聞かなくていい言葉
「ほんっとにバカだよねーw」
「え、あいつヤバすぎ!!流石に距離置くわ」
別に、自分に言われていることじゃない。
別に、気にしなければいい。
でも、人っていうのはどうにもマイナスなことはよく聞こえてきてしまう。
だからって、耳を塞いでも視線がある。
目を瞑ってもどう見られているのか分からない。
だから、その空間からいなくなるのが一番安全。
それしか考えられる道がない。
「早く勉強やる!」
「みんな辛いんだよ」
「比較的簡単なものだと思うけど……」
「どうすれば分かってくれるの?」
そんなこと、私だってわからない。
嫌なことほど記憶にこびりつく。
どれだけ楽しい思いをしても、時々その思い出は降りかかる。その世界に戻されることだってある。
それは、多くの人にとって嫌なことだ。
辛くて、苦しくて、ストレスになることだってある。
楽しい時間が減る。
だから、人は救いを求める。
報われたい、今まで耐えてきたものを投げ出してしまいたい。
でも、
いざ聞かれた時、救われ方がわからなくなる時がある。
助けて欲しいけど、
助けられ方が分からない
言葉で共感されても、それで終わりだ。
同情なんてもってのほか。
考え方なんて、人間簡単に変えられるもんじゃない。
目に見える、見通しがある救いが欲しい。
そう言っても、その具体的な例はあるのか?
まず、真剣に受け止めてくれるのだろうか?
根本的解決には至らないのではないだろうか?
そう考えると、
私は、救いを求めることが難しいと感じるんだ。




