三者面談(笑)
ブックマーク登録ありがとうございます!自分のじゃないよね?←
今回は少し短いです(いつも短いけど更に短い)
事情は分かったが、まだ分からないことが沢山あるな。聞くだけ聞いてみるか。
「なるほど……その前に色々聞きたいんだけどいいか?」
もしこれでダメと言われたら何も言えねぇ……
「はい、私に分かることであれば出来る限りお答えいたしましょう」
どうやら大丈夫なようだ、だがまだ安心できないが。
「じゃあ聞くが、俺を召喚したのは君か?」
「…………はい、私が貴方様をお呼びいたしました」
答えるのに間があったのは嘘をついたからか?それとも誰かに命令されてやったからか……まぁ気にしても仕方ないか。
「ここで長々と話すのも……皆が待っている所へ行きましょう」
ようやく謁見か?国王はどんな人なんだろうな。
しかし、皆ということは大臣や貴族がいるんだろうな……あぁ嫌だな、すげえ緊張するな。
ただの平民である俺には礼儀作法なんてまるで分からない。
「こちらです……私の後ろをついてきてください」
奥に上へと続く階段があった。しばらく登ると先が見えない廊下に出た。天井にはシャンデリアが一定間隔で吊り下げられ、壁には絵画がかけられていた。窓があってステンドグラスになっているのを見るとこの世界は少なくともよくあるゲームレベルの技術力があるわけだ。
そんなことを考えながら長い廊下を歩いていくとやがて目の前に金や宝石の装飾がしてある大きな扉が現れた。
ここか……いくら異世界人だからといって礼節を欠けば簡単に殺されてしまうかもしれない。出来る限り言葉遣いと所作に気を付けよう。
コンコン
「私です、ローラです。勇者を連れてきました」
ローラがそう言うと少しして恐らく王であろう声が聞こえてきた。
「……入って参れ」
「勇者様……どうぞお入り下さい」
ローラはそう言って右に寄り、扉を手で示す。
……………えっ?開けてくんないの?セルフサービスなの?
「し、失礼いたします!」
ギギギギギ……開かねぇ!絶対嫌がらせだろコレ!
もしかして押すんじゃなくて引くのか?でも取っ手ないけど…………
「あの……勇者様、その扉は横にスライドするのです」
はい?………昭和か!超アナログだな!くそっ、恥ずかしい。なんなのこの羞恥プレイ。
ガラガラガラ……もうなにも言わないことにする……。
扉の先は広い空間となっていて、玉座には王らしき人が座っていた。
何故か大臣とか貴族が居ないのが気になるが、とりあえず挨拶をしないといけないな。
しかし、ここ本当に城の中か ? 侍女とか騎士とかいないのかな?
「え~と、異世界から来ました。名前はトモヒロと申します」
俺がそう言うと王女がへぇ~って顔をしてた。あ、そういや王女には名乗らせて自分は名乗ってなかったな。
最低だな…俺。まぁ、今度から気を付ければいいさ。
「ほぅ……お前が勇者か。私は見ての通り国王だ」
……え?それだけ?まぁ確かに見たら分かるけども。王女の性格はこいつに似たんだろうな、多分。
ってか今気付いたけど皆って言ってなかった?どう見てもこいつ一人だろうよ!隠れてるなら分からないが全く気配しないんだけど。
いや、気配とかわからんけども。どうなってんだ?
次回……やっと話が進……まないかもしれません
読んでくれた方ありがとうございました!