理念2
さて、そろそろ裏の理念とやらを語ってもらおうかぁ。
フラグかどうかわからない様なもの立てておきながら、だんまりとは良い度胸だなぁオイ。
誰ですか、あなた……
とまぁ、僕の変な妄想はおいといてッポイ
世界には幸せと不幸せがある。
それは半々で存在する。
人数ではなく、量だ。
だから幸せな人がいる反対で不幸せな人が存在する。
願いを叶えると言う行動は幸せの量を消費する事で叶う。
その消費先は叶えるために使ったモノや人だ
しかし、意識的ではなく、無意識によるものだ。
だから僕達は願いを叶える手伝いをして消費の一部を分けてもらうのだ。
長々と語ったが、別にこれが世界の心理と言う訳ではない。
部活内だけでの教えみたいなものだ。
教えなんて言うと宗教みたいだけど、そういうのではない。
ただ、そういう事を頭の片隅において生活していくのは楽しそうだと思ったから僕はこの部にいるだけだ。
部室にいる時はだべってる事の方が多いしね。
だけど、この部はなかなか年季が入ってる。
僕達四人が入るまで、部長1人だったのに部室は与えられていた。
伝統があるからだろうか。
でも、あまりこの部の存在を知っている人はいない。
まぁ、学校の片隅にあるような部だし仕方ないけどね。
僕達も偶然見つけて、なぜか惹かれたから入部したんだし。
まとめると、面白そうだから入っただけだな。ほんと、変な宗教話じゃないんだからね。
誰得だよ、そのツンデレみたいなやつ……
ねー、ねーお母さん。
あの人空見ながらなんかぶつぶつ言ってるよ?
ダメ、見ちゃいけません。行くわよ。
………早く帰ろ……