もう国の中には若い男はいない……女性は性欲を発散出来ない為に飢えていた。

今、街中に行けば一瞬で襲われるだろう。


噂では女性冒険者が100人でゴブリンを襲いに行ったらしい……殺しに行ったのではなく捕まえに……


昔から避妊の効果があるチュリットと言う花の蜜がある、その蜜をゴブリンのアレに掛け捕獲したゴブリン10匹が死ぬまで100人で行為におよんだらしい。


さすがのゴブリンも恐ろしくなって逃げたとの落ち付きだ。


次に狙うはオークだとか……


だから召喚した者が、もし襲われてもすぐに死んでしまわないように強靭な回復力を……そして呪いを消す力を……


成功するかもわからない召喚に、聖女は祈った。


すると聖女の前に描いた魔法陣が光を発し、眩い目も開けていられない程に光った。


そして聖女が目を開けて見ると驚きの光景がそこにはあった。


描いた魔法陣の真ん中で横に寝ている者を


そして上半身は服を着ているのに下半身はお尻を出して、聖女からは見えないがお腹のあたりで手を忙しそうに動かしている者を


そしてその者が声をあげた。


「聖女様~~~うほっ~~」



読んで頂きありがとうございます。

どなたか率直な感想いただけませんでしょうか?

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