潜水艦出港!そして奇襲
読んでくださっている方、ありがとうございます。相変わらず短いですが、以後は長くかけるように善処致します。
徹は潜水艦イ10の艦長室でクルーの名前を覚えるのに手間取っていた。
「あーー、だるい。俺人の名前とか覚えるの苦手なんだよね。それになんだよこの人数、クルーが90人とか多すぎだろ。自衛隊でも80人程度だったぞ」
愚痴を言いながらも一生懸命名前を覚えようとは努力をしていた。そんな時、ノックの音が聞こえた。
コンコン
「どうぞー」
「失礼します、僕が副長になる事になった加藤正清です」
「俺は艦長の山下徹だよろしく副長殿」
「こちらこそよろしくお願いします」
「で、俺に何か用かな」
「はい、出港まであと20分程です。発令所の方にお願いします」
「了解した」
徹は返事をすると発令所へと向かって行った。
「間も無く出港10分前」
副長がそう叫ぶと皆んなそれぞれの仕事を終わらせようとしている。
そして出港の準備が整い潜水艦イ1からイ10まで一世に出港しようとした時、港のサイレンがなった。
「何事だ」
「艦長!司令部より通信」
「なんと言っている」
「中国と韓国より宣戦布告、至急警戒されたし、との事です」
「何!宣戦布告だと。他の艦はどうしている?」
「他の艦は出港しようとしています」
「我々も出港しよう。唯、対空見張りを厳となせ。他の艦にも対空見張りを厳となすように伝えろ」
「了解しました」
全艦が対空見張りをしている時、事件は起きた。
「レーダーに感あり。左90度距離10マイル」
「総員戦闘配置」
「総員戦闘配置」
副長が復唱した。
「ハッチ閉め(ハッチ閉め)、ベント開け(ベント開け)注水急げ(注水急げ)、潜横舵下げ舵いっぱい(潜横舵下げ舵いっぱい)急速潜行!(急速潜行!)」
艦長が号令を出すと副長が復唱し艦内が慌ただしくなる。
「ソナー。スクリュー音感知したらすぐ知らせろ」
「「了解!」」
「艦長大変です」
「今度は何だ!」
「他の艦が潜行出来ていません」
「何故だ?」
「イ1から通信!」
「何て言ってる?」
「我、敵機の攻撃により潜行不能。左に10度傾斜中」
「イ1はやられたか。他は!」
「イ7、イ8共に潜行中。他はまだです」
「潜行出来てない艦に潜行を急がせろ」
「「了解」」
宣戦布告の後直ぐに奇襲されたことにより、潜水艦隊は10隻中6隻を失い、残りの四隻の内2隻は防衛、もう2隻は敵艦隊に向かっていた。
しかし奇襲をされたのは潜水艦隊だけであったので、建造中だった護衛艦、空母、補給艦に損傷はなく、間も無く進水予定である。




