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プロローグ Happy ever after(いつまでも幸せに暮らしましたとさ)

純愛な異世界恋愛を書きたくて連載を始めました。ラストまで完成していますので、毎日更新予定です。

お付き合い頂ければ、嬉しいです(*^▽^*)

 寝台で私は横になっている。周りには私の愛する子どもや孫たち。私には一生持つことはできないと思っていた、愛する家族。


「カナリヤ、頼む。僕を置いていかないでくれ。君が僕を孤独から救ってくれたんだ」


 私のしわだらけの手を握り、夫は涙ながらに呟いた。初めて会った時、夫は二十歳を少し過ぎたばかりだった。彼の美しかった銀髪も、今ではすっかり白くなった。長い年月を、彼と共に過ごせた幸福をかみしめる。


 心の中で彼に告げる。

 トーマス様、私こそあなたに救われてきたのに。ごめんね、置いていくようなことをして。でも、あなたも後から必ず来てくれるわよね。あのね、できればゆっくり来てね。私が愛する人たちを、あんまり悲しませたくないから。

本日はあと2話投稿します。よろしくお願いします(*^▽^*)

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