プロローグ_特別な海域の島と出生
主人公は転生してます。
添削、ご指摘、いつでもお待ちしております
※段々付け足していくかもです何しろ素人ですので(*^^*)
ここは、世界の片隅にある“特別な海域”の小島。
島の全ては平らで、一面が草原に覆われている。
夜になると、海面が上がって島は飲まれそうになる__そんな、不安定な場所だった。
__島の片隅に、古びた孤児院がひとつだけ。
そこが、私の生まれ育った場所だった。
……前世の記憶を引き継いでこの世に生まれてきてしまった、
異端児である、私の。
島の大きな病院から離れた、
島の何処かの、家の部屋の隅。
人の声と、気配がしない仄暗い場所で、母は私を産んだ。
その後、疲れた息をする母に、すぐ布に包まれて、家の玄関をでた。
抱かれたまま島の太陽を浴びて、目まぐるしく変わる色とりどりの光にくらつきながら、
ゆらゆらゆらゆら
コツコツコツ
ずっと同じリズムの音が心地よくって、母親の胸の温もりに安心して、そのまま私は眠ってしまった。
後から、母親は島ではあまり知られていない海辺まで歩き、入水自殺をしたと聞いた。
肌寒かったから、秋か春の初めだった。
目がろくに見えなかったから、母親の顔を覚えていない。
見てくださって有難うございました(*^^*)
亀より遅い更新速度ですが…頑張ります
素人なので、ご指摘お待ちしています。
短編版はプロット的なのです…