着任致しました
読んでくださった方ありがとうございます。
独立国家エリアの某軍港に一人の男がいた。彼の名は
山下徹。彼の家は代々潜水艦乗りの一家で曾祖父は大日本帝国海軍に、祖父と父は自衛隊の潜水艦乗りだった。彼が何故ここにいるのかというと、エリアが誕生してから少したった時日本ではエリアへ行きたいと言う人達を探していた。勿論、軍も作るため自衛隊も行きたい奴はいないか探していたが、中々人が集まらない。そんな時、当時、二等海佐だった徹は自ら行くと名乗りを上げた。徹の行動に吊られたのかその後何人かが名乗りを上げた。
徹は自分が乗ることに成った潜水艦イ10の前に立っていた。そんな時声が聞こえた。
「おい、貴様そこでなにをやっている」
徹が振り向くと銃を構えた憲兵らしき人達がいた。
「俺は、新しくこの潜水艦の艦長になることに成った元海上自衛隊二等海佐山下徹です」
一応『元』を付けておいた、だってもう自衛隊所属じゃないし。
「し、失礼しました、新しい艦長だとはしらず。で、ですが司令部の方には行かれてないのですか?」
「いや、まだきたばっかで行ってないけど。何か悪いことでもあったりするの?」
「いや、悪い事ではないんですけど、司令部にいって階級と役職を確認しに行かなければいけないですし、艦長ならクルーの名簿とかもありますから」
「あ〜、確かにそりゃマズイね。んじゃ今から行きます。って言いたいんだけど司令部の場所わからないんだよね。教えてもらえるかな」
「いいですよ。おいこのお方を司令部までお連れしろ」
「「はっ!」」
「ふー、ようやく司令部に着いたよ。君たちありがとね」
「「はっ!では、我々はここで失礼します」」
憲兵の人達に礼を言った後司令部の方向に足を向けた。司令部に入ると受付らしき人物がいた。
「あのー、すいません」
「はい、なんでしょう?」
「実は今日この司令部に着任してきたんですけど、手続きとかしなきゃいけないんですよね?」
「今日着任されたばかりなんですか!それは大変でしたね。あっ、手続きでしたね、少々お待ちください」
(いやー、受付の人めっちゃ優しい人でよかったー)
そんな事を思っていると、
「では、お名前と自衛隊にいた時の階級を教えていただけますか?」
「はいっ、分かりました。名前は山下徹、自衛隊にいた時は二等海佐でした」
「山下徹様ですね、階級は二等海佐ですね、ってええーーーーーーーーーーーーーーーーー、に、に、二等海佐ですか!」
何故か物凄く驚かれている理由を山下は知らなかった。
「あのー、階級に何か問題があったんでしょうか?」
「問題大有りですよーー。な、何で二等海佐の人が自衛隊やめちゃったんですか。自衛隊にいた時の方が給料とかよかったのに」
「確かに自衛隊にいた方が給料はいいかも知れないけど、僕はあまり自衛隊という組織が好きじゃないんだ、だからこっちに来たってわけ、取り敢えず手続き終わらしてくれるかな」
「す、すいません。二等海佐なんて初めてだからつい。・・・・・っと、はいこれでこちらでの手続きは完了しました。この後潜水艦は2時間後に出港予定なので急いで港に向かってください」
「えっ、マジで?」
「マジです。あっ、あと貴方の新しく階級をお伝えして置きます。貴方の新しい階級は、独立国家エリア海軍大佐になりますので、これからこちらを名乗ってください」
「了解しました」
徹は返事をすると足早に港へ向かっていった。
感想や誤字脱字等を教えて頂ければ幸いです。これからもよろしくお願いします。




